カゼキショウさんのレビュー一覧

黒曜の災厄は愛を導く 小説

六青みつみ  カゼキショウ 

主人公が辛すぎて

異世界トリップファンタジーですね。長かった!
しかも主人公は巻き込まれてトリップしたモブだという。

もう主人公が可哀想で気の毒で辛くて、これでもかとひどい目にあって、何度も先のページを確認したくなりました。
黒髪黒瞳というだけで迫害され生き延びる為に葛藤しながら盗みをしたり野山で野宿したり殺されかけたり。
そして共にトリップした正反対の境遇の春夏に私も何度嫉妬を抱いたか。

秋人の…

0

黒曜の災厄は愛を導く 小説

六青みつみ  カゼキショウ 

世界は輝く

BL異世界トリップのジャンルでは出色の作といっていいと思います
これ1作ではなく、関連4作で。
きっと繰り返し、お話からお話へ、場面から場面へ、駆け巡るように読み返したくなります。言葉と心を追って。

シリーズや関連作品というか、これはほぼ同じ物語を誰の視点で語るか
というのと、あのとき彼は何と言ったのか、どう思っていたのか
を楽しむ作品群だと思うので、通しての感想を1作目に書きます

3

バイアス恋愛回路 小説

栗城偲  カゼキショウ 

苗字が微妙

これってイジメだよね。勝手に性癖をバラされて自殺した大学生を思いだして嫌な気分になってしまいました。
後書きで勝手にジロジロ見られたらストレスだったろうと作者さまは書かれてましたが、私は読んでる途中で
「この自意識過剰野郎!」って自分が周りに居たら言ってやるのに!って何度も思いました。
講義被ったらそんなに負担?しかも、単位落としてるの自分なのに!これは攻めでは無くその友達ですが、こんな奴と…

2

バイアス恋愛回路 小説

栗城偲  カゼキショウ 

攻めが好きになれない

栗城さんと言えば薄幸健気受け。のイメージがありますが、この作品の受けくん・響も良い感じの健気くんでした。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。




なんていうのかな。
もう一声ほしい、という感じ。

とにかく攻めのクズっぷりが半端ない。
作中では「恋愛音痴だから」というのが免罪符になっていますが、人としてナイな、というのが正直な感想。

この十時という青年は…

5

バイアス恋愛回路 ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

壁ドンリベンジ

本品は『バイアス恋愛回路』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、十時視点で
2人がデートをするお話になります。

十時が響と付き合い始めてから
週末から休みの日には
響の部屋での家デートが
定番となっています。

響はいつも幸せそうですが
家デートの定番はお泊りして
翌日は響の体力次第で
お出かけする感じなので
十時としては少々即物的か
とも思っていまし…

2

バイアス恋愛回路 小説

栗城偲  カゼキショウ 

「好意」の定義は難しい

今回は恋愛音痴と言われる大学生と
同性に片恋してばかりの大学生のお話です。

受視点で
片恋ばかりの受様に恋人ができるまでと
攻視点で
攻様が恋のトキメキを実感するまでを収録。

受様の恋愛対象は同性です。

ゲイコミニティに通う事もないので
誰かを好きになっても
その人と両思いになりたいと思った事は
ありませんでした。

今も大学入学時に
ガイダンスの場所を探して…

1

バイアス恋愛回路 小説

栗城偲  カゼキショウ 

「雑巾しぼり」なんです

カゼキショウ先生の挿絵目当てで購入したのですが、お話もすごく好きでした!随分遠くになってしまった大学時代を楽しく懐かしく思い出させてくれたお話で、「ディアプラス掲載分に加筆したもの170Pほど+攻め視点の本編すぐ後ぐらいのお話60P弱+先生のあとがき」です。好みのタイプどんぴしゃでもないのですが、二人の苦しいもだもだ感にとても共感して神より萌2です。面白かったー。大学時代が楽しかったという方は、私…

2

バイアス恋愛回路 小説

栗城偲  カゼキショウ 

面倒者同士の恋

大学入学時少し話をしただけの倉持に好意を持ち、ずっと倉持を見続けていて遂にその倉持から気持ち悪いと嫌われます。その倉持の友人である十時が監視のような役割として響と一緒にいます。
この十時は恋愛音痴なので、よく知りもしない相手を好きになれる響を「恋愛の先生」として一緒にいます。

最初は想い合えないからこそずっと見続けているというので、悪い子ではないもののゲイという事で肩身の狭い思いをしていた…

2

バイアス恋愛回路 ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

壁ドン

本編の後日談。二人で外デートしよう!というお話です。以下盛大にネタバレ。



付き合うようになった二人。大学で女子が壁ドンを熱く語っているのを聞いて、「そういえば最近してないな、壁ドン」と思う十時。付き合うようになる前は、壁ドン=鉄板ギャグ状態だったのですが、今したらどうなるんだろう・・と思い、土曜日、珍しく外デートに呼び出した際に、壁ドン★
「なあ、どこ行きたい?」と低く耳元に問いかけて・・・…

1

バイアス恋愛回路 小説

栗城偲  カゼキショウ 

恋は天啓のように訪れるわけじゃない

作家買いです。
大学生の響はゲイを自認していて、好きになった男とも、恋人になりたいとか、お付き合いしたいとか、そんなのは最初から無理だと見つめるだけの片思いを続けてもう1年。
しかし、見つめられている方はそれはそれでストレスが溜まって、ある日とうとう面と向かって気持ち悪いと言い渡されます。
その後もなんやかやあって、片思いしていた相手の友人の十時が、同じ講義の時に監視役兼楯として響の隣に座る…

3
PAGE TOP