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8/13(合計:121件)
千地イチ 國沢智
杏仙
ネタバレ
脳天撃沈やられました… やはり、皆様がレビューしているように、このお話は男前の六之助が要ですが。 ヘタレ攻めと言ってもいいのかもしれないけれど、攻めの青山がピュアでキュンキュンしました。オタクで30キロ減量したって… 皮膚のたるみはないのかと、現実を思いよぎってしました。 その二人が無事に結ばれるのは本当にここちいいと思いましたが。 個人的には朝比が六之助の寝癖をなでて、顎を引いて上向か…
千地イチ 奈良千春
先ずは奈良千春さんの表紙がカラフルで素敵です! 歌手の慎吾は色盲です。おまけに視力もよくない。 だけど唯一、色が見えたのが お絵かき教室の先生、武の絵でした。 めくるめく、武の絵の描写。 全部時間をかけて見るからと… 武が聞いた、慎吾の星が降るような歌声をも 描いています。 紆余曲折があり、二人は結ばれます。 意外に、受け武が快感に対して積極的です。 脇キャラのフクオや、椎名、…
マキヲ
色彩や映像が目に浮かぶ小説にときどき出会います。中でもこの作品は、武が見ている世界と慎吾が見ている世界を想像するとそのコントラストがあまりにも強烈で、哀しくて切なくて胸が締め付けられました。「奇跡」「運命」という言葉がすんなり響いてくる物語でした。 カラフルで心から綺麗だと思った表紙イラストに二人の色んな感情が表現されていて、何度も見直しました。表紙買いした自分GJ!な気分です。 正直…
Krovopizza
各5ページの番外編が6つ載っています。 ■ふゆの仁子『龍を飼う男』シリーズより イブの夜。六本木でクリスマスイルミネーションを眺める二人。 ティエンに腕を絡め、大好きな人とクリスマスイルミネーションを観るのが夢だったと打ち明ける高柳。 更に、予約していた某ファストフード店のクリスマス用チキンを受け取って、 「大好きな人と食べるのが夢だったんだ」 と嬉しそうに語る高柳が超可愛い! …
M+M
この作者様の作品を読むのは2冊目だったか…前回の作品はいまひとつだったのですが、こちらは気に入りました! 二戸島の目線で話は進むのですが、すばるの心情が少し透けて読めるのが良いです。わざとらし程はっきりじゃないのが良い感じです。 すばるが、二戸島の前だけでは、二戸島の知っている高校時代のすばるに戻るという単純なものじゃないのも気に入りました。 二戸島が、すばるとの関係だけでなく、…
カイ
中学時代の思いが年月を経て育っていくお話でした。 中学時代、自分の中に唯一住み着いた 眞栄田への思いを抱えながら警察官となった晴人。 かたや、その頃の自分を消して毎日を生きてる眞栄田。 過去の思いを捨て前に進もうとする晴人に対して 過去を引きずる眞栄田の葛藤とかズルいんだけど 大人になっていくうちに逃げることで楽な方を選んでしまう。 でも眞栄田がその過去に向き合い先を見つめだ…
大人の青春ドラマに定評のある千地イチさんの新作は 初の年上攻め? 受けの方が背が高く男前なので 攻×攻っぽい男の色気が堪りません。 古着屋を営む英雄(攻め・『俺』)は 近所の交番に異動してきた警官・晴人(受け・『僕』)と知り合う。 英雄と晴人の一人称視点が 交互に出てくることで分かりますが この二人は中学時代の先輩後輩。 晴人にとっては、苛めから助けてくれた英雄は 憧…
雀影
つい、思わずサカってしまいました的な番外編集。 いおか先生の「リロード」シリーズの二人は、普段電車通勤していない二人が、たまたま仕事終わりが一緒になってので地下鉄に乗って飲みに行くことになったら帰宅ラッシュに遭遇してしまい、満員の社内で密着している内に…という駅トイレ編。 中原先生の「美獣とケダモノ」の二人は、嵐の夜、ママを先に帰して一人店に残っていた裕一郎の所に、ずぶぬれの直忠がやって来て……
イサヲ
裏原宿と銀座の客層じゃ、そりゃあまったく違うもんね。ただ26にもなって、自分でも何度も言ってるけども、あまりにもなんにも考えてなさすぎな二戸島が、アカンかったなあ私。社会人としてどうなの?と思うとこが多々あったし。すばるの気持ちも最後まで全然わからず、え~とてもそうとは思えなかったけどと信じがたかった。というわけで、こんなツンデレなかなかいないかもという点では面白かった。あと、タイトルは、なんかの…
成長過程にあるバンドマンと才能があるのに絵を世に出そうとしない画家。そして眼疾患という重たいテーマ。色が見えない世界で生きていて、初めて目に飛び込んできた彩色はどれほどの感動があるだろう。ちょいちょいツッコミどころはあるけども・・・これの前に読んだ美容師のお話が私には今ひとつだったけど、こちらは好きだった。 奈良さんの表紙は読了後に再度眺めると、すべての要素がここに集約されていて素晴らしいといつも…