川琴ゆい華さんのレビュー一覧

恋におちた仕立屋(タイユール) 小説

川琴ゆい華  見多ほむろ 

大人の恋は、純情で可愛い

大人のジレジレラブであり、「恋する気持ち」と言うものを、甘く可愛く時にほろ苦く、とても丁寧に綴った作品になります。
人見知りですぐに逃げ腰になっちゃう受けにも、そんな彼を逃がすまいと懸命な攻めにも、終始ニヤニヤさせてもらいましたよ。
時に大人の方が、ずっと純情で可愛い恋をしてたりするんですよね。

ところで、個人的に川琴先生の作品が大好きでして、いつも楽しみにしてるんですよね。
が、今回…

10

宵越しの恋 小説

川琴ゆい華  橋本あおい 

萌えた!

作家さんのツイッターで、電子のセール情報とともに「恋人のふりをする男と記憶喪失のふりをする男のラブストーリーです」とあって、積み本だったを思い出し読んでみました。

あいつには嫌われていると思っていたのに、何故恋人のフリなんかするんだろ?と、受けは不思議でならないんだけど、「そりゃ好きだからに決まってるでしょ!」とツッコミ&ニヤニヤしながらの読書は楽しかった。

二人とも嘘をつきながらの同…

3

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

挿し絵がエロかわです

ノンケ×ゲイでいわゆる攻めザマァ展開です。グイグイ押しまくったあげくに引いてみなっていう受けの作戦勝ち。受けというより受けの友人の。その後の展開でもこの友人のアドバイスがなければ2人はくっつかなかったので、彼のキューピッド体質が凄すぎる。

健気な受けは最初から攻めの本質的な優しさを見抜いて惚れまくってたわけだけど、序盤の攻めの性格は酷くて「人としてどうよ?」ってレベル。心の原石を磨いてくれた…

1

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

カプになった二人のやり取りが可愛すぎる

「受けに全く興味のない攻め×とにかく一途で打たれ強い受け」という組み合わせなんで、前半は攻めが超そっけないです。
というのも「受けに興味がない」のではなく、「人間に」興味がないんですね、攻めは。

だから女の子から告白されて一応付き合うも、彼女の顔すら覚えていないので違う女子を彼女だと思い込んで話し続けていて、それが彼女にバレて振られる……なんて事を繰り返している男。
見てくれはいいけれど…

0

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

攻めが受けを好きすぎて

読むまでは晴流が久瀬に一目惚れして、片思いの期間が長いのかと思っていました。
ところが晴流の友達ゲイの同僚がお道具エッチしてくれたら、晴流が諦めると嘘をついたのを間に受けて致してから意識してしまいます。
他人に無関心な久瀬からしたら、晴流は最初から特別だったんですよね。本人が気づいていないだけで。
晴流に避けられ出してから気持ちに気づいて必死になります。
両思いになってからの方がかなり長い…

3

ぎんぎつねのお嫁入り 小説

川琴ゆい華  三池ろむこ 

純情銀狐の初恋物語

今回は定住せず全国を巡回するキッチンカーオーナーと
九尾の狐に育てられた錫色の毛並みの狐のお話です。

攻様に助けられて恋した受様が恋を実らすまでと
受様の育ての親に会いに山に行く後日談を収録。

受様は錫色の毛並みのぎんきつねです。両親は小さい時に亡くなり、
九尾の狐に育てられます。

九尾の狐は最強の妖力を持つ妖狐ですが、戦闘力が弱く何度か討たれて
封印され、蘇るたびに妖…

2

幼なじみクロニクル 小説

川琴ゆい華  Ciel 

もっと変態くださいーー!!

セールで目について、幼なじみものかぁ、繊細な表紙だし切ない系なのかなぁ?とあらすじに目をやったら「愛する人の初めては全部俺のモノ――!!」

あ、これは変態攻めが期待できそうだと手にすることにしました。

同じ作家さんの「妄愛ショコラホリック」の攻めも、受けに関するコレクション(使用済みタオルとかゴミなど)を集めて展示した部屋があるという筋金入りの変態執着攻めで私はそれが大好きなので、そう…

1

ぎんぎつねのお嫁入り 小説

川琴ゆい華  三池ろむこ 

受けが可愛すぎるじゃないかよ!

とても優しくてあたたかい、ケモ耳ファンタジーになります。
攻めに助けられた銀狐の、一途で健気な恋心に深く心を打たれちゃいました。

ところでこちら、基本的には甘々ほのぼのテイストですが、山場では結構切ないんですよね。
そして、攻めに怒り心頭なんですよね。
なんて器の小さい男だ!Σ( ̄□ ̄;)的に。
彼の株、ここで大暴落ですよ。
いや、この後奇跡のV字回復するワケですけど。
しょうが…

8

恋の花咲くラブホテル 小説

川琴ゆい華  コウキ。 

エロ可愛いのは川琴さんの定番

川琴さんの書くお話って、とても可愛らしい手触りなのにガッツリエロいんですよね。
今回は『ラブホテル』なんですもの、エロいよね。
そんでもって『恋が花咲いちゃう』んですよ、可愛いよね。
タイトル通りエロ可愛いお話でございました。

それはその通りだったんですけれど、するっと終わった感がありまして若干の食い足りなさも感じました。
主人公の凌くんの「これって恋なの?肉欲(笑)なの?」のグルグ…

1

糖酔バニラホリック 小説

川琴ゆい華  北上れん 

「妄愛〜」の二人がちょこちょこ登場するところが嬉しい!

「妄愛ショコラホリック」のスピンオフということでこちらも読んでみました。

カフェオーナーの親友でスイーツ担当の建斗が今回の主役。
受けの梓馬は酒屋の息子でコミュ障気味で引きこもりなフィギュアの原型師。

無自覚人タラシなリア充男子×小動物系コミュ障引きこもりということで、普段なら交差することもなさそうな二人。
商店街の会合飲みで酔いつぶれた受けをお世話したことをきっかけに、攻めがいる…

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