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千地イチ 奈良千春
いるいる
ネタバレ
あらすじにある『純粋で厄介な恋』 ああ、これは確かに厄介かもしれない。 遠い昔の残像に恋しつづけている男が、その残像を残した男との再会。 現在すっかり変わってしまった姿にショックをうけながらも その中にある昔と変わらない面影に抗えない恋心に揺らいでしまう。 そんな批難めいているようで物欲しげな目を投げる男の不思議な引力に 昔を忘れたい男は心に燻る過去を引き出されていく。 …
フランク
答姐の「あなたの好きなタイトルを教えて」みたいなトピでこの本のタイトルが挙げられていてタイトル買いしました。 読んでみたら「君だけが僕の奇跡」というタイトルが本当にしっくりくる、まさに「奇跡」としかいいようがない出会いが描かれていてとっても良かった。 攻めの慎吾は人気音楽グループのメンバーなんだけど、生まれつき目が悪く色の無いモノクロの世界で生きている青年。 それがある日、街に貼られ…
古着屋店長の英雄(攻め)と交番のお巡りさんの晴人(受け) ヤンチャで自由奔放で、足がずば抜けて早くて、晴人の目にはまるで太陽のように映った15の頃の英雄。 晴人はそんな英雄にたった一度、助けてもらったあの日から彼に心の全てを奪われてしまったせいで晴人の心は空っぽのまま……。 10年経っても憧れてやまない存在・英雄に偶然再会するも、彼はすっかり落ち着いた平凡な大人になって小さな古着屋の…
カラフルな表紙が目を惹きます。 沢山のお花や星が散りばめられていて鮮やか。 読後にこの表紙をジックリ見返すと涙腺が緩みます(;///;) 表紙の鮮やかさに反して、ストーリーは色のないモノクロの世界。 けれど時折極彩色がブワッと舞うのです。文字の中に。 その瞬間に色のある世界に生きていられる幸せを噛みしめました。 歌手と絵描き。 色を持たない者と持つ者。 弱さを抱え息を潜めて…
薄雲
鮮やかなひまわりと温度感の低い人物がとても印象的で、表紙買いしました。 過去のトラウマと再会もの。 中学時代に受に助けられたことがきっかけで恋をした攻と、そんな中学時代を忘れたくて自分を偽って生きるようになった攻が、大人になって再会する話でした。 BLというよりは受の過去が重すぎて、そんな過去に捕らわれている受の成長物語のような印象を持ちました。 攻と再会(といっても受は覚えていません…
千地イチ itz
fandesu
電子書籍で読了。挿絵、あとがきあり。 千地さんは好きな作家さんです。 『不機嫌なシンデレラ』の1作前の作品で、こちらも仕事を媒介にしたお話。『お仕事BL』というのとはちょっと違って、どちらかと言えば『師弟もの』という雰囲気かと思います。出来る人に憧れる気持ちや、その人に自分の考えが認められる嬉しさというものを書いている様な気がするのです。 えっと……その部分は面白かったんです。 フ…
一言で表す言葉が見つからない…。 グッときた? 胸を打たれた?とは少し違う。 ううーん、語彙力の無さがもどかしい。 言葉に出来ない引力でグイグイ引き込まれるように読みました。 表紙・タイトル・あらすじ、全部微妙に外れてる気がします。 【どうしようもないほど「好き」って言わせてやりてぇ】(帯より) 甘いお話を連想させるけれど、ちっっがーーーーーう! 攻めにそんなセリフはけるほどの…
千地イチ 小椋ムク
ちゅんちゅん
ブランドの元モデルで現在はそのブランドの店舗エリアマネージャーを務める安西(攻め)は代理で面接官をした際に気になることを言った野暮ったい学生・佐山(受け)を採用します。採用後、安西はダサいままちっとも成長せず心を閉ざしたままの佐山を気にかけるのですが、突然「好きになってほしい」と言われ心を開いてくれたことをうれしく思う反面これは気の迷いだろうとも思うのです。 安西は「ダサい人とは付き合わない…
強力に押したい一冊なので、何とかこの面白さをお伝えしたい! さわりだけ、がっつりネタバレします。苦手な方は回避してください。 ハイブランド「Roger Randolph」の販売部に勤める安西がピンチヒッターで入った新採用の面接で出会ったのが、とてつもなく野暮ったくぶっきらぼうの佐山。自社に似つかわしくないだけではなく、もう既に八社の大手一般企業から内定を受けているという。不思議に思い応募の…
あーちゃん2016
モデル話が好きで購入。モデルさんって美しいから・・・案の定、当作の安西、美しい。その上、人たらし能力を身につけた元モデル。すごく好きなタイプなんだけど、それに組み合わせてきたのが、とっても強い印象のある当作の佐山!強烈なその個性というか、身近にいそうで、可愛げのないその性格がとてもとても面白かったです。地雷というほどのものでもないですが、佐山と親の確執 というところが苦手な方がいるかもしれないです…