葵居ゆゆさんのレビュー一覧

花のオメガと溺愛王子 ~いとし子と運命のつがい~ 小説

葵居ゆゆ  篁ふみ 

甘々なオメガバもの

作家買い。
葵居さん作品はスパダリ×薄幸受けが多いイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことのないお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





オメガの夏芽はイギリスの大学に通う大学生。
真面目で品行方正、言い方を変えると人との関わりを極力避けひっそりと生きている。その夏芽も無事大学の卒業を迎えることになった。今まで遊びとは無縁だった彼…

8

とろけるまで縛って 小説

葵居ゆゆ  雪路凹子 

SMって良いかも

表紙からドキドキなわけですが、
どうなるの?どんなプレイが待ち受けてるの?ドキドキはらはら!

ひょんなことから痛みで感じてMに目覚めるも信じたくない星卯、
上司の波留河さんが確認しようとSMに付き合ってくれることに…
受け止めてくれてる?突き放してる?キリキリ辛切ない。
からの巻き返し!に惹きこまれました!!!

星卯のへこたれない強さ、どんどん深みにハマり、開花して蕩けてく様は…

0

森の神様と強がり花嫁 小説

葵居ゆゆ  小椋ムク 

あまあま!ほっこり!

蒼星(攻めさん)が亜耶(受けさん)のことを大切にするあまり手放してしまう。
でもそれは亜耶にとってはとても不本意なものでした。

大事だから、手放す。
大切だから、自分の勝手な感情でここに縛り付けてはいけない。

そう思う蒼星の気持ちとは裏腹に亜耶は蒼星のもとにいたいと思っている。

そのすれ違いを解決したのが紅峰さんという神様でした。
最初は味方なんだかなんなんだか分からないの…

0

森の神様と強がり花嫁 小説

葵居ゆゆ  小椋ムク 

独りよがりはろくなことが無い


森に縛られる孤独な森の主と森の主の花嫁の印をつけられた少年の誤解が解けるまで。


父親と禁断の森に入り、1年ののち森の主の花嫁の印をつけて帰ってきた亜耶(受け)。
何故かその間の記憶をなくした亜耶は森の主の花嫁なため村人に保護(軟禁)され、成人を迎えるとすぐ森の主・蒼星(攻め)のもとへ行かされます。
花嫁の印を持っていたため、森の主が恐れる村人たちから飢えさせず傷つけず成人を迎えさ…

0

箱庭のうさぎ 小説

葵居ゆゆ  カワイチハル 

甘い共依存

共依存というと誰も入り込めない薄暗いイメージが結構あるのですが(丸木文華さん「言いなり」など)、こちらは攻めの聖がひたすら甘やかすので甘々で薄暗い雰囲気はありませんでした。響太のカウンセリングは必要だと思いますが…

響太は聖が好きだという感情に気付いていなくてもベタベタで弱っちいし、その割に仕事では一応自立している。聖はブレず我慢強く過保護。散々な少年期の響太を聖が守ろうと優しくするのは心に…

0

森の神様と強がり花嫁 小説

葵居ゆゆ  小椋ムク 

甘々溺愛系で癒されます

甘々溺愛系。
攻めは愛する亜耶のためなら自分と離れて生きていくことも許してしまう系の溺愛でした。何もかもを許してしまう感じ。
受けは少年の瑞々しさのある子で、女々しい感じがないタイプ。
動物達と一緒に住んでいるところが心温まる感じで癒し系な1冊でした。

0

神使いの蝶は誓いの聖騎士に祝福を捧ぐ コミコミ特典SS小冊子 祝蝶ミウの可愛い食欲  グッズ

ミウの頑張り

本品は『神使いの蝶は誓いの聖騎士に祝福を捧ぐ』
のコミコミ特典小冊子です。

本編後、保護されたフェアリルを迎えに行くお話です。

アルギュロスの今回の任務は
保護されたフェアリルを迎えに行く事で
ミウとともに首都に向かっていました。

アルギュロスは恋人同士になってから
だいたい4日おきの周期でミウに精を注いでいましたが
この任務中はミウの負担を減らすためにと
3日に1回…

0

神使いの蝶は誓いの聖騎士に祝福を捧ぐ 小説

葵居ゆゆ  北沢きょう 

特別なのは貴方だから

今回はリスタリニア王国の騎士と界渡りした高校生のお話です。 

記憶の無い受様が攻様との再会で自分の居場所を掴むまで。

受様は11年前に保護された身元不詳な少年で
以前の記憶がないまま養護施設で育ちます。

高校3年の秋のある日、
受様は親友と思っていた男友達から告白されます。

真面目な友人の本気を感じてキスを許し
押し倒されても思うままにさせるのですが、
彼は受様の頭…

3

神使いの蝶は誓いの聖騎士に祝福を捧ぐ コミコミ特典SS小冊子 祝蝶ミウの可愛い食欲  グッズ

そうじゃなくて…

2段組で文字も小さいので、コミコミさんの小冊子の中でも大ボリュームな方だと思います。

本編最後でコルウスが自ら売り払った彼の祝蝶が首都で保護されたので、アルギュロスと実羽が迎えに出発するところで終わってました。

こちらのお話は首都を目前にした、宿場町での宿屋での二人の様子でした。

祝蝶と聖騎士になった二人でしたが、恋人同士としても甘々でした。特にアルギュロスの実羽に対する思いが盲…

1

神使いの蝶は誓いの聖騎士に祝福を捧ぐ 小説

葵居ゆゆ  北沢きょう 

謝って欲しかった

葵居ゆゆ先生の作品はハマる作品とハマらない作品が、自分の中でハッキリと分かれてしまう傾向があります。

実はこちらの作品は読んでて、途中までは「ああ、これは中立になるな」と思ってました。

実羽の無謀とも思える中途半端な自立心と、アルギュロスに対してのグラグラと定まらない気持ちに苛ついたからです。

そしてアルギュロスが言葉が足りなくて実羽を不安にさせたかと思うと、エロ親父みたいなセリ…

3
PAGE TOP