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3/46(合計:453件)
尾上与一 牧
aaaiiiai
ネタバレ
面白コメディっぽいところから始まって、クライマックスで泣かされ最後清々しく晴れやかな気分にさせてくれるお話でシリーズ第一期完結に相応しかったです。 1945シリーズどれも違ったペアの違ったお話で面白いです。今回の2人は前作のSSでチョロっと話題に出ていた問題児のいるペアだったのでどんな話か気になってました。 航空機に乗るのが必然な部隊にいるのに乗りたくないと駄々こねる少尉ってどんなの?…
尾上与一 asaemaru
ぱるりろん
1945シリーズの同人誌。 タイトルにもあるように「天球儀の海」の番外編です。 「天球儀の海」は希の視点で全編綴られていますが、本書は資紀の側から描かれています。 2024年3月改訂版を読みました。 A5版2段組で、小さい文字でびっしり、190ページの本です。何万字なのでしょう。 もうこのまま文庫で発行できてしまう大作です。 表題作の「葉隠否定論」のほか、巻末に「ひかるきずあと。」とい…
かいわれだいこん
高いところが苦手で怖がりな千歳とペアになってしまったカズイ。 居場所がなくて愛されたいのに、欲しない。そんな千歳に精一杯向き合うカズイ。 神様から欲しかったものは全てカズイがくれた。ずっとカズイの無事を祈り続け、絶対堕ちないと強い決意を持つ千歳は弱虫なんかじゃないんですよね。 月光ペアとの絡みも微笑ましいです。 ただの「千歳」として過ごす日々が幸せでありますように。
尾上与一
1945シリーズの同人誌。 奥付を見ると何回も何回も再版されていたことが分かります。 一番最後は2024年改訂版となっているので、復刊を契機に作っていただけてとてもありがたいです。 後から知った私のような者でもこうして手に入れることができて嬉しいです。 「面影」三上×塁 「城戸とヘルブック(web再録)」三上×塁 「搭乗員覚え書き」恒、塁、千歳、斎藤、谷、秋山 それぞれのSS 「…
近江谷 よこやま 尾上与一 牧
ちろこ
原作の小説は既読です。 読み終わったあとの後ろのページにコミカライズ決定とのお知らせがあって、「碧のかたみ」のコミカライズ版が出ることは知っていたのですが、まさか全面フルカラーとは思いませんでビックリしました。 この戦争の描写をカラーで表現するとなるとすごく大変な労だと思いますが、でもこの作品をカラーでコミカライズしたことにはおそらく意味があると思います。 ラバウルはパプアニューギニアの…
キャラ文庫で復刊されている1945シリーズ4冊目。 本ごとにCPが異なります。本作のCPは、3冊目「碧のかたみ」と同様に複座の航空機のペア。操縦士と偵察員ですが、「碧のかたみ」とはだいぶ様相が異なります。 偵察員のカズイは最前線のラバウル基地に配属になり、操縦士である千歳と組むように命令される。だが高所恐怖症で怖がりで脆弱な千歳は、飛行のたびに恐怖に叫び喚き嘔吐を繰り返し、身体が弱すぎて訓練も…
あーちゃん2016
1945シリーズ4冊目。空中戦を見たような心地になるお話で、予想の斜め上に受けが可愛かったのですが、キャラとして極萌~というほどではなかったので萌にしました。本編220P弱+受け視点の本編を補足する小編60Pほど+別カプとの小編10P超+小編2編。戦時中の異色の艦爆乗りが気になる方でしたら。 出世を!と意気込んでいたものの、ようやく宛がわれたペアは飛行直後は出すものが何もないのにげえげえ吐い…
umeair
『プルメリアのころ。』コミコミさん特典小冊子のこちら。 本編のような緊迫感は少ない、ほっと息をつき、リラックスして読める内容です。 といっても、カズイが序盤ちょっと暴れてはいるのですが。 千歳への加糧品が不正にくすねられていると知り、くすねた者たちのところを訪れるカズイ。 罵り合い、時には拳をかざしながら品物を取り返した後、顔見知りの通信員から 「フィルムの現像が出来あがった」と声を…
みざき
新装版として連続刊行されていた1945シリーズ。 戦時下という激動の時代を背景に、時に激しく、時に苦しく、時に切なく、時に愛おしい青年たちの生き様を夢中になって追いかけた数ヶ月でした。 こちらのプリメリアのころ。でひとまず一区切りとのことですが、どのお話も非常に印象深い作品ばかりだったように思います。 同じ時代背景・同じ題材なのだけれど、人生や生き様にかぶりがないというのかな。 人の一生に…
尾上与一 草間さかえ
かん衛門
作者様の作品を全て読んでいるわけではありませんが、私は今のところ「セカンドクライ」が一番好きです。 作中、大きな事件は特段無いんです。敢えて言うなら、攻めのお兄さんの死。 その一番大きな出来事は既に起こっており、お兄さんの葬儀から話が始まります。 攻めはお兄さんの遺言によって、一人の青年と同居生活をスタートさせます。 ”普通の生活”を送るうちに、孤独だった二人の心が少しずつ開かれ、惹か…