total review:280946today:5
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
3/13(合計:121件)
千地イチ 奈良千春
東雲月虹
ネタバレ
自由そうな古着屋の店長とクールな新人警官、 接点なんてまるで無さそうな序盤なのに 読み進めていくごとにどんどんのめりこんでいってしまいました。 警官の晴人が、英雄に対して素っ気ない態度をするくせに熱い目で見ていたり キスしたのに「ノリでしょ」とか言っちゃうし 本音がわからない状態から明かされていく過去。 英雄視点での回顧シーンもあるので、ああなるほど…と どうして今はこうなったのかを…
千地イチ 國沢智
しろたん9610
初読みの作家さんでしたが、結構面白かった。健気な年下のワンコと、身体は小さいけど体育会系の男前受けのカップリング。 攻めは二年前に腕っぷしの強い受けに一目惚れしていて、再会した途端に「弟子にしてください」なんて言ってくる。で、「弟子に…」というお願いはすぐに「やっぱり彼氏に」となるので、最初から攻めの好意ははっきりしてるというパターン。 受けと過去に因縁(身体の関係含む)のある上司の朝比、…
千地イチ yoco
青い空白い雲はるか彼方
レンは仕事の為に、椿は好きな男を吹っ切るために婚活パーティに参加していて、多分その先の現実的な結婚生活は求めていない。最悪。 レンは初っ端から椿にプロポーズし続け、でも椿は「好き」から始まる恋愛を経ての結婚にこだわっているので相手にしない。 椿はレンの前では素でいられるし、北斗への想いも知られているので、ピッタリの相手だろうにくっつかない(北斗はいい男なので、スピンオフが読みたいけど、女性…
ぷれぱーる
とても素敵なお話で、 読み終わった後の清々しい気持ちは言い表せません。 タイトル通りのお話に目頭は熱くなり、心が震えました。 ちょっと意地悪な訳ありシンガーと、 優しい絵画教室の先生の優しくて愛おしいお話です。 現実とファンタジーが入り混じったような、 不思議な世界観にあっという間に引き込まれました。 ファンタジーと書いたのは、 シンガーの慎吾の目はモノクロの世界しか映し出…
千地イチ 小椋ムク
甘食
皆様がレビューされてるように、このお話は攻めにも受けにもシンデレラ要素があります。最後の方でわかります。お互いがお互いのシンデレラであり王子でもあるなんてさすがBLはロマンチックです。 出会いも運命的でした。攻めはいつもは新人の面接なんてしないのにたまたま知人に頼まれ、面接に立ち会い受けと出会います。アパレルの会社なのに全然おしゃれじゃなく受け答えも全然駄目で…結局落とされるはずだった受けに…
フランク
千地イチさんの新作ということでとっても楽しみにしてました。 誰でもいいからとりあえず結婚したいという、なんだコイツ!感全開な攻めなんだけど、違和感なく読み進めることができ、いつしか二人の気持ちにしっかり寄り添って読むことができる。 最高でした。 仕事のために結婚したい攻めと、14年間思い続けた親友の結婚にショックを受けるもいまだにゲイである自分を認められず結婚に逃げたい受け。 …
ちゅんちゅん
親友に失恋した真面目な男が酔った勢いで関係をもってしまった「好き」を知らない男。実は親友の仕事相手だったことが判明し、親友の頼みが断れなくて世話をしていくうちに失恋の傷が癒され新しい恋をする話。 <あらすじ> 親友に失恋したことを契機に婚活を始めた数学教師の椿(受け)が、ある会場で隣のテーブルに座ったのは会う女性すべてに「俺と結婚しよう」とのたまうプロポーズ男でした。 後の反省会で藤…
つかみはバッチリってやつですね。「どんな話なんだろう?」と読みたくなる。芸術家肌のデザイナー23歳×真面目な高校教師29歳。ちょっとご都合主義な展開もあるけどテンポが良く先へ先へと読みたくなるストーリーでした。 平凡な年上男がやんちゃな年下男に少しずつじっくりと堕とされていく様が良い。あと何百回と使い古されたとしても高校時代からの親友に何年も片想いし続ける設定は1番萌える。その恋が成就しても…
街角で突然「弟子にしてください!」と土下座された六之助(受け) 戸惑うも、担当モデルにバックレられて代役を探している途中ということもあり、急遽出会ったばかりのその青年を撮影現場に押し込みます。 ド素人にも関わらず類い稀なる存在感を放つ青山(攻め)に今後もモデルをと持ちかけたところ「弟子ではなく、彼氏にしてください」と言われてしまい…… 見た目王子様なヘタレわんこと、ちっちゃいけど男前な受…
何人たりともハコイチさんを汚したり、損なうことができない不可侵ともいえる無垢さが愛おしかったです。 それに対して、借金まみれで自堕落な生活を送る小菅のダメっぷりときたら……。 そんな小菅の諦めと足掻きと自己嫌悪など鬱屈した気持ちが作品の中にぎゅうぎゅうに詰まってるけど、どこか嫌いになれませんでした。 デザイナーを夢見て美大受験に励んだ小菅は、受験で完全に燃え尽きてしまったんだなぁと。…