阿仁谷ユイジさんのレビュー一覧

ミクとネオ 上 コミック

阿仁谷ユイジ 

コメディの合間に先生節が

絵がスッキリ見やすくなり、デフォルメのかわいらしさとかコメディなタッチに合っていますね。

ふんわりとした知識しかありませんが、私はお寺や仏教が好きでして、仏教がらみの小ネタもおもしろかったです。

と、コメディなノリで進みながら、絶妙な流れでどろどろ、重さ、怖さを挟んでくるのが阿仁谷先生節という感じがします。
おもしろいし好きです。

ミクとネオもいいけど、バンビがいいですね。

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刺青の男 コミック

阿仁谷ユイジ 

バッドエンドというより…現実感

阿仁谷先生は「どうしても〜」だけ既読です。
ねっちょりした絵と手描き文字がそこまで好みではなかったのですが、本作ではそれが合っていたと思います。

ツイッタで、ぬるくない作品を読みたいと呟いたらフォロワさんが本作をおススメして下さり…確かにぬるくなかった。読み応えありました。

バッドエンド、救いがない、読後感悪い…という意見が多いみたいですが私はそう思わなかった。

これが現実よね…

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刺青の男 コミック

阿仁谷ユイジ 

幸せの雛形なんてどこの誰が作ったの?

これまでのレビューの評判やらを読んでいで、かなり凄い作品なんだろー!と、思い〜
ずっと、読みたかった作品。
念願叶って〜ゆっくりじっくり堪能しました。

いやぁ〜、衝撃と満足感が半端ないです。

それぞれの立ち位置があり、事情があり、まぁ〜なんとも言えない気分です。


だけど、どんな形でもしっかり愛はありましたね。
最後に、久保田が背景で、
“幸せの雛形なんてどこの誰が作っ…

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もういちど、なんどでも。スピンオフ ―怒った多郎を見てみたい― コミック

阿仁谷ユイジ 

多郎を怒らせてみた

全く怒らない多郎。
藤井の中で【怒った多郎を見てみたい】という好奇心がわきました。
そして…。


まさかの多郎が怒るきっかけがホラー映画(*´▽`*)
「たかがホラー映画じゃねえかよ!」と言う藤井に
「たかが?」とすごく怒る多郎。
そして家出します。

その後の展開が面白くてすごく笑いました。
心象風景がツボにハマりすぎたし
多郎がめんどくさすぎて大好きだ!と思いました。…

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「目をとじて3秒」番外編・電子限定収録 グッズ

美未さぁーーーん(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

目をとじて3秒。
このショートの場合は、墓前で手を合わせている間のこととも取れます。
お墓の主は美未の大昔の恋人。
たぶん初恋相手。
引っ越してまで追っかけたかった相手というのは、この人だったんですね。
ただそれだけでなく、成長した息子の姿を見せてあげたかったのかもしれない。

藤谷さん、良い人だよなー。
全部事情を知った上で受け止めてくれて。
恋敵の息子であるマナブの面倒も見よ…

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目をとじて3秒 コミック

阿仁谷ユイジ 

電子限定番外ショート必須!!

番外ショートまで読んで、ようやく全貌が掴めました。
読むと読まないとじゃ、美未ちゃんの印象が全然違う。
話が変わってくる。
番外含めて作品的に完成し、それだったら神評価つけてもよかったと思います。

※今現在、シーモア毎日無料で読むことが出来ます。是非!

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両片恋のススメ コミック

阿仁谷ユイジ 

男の子の成長記録

賛否分かれる様ではありますが、男の子が少年を経て青年へという成長を描く事に挑戦した漫画だと思います。久し振りに会ったら成長してた、というのは多いけれど、少しも離れた事が無い二人の成長を描くのは難しく、そこにチャレンジしていて私は成功していると思います。
攻めx攻めになるのも、男の場合最初は攻めサイドの自分を想定しちゃうのも当然かなって気がしますし。
最初から両思いなのに上手くいかない理由や悩み…

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非BL作品

テンペスト 1 非BL コミック

阿仁谷ユイジ 

SFファンタジー 種の絶滅対策がテーマ

阿仁谷ユイジ 先生が、SFものを描いていたのを知らなかった。
男性の遺伝子が、地上で絶滅。
女性しか居ない状況で、子孫を残すには、卵子を取り出し人工授精するしかない。

そんな状況で、たった一人先祖帰りしたのか、男子が生まれる。
アマゾネス社会にたった一人異分子の男子として存在し、苦しむ主人公。
最愛の初恋の人に、拒絶されて以来、女性不信。

1巻から波乱の展開。
題名通り、テン…

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「刺青の男」番外編ショート 電子特別版 グッズ

久保田の真実

『刺青の男』の前日譚でした。

公安の総監らしき人物を抱いて、意思とは裏腹にのし上がってきた久保田。
欲しいのは地位でも金でもなく、愛される事だったのに、願いは満たされず寂しい思いをしていたところに転がり込んだヤクザの抗争事件。

捜査線上に浮かんできた組員の中に潟木がいた。
かつての同級生との思わぬところでの再会に懐かしさ半分、寂しさを埋める気持ち半分で自ら潜入することにした久保田で…

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刺青の男 コミック

阿仁谷ユイジ 

せめて夢だけでも

「救いがない」とか「痛い」だとかいうレビューがズラリで、かなり読むのを躊躇っていた作品です。

1話目を読み終わった時点ではややバドエン寄りのメリバコメディ?っていう印象だったのですが、2話、3話、そして4話目の「みんなの唄」でオムニバス全てが繋がり、事実が明らかになる展開でした。
辛い、たしかに辛い。
個人的には武藤と有馬には夢の中みたいにささやかな幸せがあって欲しかった。

ヤクザ…

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