コウキ。さんのレビュー一覧

ウサギの国のキュウリ 小説

松雪奈々  コウキ。 

ファンタジファンタジー ウサギの国シリーズ3作目

丸ごと一冊、ひとつのストーリー。
主人公の2人は、1作目の2人とも2作目の2人とも違います。

1作目と同じ「ウサギの国」でのお話ですが、
ウサギの国に迷い込むのは、康英くん・那須くんとは別の場所から九里くんがやってきます。

もちろん、1作目&2作目のの主人公達も出てきます。

同じ国の話ですが、1作目・2作目とはちょっと違う印象を受けました。
十四郎と九里の擦れ違い、読んでる…

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弟と僕の十年片恋 小説

黒枝りぃ  コウキ。 

長い時間をかけてゆっくりと

想像したのと違って面白かったー!ヾ(*´∀`*)ノ

兄弟ものの弟攻めとなると、
弟がグイグイ押して兄が抗えずに…というお話を読むことが個人的に多かったので、
両片思いでゆっくりゆっくり進んでく形が新鮮でした(﹡´◡`﹡ )

「十年片恋」のタイトルですが、ストーリーは14年かけて成就するお話です。
舞台は1985年ー1999年。ノストラダムスの大予言をキーワードに展開していきます。…

1

親友に溺愛されています。コミコミ特典書き下ろし小冊子 グッズ

冒頭シーンがちょっと残念でした

本品は『親友に溺愛されています。』の
コミコミスタジオ特典小冊子になります。

本編後、金沢での街コンが
無事に終了した後の日談になります。

啓が初恋の相手で親友だった東江と
恋人になって初めての秋。

地元である金沢で
東江が営む和菓子店では
季節の看板商品として
紅葉の練り切りを出しています。

啓は東江の仕事終わりを待つ間に
先日開催した街コンのレポートを

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彼岸の赤 小説

尾上与一  コウキ。 

ある日、屋上で

以前から読んでみたかったこちら、私には初の尾上与一先生のご本になります。
攻めは、刑務所から出所したばかりの元ヤクザ、幸久。受けは、可愛らしい容姿なのに鬱々とした僧侶の恋慈。これだけ見ても接点ゼロの二人がどんなふうに出会うのかというと、四階建て程のビルの屋上で、心機一転やり直しを心に誓っていた幸久を自殺すると勘違いした恋慈が、どうしたことか突き飛ばしてしまい、幸久は宙吊り状態から落下。死にかける…

3

リュカオンの末裔 オメガバース・紡ぎの運命 小説

水樹ミア  コウキ。 

運命の番

アルファ、ベータ、オメガという3種類の人間の存在する世界。
強大な白国はアルファがベータを従え国を支配し、唯一アルファを生むことができるオメガは保護を名目に月の宮という場所に集められています。
この国ではベータ同士のみ夫婦という制度があり、オメガは誰のものにもならず発情期のたびにアルファと交わり、子を孕むためだけに生かされています。
オメガであるシア(受け)は18歳になっても発情期が来ないた…

6

鬼の棲処 小説

栗城偲  コウキ。 

他社さんの雑誌掲載作品

クロスノベルスさんで出されていますが、こちら本来は他社さんの雑誌掲載作品だったとのこと。
ただ栗城さんはクロスノベルスさんでは妖怪物を前回書かれておりますし(そちらも激しくお勧め)、童話と昔話が合わさったようなこの作品は二冊目に相応しく感じました。

**********************
受けは、漆黒の髪を持つ夜。
育った島では黒髪の者は凶事とされていたために、一家ごと迫害されて…

4

オオカミさん一家と家族始めました 小説

成瀬かの  コウキ。 

消化不足。

人狼ものかと思って読んでたら、深瀬だけ人が動物に見えてしまうというお話だった。 その理由がイマイチよくわからなかったけど… いい人は人間に見えて?じゃああの子供たちはどうなんだ? 最終的には深瀬の主観でって?妄想でって? そこまでリアルに獣姦してて? と、動物に見える理由にばかりに気を取られて、本来のストーリーにのめりこめずに終わってしまった。 唯一楽しめたのは柚子崎家の子供たちかな。大人数で可愛…

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親友に溺愛されています。 小説

御堂なな子  コウキ。 

癒し系なのに癒されない

結婚式の途中で花嫁を略奪され、精神状態がどん底の受け。休暇を取って地元へ帰ってきたものの、周りは腫れ物に触る扱いで心が休まらない。そんなとき、元親友である攻めに再会する。自分の事情を知らないらしい攻めや、その甥っ子の双子たちと過ごすうちに心の傷も癒えていくが…。


石川県金沢市が舞台のご当地BLです。
受けにとって攻めは、かつて一緒に上京しようと約束したものの攻めの家庭の事情で叶わず、絶…

2

親友に溺愛されています。 小説

御堂なな子  コウキ。 

幼馴染再会もの

イベント会社に勤める里谷啓(受け)は南の島のチャペルの結婚式で幸せの絶頂にいました。が、式の最中、同僚の横山が攫いにやってきて花嫁は手に手を取って逃げてしまいました。
婚約者の美沙も略奪者も同僚で(席も隣と斜め)、啓は会社で好奇の目で見られ、親戚連中には謝罪してまわり憔悴しきってしまいます。上司や先輩はそんな啓を心配し、しばらく休暇を取るように取り計らってくれます。
啓はその休暇を利用して金沢…

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九尾狐家ひと妻夜話 ~仔狐滾々~ 小説

鈴木あみ  コウキ。 

幸せしっぽファミリー★

九尾狐家の第三弾です。待ってました!

焔来の妃となり数年、二人目のこどもは八緒そっくりの男のこ。幸せな家族に見えるが、焔来には不安もある様で。
それは、二人目のこどもを産んでも、八緒のしっぽは増えなかった為だった。それどころか二人目の仔、炯都を産んだあと八緒は体調を壊ししばらく寝込んでしまった。
ただでさえ、自分と比べて寿命の短い八緒のことが気になって仕方ない焔来。
そんな中、外国から…

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