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4/5(合計:47件)
さとむら緑 壱也
ココナッツ
ネタバレ
さとむらさんの『きみは藍色の夜に生まれた』が大好きで、新作が出るのを楽しみにしていました。 年下攻めで、視点はプロローグとエピローグだけ受け視点。 中身のほとんどが攻め視点です。 (受けの本音がわからない設定なので) さとむらさんの文体は特徴が何かあるというわけではないのですが、とても読みやすいんですよね。 漢字やひらがなのチョイスがナチュラルで、今回は攻めの『僕』と『俺』の使い分けがナ…
さとむら緑 みずかねりょう
麗音
出会いからお互い嫌いで会えば喧嘩ばかり、いろいろあって最後は両思いに…というパターンは多々あれど設定は一風変わっていて面白いとは思う。 でも、ドタバタしたコメディーはあまり得意ではないので萌えるまではいかなかったです。 斎藤は、恋するドキドキや好きな相手に対面したときの赤面や胸の痛みは未経験なんですね。彼女が阿久津に乗り換えたときも。 きっとそれは恋じゃなかったんじゃないのかな。 だか…
さとむら緑 桜井りょう
ランプの精
脇役に楽しいキャラクターがいるので中立にしようかとちらっと思ったのですが、 よく考えると脇役はただの脇役なので、やはり趣味じゃないに… 仕事は順調で部下にも恵まれている一深(受)ですが、最大の秘密は「童貞」であるということ。 今まで恋愛らしい恋愛もしたことがなく、好きかも?と思ったことがあるのは高校時代の親友のみ。それが男なもんだから、自分はゲイなのか、それともアセクシャルなのかとずっと…
さとむら緑 サマミヤアカザ
さとむらさんの作品では、一番好きです。 受けの智久はノンケのリーマン。 祖母が持っている古ーいアパートの一階に住んでいる。 ごくごく一般的なノンケ代表といった男。 子供の頃に買って貰ったイルカのぬいぐるみに特別な思い出を秘めていたが、元彼女に気持ち悪がられ捨ててしまった。 攻めの青衣はいつもお金がなく、ロシアを研究する部屋が本だらけのフリーター。 異常に人懐こく、男だろうが女だ…
marun
28才童貞、リーマンとしては年齢的にも持っている、いわゆる勝ち組系ですが、 プライベート、主に性的な事に関してはまるっきり真っ新状態な受けの高階。 誰に対しても男女問わず恋愛的な感情を持ったことも無く、性的な知識は もしかしたら小学生にも劣るくらいピュア無知でした。 唯一もしかしてと思った相手は高校時代の親友ですが、それも同性としての 憧れだったのか仄かな恋だったかも定かでない。 …
頭の出来と性格的なおバカ具合と言うか切なくなるくらい愛情に飢えている姿が 目に浮かんでくるような作品で、個人的には好きになれない感じでしたね。 二人の出会いはかなりびっくり仰天、前にニューズで見た事があるけれど、 書籍の重みでアパートの床が抜けてしまう、そんな展開での出会いが本書です。 祖母が大家をしている築30年の古いアパートが舞台、1階に普通のリーマンとして暮らす 智久がまるで天…
茶鬼
住んでいるアパートの二階の床が抜けて降ってきた沢山の荷物とその住人。 居住不能の為、空き部屋だった隣室で同居生活を始めることになった主人公と2階の住人。 日本人離れした王子の様な容貌なのに、どこか宇宙人みたいなところがあるその住人は、共同生活なのにいきなり女性を連れ込むは、女性が駄目だと言われると男性、 あげくじゃあボクとセックスしてくれる? そんな相手に憤慨しながらも一緒に生活するうちに…
すぱんきん太郎
第一部では受けと攻めがいがみあって受けがアレルギーを起こすまで 第二部では受けのアレルギーについて ここまでは予想通りの展開だったのですが、ラストの部分がちょっと予想外で面白かったです。 第二部と対照的に描かれていてうまいなーと思いました。 喧嘩っぷる好きなのとストーリーも面白かったので神評価。 ノンケ同士が恋愛関係になるのも好きなので良かったです。
あおぅ。
リーマン設定が好きでキライキライが反転してスキになるのも ツボなので手に取りました。 同期で同じ営業、斉藤には過去、阿久津(に乗り換えた元カノ)に つけられた傷があり、そのせいで恋愛に対して臆病になる気持ちが あります。 ようは恋下手さんです。 一方の阿久津は大雑把な人情派で、やたらと突っかかる斉藤の ことが気になりながらも仕事面ではちゃんと斉藤を評価している…
さとむら緑 カズアキ
辛口レビューが多いですが私は好きな作品でした。 明るくて社交的だけど寂しがり屋の受けと、一人きりで生きられる攻め。 お互いに会わなければ全く違う人生を歩んでいたんだろうなあ、というカップリングと 「共依存」の関係のカップリングが好きとしては二つ合わさったこの作品はすごくツボでした。 文章も読みやすく物語に入っていきやすかったです。