川琴ゆい華さんのレビュー一覧

ケダモノとその息子 小説

川琴ゆい華  桜城やや 

電子版を拝読

川琴先生3冊目です。読んだ中では一番これが好き。
さくさく読めたんですが、電子で読んだためどうも読むのが長引いた…本の厚みがわからないので単純に長かっただけかもしれないですが、もしかして途中だれたかな?
でも読後は幸せな気持ちになれたので萌×2評価をつけさせていただきました。評価ちょっと甘めかも。

隙間フェチのおじさん(攻め)とそのおじさんに昔拾われて面倒を見てもらっていた受けの再開ラブ…

1

眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

眠れる森の罪びとって結局誰?

シチュエーションとかは私好みです。過去のこだわり、同級生、職人、純愛、初恋、そしてDT同士!!
惜しむらくは、起承転結の“転”の部分の印象が薄いことですかね。もう少し捻って欲しかったです。あまりにもスムーズに事が運び過ぎて、ご都合主義に感じてしまいました。6年経って目覚め、お互いの事が好きだった。までは良いとしても、二人の関係を阻むものが何もないのに違和感を感じました。希生の両親の反対や友人の反…

4

宵越しの恋 小説

川琴ゆい華  橋本あおい 

准平の恋が報われて良かった

和服が好きなので、手を出しました。初めて読む作家さんです。
准平の方は、あきらかに高校時代から深尋を好きだったみたいですが、深尋の方は若さ故にゲイである自分のことも、准平のことも受け入れられない。
高校卒業から10年後、大人になった二人は偶然再会を果たす。
さて、あらすじはここまでにして感想を…。
あまあまといえば、あまあまなんでしょうけど、准平の方は辛かったと思いますね。深尋を好きになり…

0

眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

幼なじみの12年愛

中学校の時に事故で植物状態になった希生(攻め)。6年後、奇跡的に意識を取り戻した希生は、自分をずっと待ち続けてくれていた幼なじみ・遥史(受け)に強い執着を示す。3年にも及ぶリハビリが終了し、退院した希生は遥史に想いを告げるが、遥史はそれを刷り込みだと拒絶し…。


14歳のときに事故に遭い、それから6年間後に目覚めた攻め。フィクションではありがちな話ですが、目覚めて数ヶ月はまるで反応を示さな…

6

十年目のラブメソッド 小説

川琴ゆい華  北沢きょう 

童貞・ED・短小な主人公

1冊丸ごと表題作です。宇海(受け)の視点で進んで行きます。

宇海は、男性器専門の美容整形外科医。CS放送で悩み相談にものっているのに、自分のアソコはED・短小なため、まだ童貞です。そんな悩みを、10年ぶりに再会した元家庭教師の理人(攻め)に知られ、ED治療に協力するとエッチなことをされるようになり…という内容です。

宇海のEDは、ストーリーの半分辺りで、治ります。それ以降は、理人がゲイ…

1

眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

よい話なのだが、微妙に退屈

川琴さんの作品の登場人物達は可愛い。
どこかおかしかったり変態だったりしても、
キラキラチャーミングというか、うん、可愛い。

そこが最大の魅力なんだと思うのだけれど、
この作品は正直今ひとつ頂けなかった。
登場人物はいつも通り可愛……くはあるのだが。

何が悪いという訳でもなく、良い話なのだと思う。
だけれど決定的に、欠片も萌えない、心も揺すぶられない。


舞台は奥多摩…

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眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

甘さもドラマ性も◎

あらすじ:
14歳のころ崖から転落し、以後6年間昏睡状態だった希生(攻め)。
幼馴染で、彼の事故に責任を感じる遥史(受け)は、彼が目覚めてからも甲斐甲斐しく見舞いに通う。
ある日、希生に想いを打ち明けられるが…

目覚めた希生(20歳)が、言葉を発するようになるまで約1年。
それから退院まで2年、
定時制高校で学び、就職するまで3年。
20歳から26歳まで、約6年間かけて「大人」に…

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眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

少しビターな良作

事故により昏睡状態になり6年後に目覚めた、というとそれで問題が解決したように思える。けれど実際にはそこからは別の問題が起こるのだという現実が突き付けられた。
考えれば中学生の時から昏睡していたら知識も精神も成長していないのだから、すぐに年齢相応の社会生活を過ごせるわけがないのだ。本人はそこからリハビリと現在のギャップに苦しむ。
それを傍らで支える受けも自分に何ができるのか悩んだりして苦しむ。そ…

9

恋廻り 小説

川琴ゆい華  yoco 

タイムリープ…

何度出会っても、必ず恋に落ちずにはいられない。

逃げ出した恋を、もう一度やり直すタイムリープのお話。
別れの悲しみを避けるためには、出会っても、恋しても、恋人同士にならなければいい。
そんな決意の元で送る2回目の、2年前の自分。
でも、どうしても、恋に落ちるのは止められず、、、。

「何度出会っても恋に落ちる」とか「万華鏡の核」とか、いろいろモチーフはすごく胸キュンで切なくてロマン…

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恋廻り 小説

川琴ゆい華  yoco 

年下勢が可愛い

なんで昔の恋愛をタイムリープをしてまで引き摺るのか、真実とは何か、徐々に垣間見えてきて、結果的には最後に一気に種明かしでしたが、なんとなくその結果がわかってたその感じが自分的には良かったです(意味不明ですいません)
あまり好かなかった点から言うと、受けの子が余りにも早く吹っ切れすぎてしまい、これじゃあ過去の二の舞じゃないの?再び恋愛しないっていう決意はなんだったの?っていうことでした。個人的には…

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