暮田マキネさんのレビュー一覧

還らずの夏 コミック

暮田マキネ 

シリアス系短編集。

暮田マキネさんの独特な絵柄と作品の空気感が好きで、遅れましてですが読ませていただきました。

まず表題作で泣けました......しんどい.......ハッピーエンドになれない2人に胸が締め付けられました......最後の表情がもう......。でもやっぱりこの1冊のなかで1番好きなお話です...辛いのに...なんでだろう......涙

そして表題作の他にも4作品ほどあるのですが(ハッピー…

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ベイカーベイカーパラドクス コミック

暮田マキネ 

仄暗さ漂う兄弟愛

電子で購入したのち、しばらく読んでいない作品でしたが、ファザーファッカーで暮田先生の独特の仄暗さにはまり、こちらの作品も読んでみました。
ガチ兄弟ものということで、若干の抵抗を感じつつ読み始めましたが、暮田先生の描かれる可愛らしい絵柄で割とすんなり読めました。
可愛いすぎる受けもあまり得意ではないのですが、この仄暗さが漂うストーリーとのアンバランスさがちょうどいいのかもしれません。
兄弟はお…

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つむぎくんのさきっぽ コミック

暮田マキネ 

ふやけた指先

煌成も紬も、お互いに相手を想って取っている行動なのにそれぞれうまく伝わらず、小さなズレがやがて大きなすれ違いへと変わって…
ほんわかした雰囲気を纏っていられる紬がすごく大人だったんだなと思えるくらいに
ふたりが抱えているものの重さに切なくなりました。
というか、相手を想うその気持ちで自ら責任を重くしていっているような。
その背景には揺るがない愛があるのはわかるんですけどね…
何でも気軽に…

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還らずの夏 コミック

暮田マキネ 

表題作がよかった

表題作「還らずの夏」。
よみがえることのない奈津、に掛けているのかな?
登場人物も はる、ヒデあき…四季です。(冬はどうした⁉︎)

奈津と陽の言い合いのシーン。
勢いよく頁をめくると、そこにはふわりと浮遊している奈津の姿が!
見せ方上手いなー!

あと大好きなシーンがもう一つ。
陽は抱き締めてきた秀明を突き飛ばし、奈津に必死に手を伸ばしてその胸に飛び込もうとする。
が、その瞬…

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ファザー・ファッカー コミック

暮田マキネ 

歪だけど愛がある

以前から気になっていたもののタイトルで少し敬遠してました。
つむぎくんのさきっぽが思いの他良かったので暮田マキネ先生の他の作品も読んでみようと思いました。

ファザーファッカーというタイトルからガチ親子だと思っていたのですが、血のつながらない親子でちょっと安心しました。マコトのことが好きだった明。亡くなったマコトに変わり父親になったけど、自分が好きだったマコトの息子の真は成長するにつれてマコ…

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ロッカバイディア コミック

暮田マキネ 

安心して眠れる腕の中

マキネ先生の描く世界は切なくてちょっと苦しくて優しくて温かい。
「還らずの夏」みたいなのもあるけど、まずハピエンなので安心して読めます。

幼児虐待(ネグレクトかな?)、夢遊病と薄暗い要素があるものの、私的にはマキネ作品中では重くない方かなと。

皆さんおっしゃってるけど、マキネ先生の描くチビッコって守ってあげたくなる可愛いらしさに溢れてる。

虐待を受けている子は標準より成長が遅い…

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ベイカーベイカーパラドクス コミック

暮田マキネ 

ふたりの生き方

お互いに想い合う兄弟の
極限まで拗れて歪んだ愛情が描かれてはいるのだけど
遠回りして傷つけ合って、でも辿り着くところは温かな幸せ、という…
なんだか不思議な気持ちになる作品でした。(悪い意味ではなく。)

事故で記憶を失い、以前のように親が期待するユキではなくなったことは
周りから見れば不憫でツラくて悲しいこと。
でもふたりにとってはずっと一緒に居られるようになったきっかけでもあって…

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つむぎくんのさきっぽ コミック

暮田マキネ 

表紙とのギャップ

この作品はこちらの答えて姐さんで、表紙とのギャップがある作品を質問されてた方への回答で挙げられていて、正直表紙だけからの印象だと何かエロだけなのかと思っていて敬遠していたのですが、読んでみたら全く印象が違って、切ないお話でした。
主従関係とか身分差とか本人達ではどうしようもないことが二人の間にはあって。
お互い好きだし、相手のこと想いあっているけど不器用な二人がもどかしくも切なくて、もう涙涙で…

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幼なじみマネジメント 小説

栗城偲  暮田マキネ 

頑張るアイドル

先生買い。二人の関係は好きだったのですが、攻めが追い込まれるシチュエーションがなかなかツラかったので萌にしました。元気な時に読んだらもっと感想違ったかもな、アイドル成長話で、雑誌掲載170頁ほど+その続き150頁ほど+あとがき。芸能界ものがお好きな方だったら嬉しいのかも。

長らく連絡を断っていた幼なじみ(アイドルになっている)のコンサートに行き、キラキラ輝いていない攻めが心配になった受け。攻…

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幼なじみマネジメント 小説

栗城偲  暮田マキネ 

障壁らしい障壁がない芸能モノ

芸能モノの醍醐味人間として役者としての成長しつつ恋人となる三重構造をさらりと書き上げている
地軸は受なワンコ攻め
飼い主(受)に捨てられたと思って
でもいつか帰ってきてくれると信じて待ってるけど余りに帰ってきてくれないから元気がなくなり
の所を受が目撃して帰ってきてくれる
待てが出来る血統書付きの捨て犬時代を乗り越えて受が帰ってきてくれて息を吹き返し…
役者を始めたのも続けてきたのも受…

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