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尾上与一 草間さかえ
marilyn
ネタバレ
とても悲しいところからはじまるけれど、優しいお話です。 心に深く刺さります。 重い設定もあるので読むのをためらう人もいるかもしれませんが、ぜひ多くの方に読んで欲しいです。 人が人を愛するという事の大切さ、愛情のありかについて深く感じ入りました。 ページをめくるごとに、感情が見えづらかった慧くんに血肉が通っていく様に心が締め付けられました。 読後はこの先ずっと、彼の日常が穏やかで優…
腐男子のSHINO
尾上先生の作品が大好きで、草間先生の作品も大好き。 まさに最高すぎる作品なのですが、ストーリーが難しそうでなかなか踏み出せず... アワードの投票期日ギリギリにようやく拝読しました。 画家と青年、二人の出会いはまさに運命的でした。 表現者のマインドを持ち合わせていないので何とも言えないのですが、何かを描くという行為はアイデンティティと深く結びついていて、それはすなわち己と向き合うことな…
フランク
過酷な生い立ちで「普通」を知らずに育ったがゆえに、教えられた「枠」から1mmも外れることを許さないロボットみたいな慧(受け)。 こりゃあ恋どころではないな……と思いながら読んでいたけど、思っていた以上にすんなり「恋」になってびっくり。 いや、これは「恋」なのか?? これはヒナの刷り込みみたいなもんなんじゃないかと思ってしまいました。 なんで桂路を好きになったんだろう?そこまで好きになる理由…
くりーむあんぱん
桂路のような掴みどころのないキャラクターは、物語が進むにつれてその相手方に、つまりこの話では慧にだけに内面を見せたり、過去を開示することで、その人物に対する読者の理解も深まり、愛着が生まれるのだと思いますが、今回は紙幅の都合かそこまで書き切れていなかったように感じました。 ですがその点を除けば、人間ひいては社会の多面性のようなものが非常に上手く描き出されており、とても面白い作品だと思いました。 …
尾上与一 牧
かいわれだいこん
新版が出るということで、とても楽しみです。 どうか塁に芽生えた気持ちを大切に、三上と育むために帰ってきてと祈らずにはいられませんでした。 塁にとって三上との日々はかけがえのない日々となっていくのを読んで行きながらめくるページが少なくなっていくのがもう苦しくて。 最後は名誉のためにでは無く、三上を守るためにあの選択をしたことに三上が気づけた、これだけで救われます。 …
尾上与一 yoco
raburadoraido
花降る3なので、騎士?イド?「私は文官です!」と言いながら、無理やりバトルに駆り出されるのかwwwなどと思っていました。ステラ兄さまの騎士だったとは!腕を赤くして、主の為に命懸けの忠誠を尽くす。いやもう最高ですね! もちろん、グシオン王&リディルさまの愛(とバトル)も、良き♡そして今回はキュリ・・・と思ったら・・・ これら、予想外の緊張感、バトルロマンチックファンタジー!さすが尾上与一先生!今…
umeair
はぁ…良かった… 300ページ超えの大ボリュームを感じさせない面白さ。壮大なファンタジーを、この時間まで読み耽ってしまいました… 掌から花を生み出す王子、ってだけで激萌えですが、攻めのグシオンもいい男すぎて、2人の運命と背負ったものの切なさに胸を突かれました。 王女と偽って輿入れするリディル。リディルを迎えるグシオンにも実は大きな秘密があって… リディルが男だと知っていなが…
尾上与一
あーちゃん2016
尾上先生の同人誌、花降る王子シリーズの番外編入っています。 シリーズお好きな方でしたら是非。2が一番好き。 1.弄月の記 砂漠を走る船があるそうだ とのロシェレディアの独り言から始まるもの。 イスハンからの、訪問先への道中などで見聞きしたものの、いうなれば旅行記。 それを密かに楽しみにしていたロシェの元へ、今回は本人が訪問してきます。 イスハンとロシェの、思いが叶う前の、せつない…
はるのさくら
ゼプト、ファイト(*•̀ㅂ•́)و✧と笑っちゃうお話でした。 本編終了後のお話。 ステラの元へ様子伺いに訪れてくれたロシェとリディルに、ステラはどうしても聞きたいことがあって(≧▽≦) 「何をしたら伴侶になれるのか」 リディルの制止を振り切って、ロシェ兄はとっとと帰ってしまう。 残されたリディルに詰め寄るステラ。 しどろもどろで、リディルは何とかステラに伝えられる事だけを伝えたよう…
大好きなシリーズなので、続編を楽しみにしていました。 武強国イル・ジャーナの王グシオンと、魔法国エウェストルムから嫁いだ第3王子のリディル。 数々の試練を乗り越え、今では皇太子にヤエルを迎え、仲睦まじく過ごしていた。 そんな時、リディルの兄ステラディアースの唯一の騎士ゼプトより手紙が届く。 魂の膜がなく、儚い存在のステラ。 唯一の住処だった繭が崩壊し始め、助けを求めてきたのでした。 …