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尾上与一 牧
aaaiiiai
ネタバレ
新書版未読。キャラ文庫からシリーズ刊行されてから読み始めました。3作目のコチラは前作天球儀の海の希くんのお兄さん、恒と相棒の六郎のお話です。またまた南の最前線でのお話なのでしんどそうだなと思ってたら1番青春してました。 最初の頃は日本イケイケの時期なので食料潤沢でみんなの心の余裕もあってなんだか男子校のわちゃわちゃにも似た日常なのですよ。 優秀で周りから一目を置かれている恒が気に入らない斉…
あーちゃん2016
先生買い。良かった。しんどいし泣くけど、良かった。神一択。戦争辛いの大丈夫な方はもちろん、そうではない方も戦争の欠片ぐらいは体感できるはずなので是非!沢山の方に読んでいただきたい。今までの3冊の中で一番好き。本編290頁+後日談4編+牧先生によるコミック数頁と挿絵+あとがき。攻め受けのペアだからこその味わいがサイコーに好き。 最前線のラバウルに配属された六郎。着任早々、航空隊員たちの喧嘩に遭…
みざき
戦時下という特殊かつ過酷な現実の中で、懸命に今を生きる人々を描いた1945シリーズ。 今までに刊行された新装版で描かれていたどの人生も山あり谷ありのドラマティックさで心惹かれてやまないのだけれど、中でも全編攻めの六郎視点で語られる今作・碧のかたみの心理描写の細やかさが本当に素晴らしかった。 読んでいてなんだか胸がいっぱいになってしまいました。 小柄な容姿とは裏腹に、愛機を巧みに操り敵機を…
みつき999
旧版既読。 今まで読んだ数多くのBL作品の中で最も好きな作品の一つ。 1945シリーズ作品として登場するペアの中でも一番のやんちゃな恒が六郎と出会い、共に生き共にあの空で死のうと誓い合う二人が愛おしくてたまらない。 華やかだったラバウル着任時から戦況厳しい戦争末期の困難な中でも楽しみを見つけ、仲間と喧嘩し、それでも笑顔溢れる彼らの日々がまさに煌めきを帯びて見える。 一番になりた…
ちろこ
ラバウル基地はパプアニューギニア北の方の島にあって、第二次世界大戦時は、南方作戦の一環として日本軍の重要拠点基地の一つとされた場所。そんな場所で出会った、航空隊所属の戦闘機操縦士と偵察員の激動の愛の物語……めちゃくちゃ沁みました! 時代背景やストーリーの設定的に、どこか死と隣り合わせな世界観に胸がヒリつきますが、過酷な状況下だからこそ彼らの間に芽生える想いにグッと惹きつけられました。 偵察…
腐男子のSHINO
1945シリーズ 復刊 第3弾。 ありがとうございます。 こちらは旧版で拝読していたのですが、第2弾までと同じく書き下ろしが40ページほどありまして、名編ですので旧版既読の方もぜひ。 (把握していないだけで既出の短編でしたら申し訳ありません) 書き下ろしの2編は 『鳥が還る日』・・・『雨のあと』の前日譚。 『青のかたみ』・・・『鳥が還る日』の後日譚。 の2編で、個人的に『青の…
かいわれだいこん
1945シリーズ、復刻の第1弾。蒼穹のローレライは本当に浅群塁の生きた証そのものだと思います。 ずっと家の名誉のために戦果を挙げて死ぬことだけを目標に生きてきた塁。 そんな塁にとって三上との日々がかけがえのないものとなり、最後は名誉のためにでは無く三上を守るためにあの選択をしたことに三上が気づけた、これだけで救われます。 『月と懐中時計』も文庫版に収録されてたのも嬉しかったです。 生きて欲…
1945シリーズ、復刻の第2弾。 命の恩人資紀の身代わりに、特攻隊として出撃することとなった希。再会しお礼を言う希に対して資紀は冷たく拒絶してきて。でも時折見せる優しさに触れ、その態度の裏にある想いを知った時には……。 天球儀の海、海に希の右手を映すとオリオンとなりそれを辿った先にシリウスがいる。お互いがお互いのシリウスなんですよね。 そして、海に映さなければ坊ちゃんの本当の心を知ることが出…
なゆnayu
地元の名家成重家の跡取り息子、資紀(坊ちゃん)と、 天文学者の四男、琴平希(ゆき)。 希は成重家の要請で戸籍上成重の次男となり、ひっそりと屋敷の離れに迎えられる。 ごく幼い頃に坊ちゃんに助けて貰った恩を胸に、彼の代わりに「特攻」の出撃命令を待つために。 シリーズ新装版2作目。 帯や裏表紙に書かれていること以外前情報なく読んだ。 まず驚いたのは、「助けて貰った思い出」のさ…
小冊子付きで買いたくてこのシリーズはコミコミスタジオさんで毎回注文する事に決めてます。 文庫本の付録SSですが、コミコミさんのSSってA5サイズです。大きくて読みやすいですが、一緒に保管したい派なのでサイズ揃えて欲しいななんて思ったりします。 さて内容ですが、こちらは本編終了後の資紀視点です。戦後10年と言っているので2人が再会してからさらに2年が経過してますね。 あの時の判断は間違…