ひろ@
◆キライの恋人(表題作)
ぽつりと呟いた「キライ」という言葉から始まるのが斬新でした。友達だけど2人きりになるとなんだか気まずい。そういう関係ありますよね。百々地の言葉に触発されて、積極的に抜群の彼氏力をアピールする鳩宿。とてもクールに見えた彼が、実は百々地の心を引き止めるために必死だったことを知り。段々照れ屋なところが見えてくるのがすごく可愛かったです。好きな人にはとことん優しく、尽くしたい…
表紙を担当した紺吉先生の「絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男」による、
「絶対BLアワードになる世界」が楽しいです。本編の続きも早く読みたい!
『エロランキング』の部屋「擬音の量、尋常じゃなかったな…。」あはは。あるあるですね。
カップルがセットでぶち込まれてない部屋、「攻めキャラランキング」「受けキャラランキング」部屋も可笑しみ。アワード表彰を控え室でじっと待つ攻め様や受け…
お互い気になるようになるまでが結構短くて、2人の気持ちに着いていくのに少し時間がかかりましたが、そこを越えてからはストーリーを楽しむ余裕も出てきました。見た目や雰囲気も、性格も正反対の2人。自然とグループができてしまう学校でなら相容れなかったでしょうけれど、こうして下宿の中の少人数の環境で出会えば、意外とそんな相手の良い所、魅力を感じる部分が見えてくるかもしれない。2人が偶然にも、こういう環境で…
黄昏アウトフォーカスのスピンオフ、しかも今回は義一と三年生部長・仁のストーリー…期待しか無いに決まってるじゃないですか!単行本になるのを待つ意味が分からなくて早速分冊版読みました笑
話は新入生を迎える春から始まります。黄昏で言ったらあの映画を撮り始める前からですね。あの時から義一と三年生(仁なのかな?)との因縁は感じられましたが、初っ端からバチバチ→事故チューと何だか楽しげなことになってます…