葵居ゆゆさんのレビュー一覧

図書塔うさぎの一途な恋 小説

葵居ゆゆ  古澤エノ 

一途って最高ですよね

大きな七つの島でできている世界。
発掘された書物から、知識や技術を読み取り生活、発展しています。
特に図書搭からは多くの書物が発掘されています。
発掘し、書物を読み解く役割を果たすのが読書士。
書物の匂いや気配に敏感で、読書士と共に発掘に同行するうさぎ。
五の島の図書搭で暮らす半獣うさぎのチカと、読書士長のセザールのお話です。

銀髪ロングのセザールと垂れたうさ耳のチカの美麗表紙を見…

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図書塔うさぎの一途な恋 小説

葵居ゆゆ  古澤エノ 

二転三転するストーリーに引き込まれる

作家買い。
葵居さんの新刊はちょっと独特な世界観を持つファンタジーもの。ほっこり…、な作品かと思ったら二転三転するストーリー展開を見せる1冊で、最後まで一気に読んでしまいました。






図書塔、と呼ばれる場所がある。図書塔はその名の通り書物がたくさん埋まっている場所。人々は書物を見つけ出し、その書物から様々な知識や利器を身に着けていく。だから書物は人の生活には欠かせない。

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マウリシオの回想

マウリシオがカリフ王国に王として初めて訪れた日のリノとの出会いを回想するお話です。マウリシオ視点です。

貧しい物売りの青年かと思えば、自分のことを怖がったり嫌悪することもなく、真面目で表情がくるくる変わって、この日の別れを寂しいのを強がって必死で隠そうとして。
一緒にいたい!別れたくない!から明日も会える!早く会いたい!とリノの表情からは気持ちがまるまる伝わってきて、マウリシオはリノがいじ…

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小説家先生は溺愛して離しません 小説

葵居ゆゆ  あす 

甘くて切ない

あま〜い!けど切ない!

事故で両親を亡くした星生は11歳の時に茜音宮夫妻の養子になります。そこには実子の泰紀と拓也、双子の若菜、夏菜とすでに3人の養子がいました。

初めて会った時から当時大学生だった義兄の泰紀はとても優しくて、いつも一緒にいてくれて。星生も泰紀や家族に馴染んで懐いて愛されてと…。

泰紀を大好きな星生。でも兄弟だし実子の泰紀に恋をするなんて許されない。誰にも気付かれ…

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月の広場へ恋人気分でおでかけ

マウリシオ視点です。
出会って2年、二人の出会いの地 月の広場へおでかけです。

思えば出会って3日で後宮へ迎えられ、恋人期間もあまりなかった二人。
子供を預けてお忍びで行ってみると、ものすごく混雑しており露店もなくて…。

なんと王妃と王の出会いの場所と、リノが果物を売ってた場所が観光名所になっていて。

二人は出会った頃のことを思い出し話しながら、思い出の場所を巡るのでした。

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黒豹王の寵愛マーマレード 小説

葵居ゆゆ  れの子 

溺れそうなほどの溺愛!

溺愛あまあまが読みたくて、タイトルとあらすじで読んでみました。

リノが不憫で。でも夢を持って頑張ってて良かったです。養父は呪われろ! 

お話は王道ですかね?健気で不憫なリノがマウリシオに出会い助けられ。
村や養父にこれでもかと虐げられ、働けど働けど暮らしは楽にならず旅費も貯まらずで。

マウリシオとの3日間もとても楽しくて、初めてのことばかりで。初めて誰かと触れ合ったり大事にされ…

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僕は王様おまえは下僕 小説

葵居ゆゆ  一夜人見 

葵居先生の書くDom/Sub

どちらが王様でどちらが下僕なのか気になったけど当たってた。瑛介は親やSubである事によって自己肯定感低めで人付き合いも消極的、今までが少ないせいか愛を求める姿が辛かった。花南がずっと好きだったと愛を伝えても、信じきれないのも仕方ないと思う。花南も愛は伝えてるけど、空回りというか。花南を大事なんだろうけど、自分の事情に踏み込ませないのは誤解を生むと思う。1度別れて、取り戻す為の手段も正直な〜瑛介だか…

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神使いの蝶は誓いの聖騎士に祝福を捧ぐ 小説

葵居ゆゆ  北沢きょう 

人間を選んだ神の使い


無口で一途な騎士と異界帰りの祝蝶


孤児院で育った実羽(受け)はずっと「帰りたい、会いたい」思っていました。孤児院にたどり着いた時以前の記憶がないためここではないどこかとしかわかりません。覚えているには「ミウ」という名前だけ。
そんなある日、橋の上から川面を覗いていると、見慣れないものが見え、よく見ようと身を乗り出して落ちてしまいます。気付いたときには知らない世界。
が、実羽を助け…

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僕は王様おまえは下僕 小説

葵居ゆゆ  一夜人見 

攻め君は決してハイスペ君では無いと思う

葵居先生の新刊はdomsubでした

自己肯定が低いというか、よすべすらない年上subと執着溺愛だけど恐ろしい意志で執着強欲っぷりを隠している年下攻domの組み合わせでした。

内容に触れますのでご注意ください。




なかなかに良き執着攻君だと思って読み進めましたが、順調すぎるのでさてどこに地雷が来るかなと思っていたら、地雷は受けちゃんがなかなか自分の気持ちを受け入れず、攻め…

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うーん

花南と瑛介の交際が上手く行ってることも、瑛介の会社での花南の仕事が順調な故に同棲する日が伸びてしまったことも良く理解出来ました。

本編レビューでも書きましたが2人のセックスシーンが多すぎたので、減らしてこちらのようなお話が入っていたらどんなに面白かったかと思ってしまいました。

それと、読めば読むほど花南の性格が子供っぽく見えてしまって、腹黒でそのように自分を見せているのは分かるのですが…

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