東の清廉、西の逆賊

higashi no seiren nishi no gyakuzoku

東の清廉、西の逆賊
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×24
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
1
得点
26
評価数
7
平均
3.9 / 5
神率
28.6%
著者
綺月陣 

作家さんの新作発表
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イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
東の双龍、西の唐獅子
発売日
価格
¥810(税抜)  
ISBN
9784796412117

あらすじ

大藪会系列・関西岩城組組長の廉。廉のつがいは頑強な若頭の九堂だ。
暴力で昂ぶるという歪んだ性癖を持つ九堂に、廉は猛々しく穿たれながら歓喜する。
そんな矢先、大藪会の総裁が逝去しその新総裁に任命された廉。
想定外の事態に一門が揉めるなか、派閥争いで廉は九堂と対立する。
決して裏切らないと思っていた伴侶の謀反で苦境に立たされた廉。
そこに無二の友人・颯太が現れ――! ?

表題作東の清廉、西の逆賊

九堂了司,岩城組若頭/石神龍一郎/高科次郎
岩城廉,岩城組組長,27歳/石神竜城/石神颯太

その他の収録作品

  • あとがき 綺月陣
  • あとがき 亜樹良のりかず

レビュー投稿数1

ありきたりの言葉ですが、すごく良かった!面白かった!

東西戦争の終結です。
とうとうこれでラストなのかと思うと本当に感慨深い作品でした。
この最終本に限っては「獣シリーズ」を読んでいた方が登場キャラの強い絆とか愛情とかが、より分かりやすく楽しめるのではないのかな?と思いました。
「あああああ九堂ぉーーーーーー」とか「うぉーーー!颯太ぁーーー」とか「よーへええええ」とか「敦っ!!!!!マジかよっ!」とか、読みながら何度も脳内絶叫できたのも多分獣シリーズの壮絶鬼畜を読んでいたからこそかな?と思いました。岩城組の面々が大好きな自分としては、本当に満足できたラストでした。
 私の中で前作まで颯太がどうにも好きになれず、九堂の獣さが薄れて丸くなっていくのが気になって仕方ありませんでしたが、この作品で颯太の潔さ男気に感服!そして獣、九堂はやっぱり獣だけど、いい感じに丸くなったのだと実感したのでした。

 獣シリーズはほんっと三冊全部がマジクレイジーな作品なだけに、東西戦争は比較的安心して読めた作品でした。

九堂と廉、廉と颯太、これで終結とは言わずに、新章として続きが読みたいです。

本の帯が「もう俺を殺してくれーーー」は廉のデフォだと思ってるので驚きもしなかったですが、なぜこの文言を帯に使ったのかが謎でした。

5

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