暮田マキネさんのレビュー一覧

還らずの夏 コミック

暮田マキネ 

切ないけれど。

タイトルからして痛い話なんだろうなあ…、と手に取るのをためらっていた作品でした。けれどちるちるさんの「BLアワード2017」にノミネートされているのを拝見して、どうしても読んでみたくなり購入。内容はすでに書いてくださっているので感想を。




短編集ってどのお話も短い。なのでツボに入る話だともっと読みたいと思うし、話に入り込めずに終わってしまう作品もそれなりにあったりするんですが。

7

還らずの夏 コミック

暮田マキネ 

少し悲しくて、少し病んでて、だけど粒揃いの作品集

思わぬ当たり作品でした。
暮田マキネさん初読みです。
表紙に惹かれて買いました。

これ、いつも面白いテーマでアンソロを出されているシャルルコミックスの第1弾コミックなのですね。
各話の初出は以下の通りです。

「還らずの夏」…涙BL
「不機嫌なつぼみ」…発情BL
「咲き初めの焦燥」…オメガバース×BL
「いちばんしあわせ」…心中BL
「All things I know」……

1

僕の可愛い酔っぱらい コミック

暮田マキネ 

年上なのに可愛い

この作品は雑誌で1話を読んでから気になっていた作品。
単行本になったということで読んでみました。この作家さんの単行本を読むのも初めてです。
絵柄は表紙もスッキリ綺麗な感じだと思うのですが、中もそんな感じで読みやすかったです。
主人公はノンケの20才の大学生と、27才の板前さんとのお話。
大学生のヒナが始めたバイト先で板前のちぃさんと出会うのですが、このちぃさんが7才も年上とは思えないほど可…

0

シュガーベイブ コミック

暮田マキネ 

充くんの観察眼

表紙からしてショタ?と思いがちですがそういう描写はあまりありません。回想シーンでちらっと程度です。

猛プッシュする攻めが真面目なのか天然なのか、なんでも仲間に相談してしまうピュアさにニヤニヤしてしまいます。エッチシーンはなく、キス程度ですが可愛いと言われただけでトロンとしてしまう千果の表情が色っぽいです。

仲間の千果に対する過保護ぶりも見ていて微笑ましく、あの仲間うちでスピンオフが出来…

3

還らずの夏 コミック

暮田マキネ 

切ない…。

オメガバースのストーリー以外はどれも切なく少し病んでいる様に思います。
表題作の『還らずの夏』
二人が泣きながら「ごめん」とお互いに謝るシーンは、こっちまで胸が痛くなりました。悲しいけれど、前へ進むにはそれしか方法がないんだなぁ、と。

短編集なのであらすじは省きますが、息子と義父のストーリーはちょっともやもやしました。まず、母親がアレですが、真も父親の代わりと知りながら義父(しかもビッチ…

2

還らずの夏 コミック

暮田マキネ 

全部面白かったよ!

面白かった!短編が何話か収録されていたが全部面白かった!
1話目、切ない 死んだ彼氏が可哀想だけど生きてる人が大事になるのは仕方がないのかな?
2話目と3話目は繋がってて、3話目の最後のコマが笑えた 。
4話目、少し私には理解し難くラストは結局どうなってしまったのでしょうか?
5話目、息子は養父自身が好きでだが、養父は息子を通して息子の本当の父親が好き、何か可哀想だけど一応ハッピーエンド…

3

シュガーベイブ コミック

暮田マキネ 

可愛い子専用

周囲で評判がすこぶる良かったので衝動買い。
ショタ攻か!?え?!かっこよく育っちゃった男が攻か!?
なんて読み進めておりましたが
邪な妄想にふけって申し訳ございません。
実に可愛く楽しいお話でした。

お話はといいますと、
10歳まではまるで天使のようだと揶揄されていた受。
自他ともに認めるエンジェル!!
しかし、あることがきっかけでそれはもろくも崩れ去る。
誰でも大人になる。…

7

「シュガーベイブ」アニメイト特典ペーパー グッズ

みんな可愛い、続きが見たい

本に折らずに挟めるA6サイズの紙に、
受けの津森と可愛い羽生くんの会話を描いた漫画が載っていました。

下校時の様子かな?
ふたりが鞄を持って並んで歩いていて、
「ねぇ津森くん、なんで下の名前で呼ばせてくれないのぉ?
 僕もチカちゃんって呼びたーーい」と羽生くん。
『ダメだ、つうかなんでそんなに呼びたがんだよ』と津森が返すと、
「だって、もっと津森くんと仲良くなりたいもん
 設楽…

3

シュガーベイブ コミック

暮田マキネ 

カワイイ昔の自分にコンプレックス☆

女の子にキャーキャー言われるほどすごくカッコイイ(右奥)のに、
天使のように可愛らしかった10歳の頃(左手前)と比べると、
醜くなってしまった…今の自分には価値がない……
そう心底思い込んで、こじれまくっている高校生が受けのお話です。

受けがそんな風になってしまったのは、
体も捧げていた大好きだった人(男)からの、ひどく心ない言葉のせい。
それが、
小学生の時にとても仲が良かった…

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還らずの夏 コミック

暮田マキネ 

号泣

短編集です。
表題作は、アンソロ『涙BL』に収録されていた作品だそうです。
いや、もう、号泣ですよ…。途中うるっと、そしてラストの攻めの涙を見て号泣。
これに関しては、核心的なネタバレになってしまうので、あらすじは書くのを控えます。BLを数多く読んでいたら、たまにこういう作品に当たるのですが、油断していたからちょっとキました。『涙BL』未読でこれが初見だったので、泣ける作品ばかり集めたアンソ…

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