亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

妖精王の護り手 ─眠れる后と真実の愛─ 小説

飯田実樹  亜樹良のりかず 

正統派ファンタジーです

金髪の方がメルヴィで、黒髪の方がレオ=エーリクです。あらすじを読んで、何故か逆だと思っていたので。

古き良き王道ファンタジーと言った作品です。人間の他にもエルフやドワーフという妖精族が存在している、剣と魔法の世界ですね。

妖精王の護り手・レオが、迷いエルフの弟であるメルヴィと共に旅をしながら、迷いエルフであるレイラを捜すー・・という内容です。

キャラクターが魅力的で、朴訥で不器用…

8

ただ一人の男(2) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

第二作

うーむ。やはりpart.2は今ひとつというジンクスをくつがえせなかった。。

ただ一人の男、から恋人同士になった二人。しかし如月のトラウマは尾崎以外の人間には残ったまま。

今回は脇役が絡んできます。かつての精神科医の助手、尾崎の元部下たち。そんな人との交流を通じて如月も次第に人間らしい感情を取り戻す、そんなストーリーでした。

しかし、唯一の男として如月に絶対的な存在を与えた前作から…

1

東の爽碧、西の緋炎 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

あぁぁううっ

久々に胃がムカムカするのが来たよ! そうだよね龍竜シリーズでもあるけど獣シリーズでもあったんだよ、この本は… 前回の続きで、最初っからぶっ飛ばしてますよ。男の方は当然助からないとは思ってましたが、女の方もねぇ。馬鹿な娘だ。 でも今回なにより嬉しかったのは、じろちゃんと颯太のシーンが久々に読めたこと! 廉や竜たちのラブラブシーンはあるのに、なんでじろちゃんたちのはないんだようっ!と、ずっと焦らされて…

1

今宵スイートルームで 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

お仕事がちょっと中途半端かな

ホテルのエグゼクティブを対象とする、バトラーサービス。部屋付きのバトラーが、浮島のお仕事。そこにやってきたイケメン敏腕社長、岩永がお相手。

ほぼホテルの部屋という密室でくりひろげられる攻防。くっつくまでの、お互い譲らない掛け合いが面白い。火崎作品に多くて好みです。

焦点となるのは、部屋付きの間にプライベートな関係を許すかどうか、という点。浮島は仕事を全うするというプライドがあり、バトラ…

0

メガネと運び屋 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

タイトル通り

このところ火崎さんブーム。
キャラと設定がいいですね。

この作品は本当にタイトル通り。下町を舞台に、小さな不動産屋に勤めるメガネの祠堂と、一匹狼の運び屋、赤目のお話。
普段は四角四面でまじめな祠堂が、夜はメガネを外して色気たっぷり美人になるとか、おいしすぎです。
一方、昔は族だった赤目は今もいろんな人とのつながりがあり、慕われる男気あふれるタイプ。
不動産屋がらみのトラブルで急接近な…

1

恋するCUPID コミック

亜樹良のりかず 

親友の霊→攻め

死んだ親友の思い人を好きになってしまう大学生の話。
シリアスとコメディが萌えに融合していていい感じでした。

ただ、1, 2作目の攻めがほぼ同じ姿なので、同一作品だと思って読み進めてしまい、「え!?なんで堂々と浮気してるの!?」と焦ってしまいました…笑

0

東の双龍、西の唐獅子 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

東の颯太と西の廉

「龍と竜」の颯太と、「獣」シリーズの廉が中心となって、新章開始!的な一冊です。
そして休筆されていた綺月先生の復帰作となるのですね。私は昨年に先生を知ったもので、休筆と復帰をほぼ同時に知りましたが、待ち望まれたファンの方々は感慨もひとしおだったことでしょう。
本作の内容をサクッとまとめますと、大学生になった颯太と、関西の雄の廉が東京で出会い、互いに何者かも分からずに友達になります。それから、…

5

龍と竜 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

なんちゃって極道(たまにバイオレンス)

私にしては珍しく…おそらく初めて、CDを先に聴いてから原作を読みました。

主人公は20歳の青年・竜城。やや複雑な家族事情により、年の離れた弟・颯太と二人で慎ましく暮している頑張り屋さんです。バイトをしているカフェの客であるヤクザ・石神に何故か気に入られて、自宅であるボロアパートで颯太と三人、家族ごっこのような時間を過ごす間柄になります。夜のバイト先であるホストクラブでも何かとサポートしてくれ…

1

龍と竜 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

甘辛mixにハマる

未読のまま2年ほど積んでいたこの本。何か甘辛いものが読みたいと思い取り出しまして、ハマりました。綺月先生の作品は昨年に「獣」シリーズは読んでいて(神評価で大好きです)、これも相当ハードなのだろうかと思いましたが、甘辛mixのとても面白いものでした。
続きの「白露」まで二冊持ってましたが、ラストまで一気にポチってしまいましたよ。
えーと、有名シリーズなのでご存知の方も多いでしょうが、ヤクザと一…

3

くちびるを濡らす恋の雫 小説

萩野シロ  亜樹良のりかず 

仕掛けたのはどっちだ?

萌えど真ん中~!幼馴染、同級生ものが好きなのも、高校生ものが好きなのも、友情と恋情の間をうろうろしているのがデフォルト萌えだからなのです。この作品はサクッと進むお話がお好みの方にはオススメできないかも…。

高校は一緒だったけれど、一度も同じクラスになったことがなかった佐々木聡と四條春海。卒業後に同じ商業系の専門学校に入り、そこで一気に親しくなった二人のうろうろラブストーリー。

彼らが専…

1
PAGE TOP