阿仁谷ユイジさんのレビュー一覧

目をとじて3秒 コミック

阿仁谷ユイジ 

電子限定番外ショート必須!!

番外ショートまで読んで、ようやく全貌が掴めました。
読むと読まないとじゃ、美未ちゃんの印象が全然違う。
話が変わってくる。
番外含めて作品的に完成し、それだったら神評価つけてもよかったと思います。

※今現在、シーモア毎日無料で読むことが出来ます。是非!

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両片恋のススメ コミック

阿仁谷ユイジ 

男の子の成長記録

賛否分かれる様ではありますが、男の子が少年を経て青年へという成長を描く事に挑戦した漫画だと思います。久し振りに会ったら成長してた、というのは多いけれど、少しも離れた事が無い二人の成長を描くのは難しく、そこにチャレンジしていて私は成功していると思います。
攻めx攻めになるのも、男の場合最初は攻めサイドの自分を想定しちゃうのも当然かなって気がしますし。
最初から両思いなのに上手くいかない理由や悩み…

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非BL作品

テンペスト 1 非BL コミック

阿仁谷ユイジ 

SFファンタジー 種の絶滅対策がテーマ

阿仁谷ユイジ 先生が、SFものを描いていたのを知らなかった。
男性の遺伝子が、地上で絶滅。
女性しか居ない状況で、子孫を残すには、卵子を取り出し人工授精するしかない。

そんな状況で、たった一人先祖帰りしたのか、男子が生まれる。
アマゾネス社会にたった一人異分子の男子として存在し、苦しむ主人公。
最愛の初恋の人に、拒絶されて以来、女性不信。

1巻から波乱の展開。
題名通り、テン…

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「刺青の男」番外編ショート 電子特別版 グッズ

久保田の真実

『刺青の男』の前日譚でした。

公安の総監らしき人物を抱いて、意思とは裏腹にのし上がってきた久保田。
欲しいのは地位でも金でもなく、愛される事だったのに、願いは満たされず寂しい思いをしていたところに転がり込んだヤクザの抗争事件。

捜査線上に浮かんできた組員の中に潟木がいた。
かつての同級生との思わぬところでの再会に懐かしさ半分、寂しさを埋める気持ち半分で自ら潜入することにした久保田で…

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刺青の男 コミック

阿仁谷ユイジ 

せめて夢だけでも

「救いがない」とか「痛い」だとかいうレビューがズラリで、かなり読むのを躊躇っていた作品です。

1話目を読み終わった時点ではややバドエン寄りのメリバコメディ?っていう印象だったのですが、2話、3話、そして4話目の「みんなの唄」でオムニバス全てが繋がり、事実が明らかになる展開でした。
辛い、たしかに辛い。
個人的には武藤と有馬には夢の中みたいにささやかな幸せがあって欲しかった。

ヤクザ…

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目をとじて3秒 コミック

阿仁谷ユイジ 

現代味覚研究会(?)

◾️梶ヒロト(ヒロ)高2→20歳大学生
◾️知花マナブ(チバ)高2→社会人 幼馴染

かなりストレートに奇をてらったところのない幼馴染再会ものです。奇はチバの父親ぐらいかな?
高校生編はチバ目線、大人編がヒロ目線の珍しい作り。ユイジ先生では視点変わるのは珍しくないですけど。ユイジ先生らしいトロ顔や、涙でぐっちゃぐちゃになっての感情吐露は変わらず。登場人物のバックボーンというか人生にあまり触…

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刺青の男 コミック

阿仁谷ユイジ 

何年経っても色褪せぬ傑作

何度読み返してもウーンこれはとんでもない作品だなと唸らせられます。
BLを読み始めてからかれこれ10年以上経ちますが、未だにこの作品を超えるBLは読んだことありません。
古い作品であることは承知していますがどうしてもこれをレビューしなければと思いこれを書いています。

まず、キャラクターの設定や作りこみが秀逸です。メイン登場人物は久保田、カタギ、坊、武藤と4人いますが、ページ数が限られてい…

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もういちど、なんどでも。 アフターエピソードの行間の話 コミック

阿仁谷ユイジ 

健気というより慈母性深い太郎君

記憶喪失の貴博×エロエロ健気の太郎
この物語の構成だと、受けとか攻めは該当しないと思う。

記憶喪失になり、一番肝心な記憶が欠落した貴博の、勝手な言い分や振る舞いを
じっとこらえて包容してきた太郎君の忍耐と愛に感動する。

貴博は相変わらずで、過去の自分にも嫉妬をする。
そんな貴博を「カワイイ」と言って、見守る包容力は愛が無ければ継続不能、
太郎君がブチっと切れた時が二人が終わる時…

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もういちど、なんどでも。 上 コミック

阿仁谷ユイジ 

もっと もっと

下ネタばかりの友人からセフレの誘いを受けた日 違う意味の気持ちを隠していた姉から告白をうける

寄ると触るとちょっかいだしてくる相手にセフレ承諾をしたのは 姉への届かない気持ちから? 相手の困る顔が見たかったから?



表紙と出だしで泣く気満々で読み始めるも 下ネタ好きのふざけたキャラを前面に押し出し 哀しみ 憂い 戸惑いすら尾首にしない

それでいて一途で健気で ただただ相手を…

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両片恋のススメ コミック

阿仁谷ユイジ 

じれもだな両片恋が成就するとき

全く情報なしで読みました。
幼なじみ2人のじれもだな両片思い&成長による受け攻め逆転物語でした。

まず作画が好み。受けも攻めも色っぽいのが良いし、女子たちも可愛い。
孝輔においては黒髪眼鏡に泣きぼくろときた…てんこ盛り過ぎる。

中1で付き合おうと孝輔に言われて足元ふわふわになるくらいに嬉しかったのに胸が苦しくて嫉妬なんかもしちゃって、そんな感情も上手く言葉に出来ず、自分で恋…

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