亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

仙境転生~道士は子狼に下剋上される~ 小説

高月紅葉  亜樹良のりかず 

輪廻転生が紡ぐ運命の下剋上BL

まず。中華風BLとしてのクオリティがすごいです。

作者さんあとがきにて言及がありました。大陸風ファンタジーに文体を寄せて書き上げたと。おっしゃる通り、本場中華BL作品のそれに近い印象を受けました。
独特の中華の世界観、神の世界と人間の世界との関係性やあらましなどなど…実に緻密で繊細、でも率直で分かりやすい。日本と中華の良いとこどり、ハイブリッドな作品だなと思いました。

大陸の風が漂う…

3

仙境転生~道士は子狼に下剋上される~ 小説

高月紅葉  亜樹良のりかず 

耽美な中華風ファンタジー✨

高月紅葉先生の作品、初読みでした。なんとも趣深く雰囲気のある、中華風ファンタジーです。

年下ワンコ・ケモ耳執着(←怖い感じではない)攻め。そこに前世の記憶が絡んできて…というもの。

あとがきで高月先生ご自身がおっしゃっているように、文体は独特です。中華風(先生の言葉をお借りすると”大陸風”)のお話に合わせて、なんて言うんだろう…?耽美・幽玄という感じかな?
とっつきやすい文体ではない…

2

ふしだらな束縛 小説

いとう由貴  亜樹良のりかず 

ド執着

間違った始まり方をした二人
逃げに逃げて捕まって、愛情なのか執着なのか、優越感なのか愛情なのか…
壊したくないのにいっそ壊すしか、心と体がバラバラになっちゃう危うさ、
簡単に言葉にはできない極極な関係にゾワゾワしました。

始まり方の身勝手さや、凌辱監禁もの酷い酷い苦しいと共に、
10年かけての執着や黒瀬の苦しみを思うとギュッとなるとこもあり…

黒瀬がどうにか愛そうと苦心するとこ…

2

龍と竜~啓蟄~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

No Title

推し作家さん&絵師さんです。
シリーズ5作目。
颯太のグチから始まる今作。
前巻で湧いた「いつの間にこんなに竜城は達観するようになったのかな」という疑問の答えがありました。
26歳にして思春期を迎えた、という龍の言葉通り自分の力を試したい、束縛されず自由に生きたいという竜城が知った自分の欲。
竜城が学生生活を活き活きと楽しんでいる様子が、先の不穏を予想させて読むのが辛かった…
怒りに振…

0

龍と竜 ~虹の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

No Title

推し作家さん&絵師さんの、シリーズ4作目。
ううーん、モヤった……
まさか真藤がそんな形でくい込んでくるとは…!
最後は良い形に収まったけど。

次郎のこと、颯太が受け入れられるならいいのよ、
でも私は次郎を消化するまでにもっと時間がかかりそう。
龍が竜樹に言った「お前を選んだ時からこっち、他の誰にも嵌めちゃいねぇ」のセリフを次郎にも期待したんだけど、次郎の立場とビジネススタイル的に…

0

龍と竜~銀の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

No Title

シリーズ3冊目、めっっちゃよかった……!!!!!
歳の差ラブかぁ30以上の差は初めてだなぁニマニマ♡って思いつつ読んでたけど。
全部読んでみれば、思春期の心の動きとか親の気持ちとか家族の有り様とか生き様とか
なんかもういっぱい感じ入るところがあってすごい1冊だった。
颯太は現在13歳。いったいあと何年耐えるんだろう、次郎は(;´∀`)
このふたりの展開も気になるし、たっちゃんのマクロビカ…

0

龍と竜~白露~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

No Title

推し作家様and絵師様。
先にドラマCDは聴いていたのでだいたいの流れは把握済み。
だからこそ先のすれ違いが胸にチクリとして読み進められなかったり。

893BL読んでいるはずなのに、子育て指南書でも読んでいるかの様相。
幼き龍を拾ったヤーさんたちの態度は、子育て真っ最中の私にはハッとさせられることが結構あって。
そういう意味でもおもしろかった。

今作は颯太と次郎も良い仕事してま…

0

龍と竜 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

No Title

作家さん&絵師さん読みです。
痛さ1割(んー、2割かな)、ちょっと笑えてほっこりする893もの。
ドラマCDを何度も聴いていたので内容はわかっていたのですが、文章で読むと細やかな心情も把握できて理解が深まります。
颯太が龍に心を開きどんどん子どもらしさを取り戻していく様子、自分の子どもに縁が無かった龍の子どもに対するスタンス(子育て中の私にはかなり参考になる!)、若いのに全部背負って頑張りす…

0

転生したらブルーアルファの許嫁でした 小説

安曇ひかる  亜樹良のりかず 

チュール最強


不思議の国のアリスかな


養護施設で育ち、バイトの忙しい学生生活をしている怜(受け)はある日出会ったデブ猫について来いと言われているような気がして思わず追いかけていくと、突然屋上から飛び降り、助けようと飛びつくと空中に真っ逆さま。
気がつくと知らない部屋に。
件のデブ猫はというと隣で餌を貪り食っています。
そこには某歌劇団のような格好をしたキラキラした男性が立っていました。
実…

0

旅立つ君へ 〜アルファは薔薇を抱く 4〜 小説

春原いずみ  亜樹良のりかず 

彼らの成長に感動

小さかった子供たちが成長し愛を育て、自分の道を進む姿に感動します。
真尋はストレートに瑠佳への想いを表現していて、独占欲も感じつつ大好きなのが伝える。瑠佳は経験から美智瑠の気持ちも考えてて、瑠佳ならではの気遣いだと思った。瑠佳と美智瑠の距離が近い分、瑠佳が悩む事になったのかな。
真尋が大好きで家族みんなが大切だから自分が離れる決断をした瑠佳に驚きました。でもこれしかないって思い詰めたんだろうな…

0
PAGE TOP