川琴ゆい華さんのレビュー一覧

恋廻り 小説

川琴ゆい華  yoco 

タイムリープ…

何度出会っても、必ず恋に落ちずにはいられない。

逃げ出した恋を、もう一度やり直すタイムリープのお話。
別れの悲しみを避けるためには、出会っても、恋しても、恋人同士にならなければいい。
そんな決意の元で送る2回目の、2年前の自分。
でも、どうしても、恋に落ちるのは止められず、、、。

「何度出会っても恋に落ちる」とか「万華鏡の核」とか、いろいろモチーフはすごく胸キュンで切なくてロマン…

2

恋廻り 小説

川琴ゆい華  yoco 

年下勢が可愛い

なんで昔の恋愛をタイムリープをしてまで引き摺るのか、真実とは何か、徐々に垣間見えてきて、結果的には最後に一気に種明かしでしたが、なんとなくその結果がわかってたその感じが自分的には良かったです(意味不明ですいません)
あまり好かなかった点から言うと、受けの子が余りにも早く吹っ切れすぎてしまい、これじゃあ過去の二の舞じゃないの?再び恋愛しないっていう決意はなんだったの?っていうことでした。個人的には…

2

今夜、きみと星につなごう 小説

川琴ゆい華  小鳩めばる 

期待しすぎた…かな

偶然が重なり、コールボーイと身分を偽って片思い中の先輩・大宮とセックスしてしまった主人公・梗が、大宮本人に会社の後輩とバレてしまったことから二人の微妙な恋人ごっこが始まるーーというお話です。

ちょっと期待しすぎたかも。あらすじと冒頭の数ページには結構ワクワクしたんだけど。「中立」か「萌」か迷って「萌」です。

大宮は最初から最後までイイ奴だなぁと素直に思えたのですが、本編では梗という男性…

5

恋廻り 小説

川琴ゆい華  yoco 

年下男の可愛げにキュン

ニューヨークで働く由弦(受け)には、かつて訳も分からぬまますれ違って別れた年下の恋人・慧太(攻め)がいた。その想い出が鮮やかすぎて今も恋ができないでいる由弦のもとに、霊体となった友人、絢人が現れる。絢人は、これから由弦をタイムリープさせる、大学時代に戻って慧太との恋愛をやり直すように、と告げる。次に目覚めた時、由弦は大学生に戻っていて…。


タイムリープものです。SF用語ですが、タイムスリ…

3

恋は思いがけず 小説

川琴ゆい華  蓮川愛 

とにかくカワイイ

表題作と後日談的ショートの2作品が収録しています。

「恋は思いがけず」は、友達だったはずが恋人同士になってしまう大学生同士の話。「まままならい恋でも」は二人のバカップルぶりが可愛らしい話でした。

琥太郎(受け)が単に天然で箱入りというだけでなく、リビダアニア共和国からの帰国子女という設定が面白かったです。髪にキスは「エッチしたい」とか、あちこちで出てくる話が異文化交流のようで楽しかった…

1

恋は賢者の愚行 小説

川琴ゆい華  陸裕千景子 

「解散!」が余計

表題作と、ショート続編の2作品収録されてます。

「恋は賢者の愚行」
題は「恋は愚か者の知恵であり、賢い者の愚行である」というイギリスの詩人かつ評論家からの言葉から取られたもので、それになぞられてます。
生真面目な歯科技工士である十和(攻め)が賢者で愚かな行動をし、余り深く物事を考えない知明(受け)は愚か者で知恵を得ていくという話です。当事者でない筧先生が冷静な分析により話されたのですが、…

2

恋廻り 小説

川琴ゆい華  yoco 

一緒にタイムリープしているような感覚になる

最初からもうお話に引き込まれ、取り込まれて後戻りできませんでした。
一気に読まずにはいられない・・・そんな作品でした。
2人はどうして離れてしまったの?
何故由弦はニューヨークにいるの?
絢人に何があったの?
・・と、のっけから気になって、知りたくて・・・

口絵や挿絵もある種眩惑的な雰囲気があるし、由弦がタイムリープ中に感じている違和感や不思議な感覚が、絵からも文章からも読み手の私…

1

妄愛ショコラホリック 小説

川琴ゆい華  北上れん 

帯に偽りなし

表題作と、15ページ短編の2作品が収録されています。
初読みの作家さんですが、コミカルで面白かったです。

「北上れん画により素敵に見えますが、この左の男↑、変態ですから!」の帯どおり、北上先生のイラスト効果もあり度合いが薄まっていましたが、それでも高晴(攻め)は変態で、頼朋(受け)のストーカーでした。あっさり爽やか変態でしたが、汚物ネタ苦手な方はちょっと注意した方が良いかもしれません。吐し…

2

ケダモノとその息子 小説

川琴ゆい華  桜城やや 

太ももの隙間。

長~い間積み本になっていたのですが、最近オヤジ攻に魅力を感じていまして。
そういや積んであったよね?と底から取り出してきました。

……ズルい変態オヤジ、でも仕事にストイックで意外に一途、という最強の組み合わせで、なんでもっと早くに読まなかったのだろうと悔いるものの、今オヤジ攻めが自分の中でアツいこともあって、今読んだからきっとよりいっそう楽しめたんだろうなぁと。

『隙間フェチ』という…

2

恋廻り 小説

川琴ゆい華  yoco 

タイムリープがいやに簡単すぎて…

軽い雰囲気の日常系を書かれる川琴さんには、珍しいタイムリープ物。
いつもとりあえず内容に触れたりするのですが、ちょっとあまりに自分の中でもやもやの残る作品であったために、感想メインで書かせて頂きました。

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受けの由弦は、現在は大学を辞めニューヨークへ逃げるようにやってきている青年。
絵本作家の母親がきっかけとなり、パラパラ漫画の作家としてそれ…

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