尾上与一さんのレビュー一覧

セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

No Title

桂路のような掴みどころのないキャラクターは、物語が進むにつれてその相手方に、つまりこの話では慧にだけに内面を見せたり、過去を開示することで、その人物に対する読者の理解も深まり、愛着が生まれるのだと思いますが、今回は紙幅の都合かそこまで書き切れていなかったように感じました。
ですがその点を除けば、人間ひいては社会の多面性のようなものが非常に上手く描き出されており、とても面白い作品だと思いました。

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蒼穹のローレライ 小説

尾上与一   

「聞け。ローレライの声を。」





新版が出るということで、とても楽しみです。

どうか塁に芽生えた気持ちを大切に、三上と育むために帰ってきてと祈らずにはいられませんでした。

塁にとって三上との日々はかけがえのない日々となっていくのを読んで行きながらめくるページが少なくなっていくのがもう苦しくて。 最後は名誉のためにでは無く、三上を守るためにあの選択をしたことに三上が気づけた、これだけで救われます。

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

騎士が想定外

花降る3なので、騎士?イド?「私は文官です!」と言いながら、無理やりバトルに駆り出されるのかwwwなどと思っていました。ステラ兄さまの騎士だったとは!腕を赤くして、主の為に命懸けの忠誠を尽くす。いやもう最高ですね!
もちろん、グシオン王&リディルさまの愛(とバトル)も、良き♡そして今回はキュリ・・・と思ったら・・・
これら、予想外の緊張感、バトルロマンチックファンタジー!さすが尾上与一先生!今…

3

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

激萌えの壮大なストーリー

はぁ…良かった…

300ページ超えの大ボリュームを感じさせない面白さ。壮大なファンタジーを、この時間まで読み耽ってしまいました…

掌から花を生み出す王子、ってだけで激萌えですが、攻めのグシオンもいい男すぎて、2人の運命と背負ったものの切なさに胸を突かれました。

王女と偽って輿入れするリディル。リディルを迎えるグシオンにも実は大きな秘密があって…

リディルが男だと知っていなが…

0

NEIGE ROYALE 小説

尾上与一 

花降る王子番外編

尾上先生の同人誌、花降る王子シリーズの番外編入っています。
シリーズお好きな方でしたら是非。2が一番好き。

1.弄月の記
砂漠を走る船があるそうだ とのロシェレディアの独り言から始まるもの。
イスハンからの、訪問先への道中などで見聞きしたものの、いうなれば旅行記。
それを密かに楽しみにしていたロシェの元へ、今回は本人が訪問してきます。
イスハンとロシェの、思いが叶う前の、せつない…

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『虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3』コミコミスタジオ特典小冊子 グッズ

頑張れ٩(ˊᗜˋ*)و

ゼプト、ファイト(*•̀ㅂ•́)و✧と笑っちゃうお話でした。

本編終了後のお話。
ステラの元へ様子伺いに訪れてくれたロシェとリディルに、ステラはどうしても聞きたいことがあって(≧▽≦)
「何をしたら伴侶になれるのか」
リディルの制止を振り切って、ロシェ兄はとっとと帰ってしまう。
残されたリディルに詰め寄るステラ。
しどろもどろで、リディルは何とかステラに伝えられる事だけを伝えたよう…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

続きを早くお願いします~(人>ω<)

大好きなシリーズなので、続編を楽しみにしていました。
武強国イル・ジャーナの王グシオンと、魔法国エウェストルムから嫁いだ第3王子のリディル。
数々の試練を乗り越え、今では皇太子にヤエルを迎え、仲睦まじく過ごしていた。
そんな時、リディルの兄ステラディアースの唯一の騎士ゼプトより手紙が届く。

魂の膜がなく、儚い存在のステラ。
唯一の住処だった繭が崩壊し始め、助けを求めてきたのでした。

5

さよならトロイメライ 小説

尾上与一  笠井あゆみ 

愛することの意味を教えられるような作品です。

甘いだけの話でないことはわかっていて、尾上先生の初期作品のシリアスぶりもこちらのサイトのレビューから見知っており、なかなか手が出せずにおりました。
が、ついに、開けてしまいました。
ギリギリ明治かという時代設定で、身分差が厳然とある中での主従の想いが、切々と語られます。
哀しさがどうしても拭えないので、完全なハピエンとは言えないかもしれません。ただ、社会構造の壁や、この時代には不治の病等を乗…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

つ、続きを是非…

大好きな花降るシリーズの最新刊です!
このシリーズ、本当に美しい…情景が浮かびます!映画かアニメのように、頭の中に映像が浮かぶ感じがします。
今回は2番目のステラ兄様のお話でした!
2巻でちょっとだけ登場してましたが、儚くて世間知らずでお城オタクなステラ兄様に会えてとっても嬉しかったです。
イル・ジャーナ皇帝ご夫妻もアイデース皇妃も相変わらずの大活躍…はらはらドキドキして最後まであっという…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

1番難しい魔法

つい先日積んでたこのシリーズを読み始めたらもう夢中になりすぎて夢に出てきました。すんごい世界観。どうしてこのような設定を思いつけるの?と驚くばかりです。作家さんは本当にすごい。
こちらは3きょうだいの2番目のお話。1番この世に生存しつづけるのが難しいから、どうやって留めておくのだろうと思ってハラハラしました。繭って、繭自体が脆いのに、その中の人が更に脆いって怖い怖い。
途中、呪いが発動して大事…

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