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高月紅葉 笠井あゆみ
フランク
ネタバレ
この表紙に、タイトルに、処女オークションという帯の文字。 煽りに煽ったエロエロ路線かと思いきや、硬質な文体というか海外文学作品の翻訳モノを読んでいるような気分になりました。 基本は純愛を貫いていて萌えるのだけど、二人の初めてのセックスが衆人環視のもとで行われるというのが予想していなかったので、おぉぅ……となりました。 てっきり、どこか別室で抱かれるのかと思ってた……。 (でも表紙見…
男前
ほぼ同名の人気BLがあるが、醸し出すイギリスの雰囲気、(霧に包まれる夜、若草燃える春、イギリスの各階級の子供達の将来につながる交流が既に始まっているパブリックスクールの内情〜日本でも慶応大学系の学校はそういう噂がある)登場人物達の美しさ(いろんな意味での) 全てこちらの方がうまく表現できている。 しかも、物語に割いたページ数は断然少ないが、主人公と主人公の愛した男性との子供の頃からの確執? …
高月紅葉 桜井レイコ
ポッチ
旧版、新装版、電子、そして同人誌含めるとかなりの冊数になる『仁義なき嫁』シリーズの第二冊目。 「新妻編」はアズ・ノベルス及び電子版から刊行されていますが、ラルーナ文庫から「ばら色のジェラシー」(書き下ろし)を加え文庫版という形で発売になりました。絵師さんは前作と同じく桜井さん。 旧版は未読ですが、高月さんの書かれたあとがきによると「大幅な改稿はなし」とのこと。という事で、内容は旧版のほ…
高月紅葉 小山田あみ
MissYang
このシリーズ、電子版で、もう何十回も読んでます。 でも、飽きない、何度読んでも、胸がキュンとなる、、、 そんな大好きな作品です。 今回、紙の本になって、ステキなイラストがついて、 もう、また、初めて読むような気持で読めてしまう。。。 特に『インテリヤクザと甘い代償』は、 電子版より、読みやすく、分かりやすくなってます。 2本のSSも、本当に良かった。 田辺、大好きな私は、大…
高月紅葉 黒埜ねじ
発売から2ヶ月、やっと購入できました。この数日で、もう10回以上は読んでます。 本当に、本当に大好きなシリーズです。 田辺くんが大好き過ぎて、少しでも会いたいと、『仁嫁シリーズ』を全巻、購入したくらいです。こちらのシリーズは、イマひとつのめり込めないんだけど、それでも、この『刑事にシリーズ』の背景を知る事が出来るし、数冊にちょっと登場する田辺くんにときめいています。 今回、田辺くん、ホント、…
ビー玉
好みの設定だなーと軽い気持ちで読み始め、あっという間にハマりました。 仁義なき嫁シリーズは未読でしたが特に問題なく読めました。 他の方もおっしゃっていますが、大輔と田辺の会話がテンポも良くて面白いです。目覚めたら突っ込まれてたという状況で「灰が落ちるだろうが!」と言っちゃう大輔に冒頭から笑わせてもらいました。 お父さんも警察官だった大輔は、組対の中で若手として隙を見せればつけ込んでくるよ…
ぴれーね
で、インテリヤクザの意外な程の受けへの甘やかしっぷりが楽しかったりします。 甘やかされてる当の本人は分かってないけどね!! こちら新シリーズでヤクザと刑事ものになります。 『仁義なき嫁』と世界観を同じくする作品で、そちらは未読。 『仁義なき~』のキャラが結構重要な役どころで出ては来ますが、そこまで腑に落ちないと言うことは無く読めました。 ところで、小山田あみ先生のポップな表紙イラ…
なつひ2
受けくんは良いトコの坊ちゃんで、周りの殆どの学生達が出会えばうっとりせずにいられない特別な存在です。周りを寄せ付けない高潔さも兼ね備えてあるので棘があるままの歩く薔薇のような、美しい青年でした。でもまだまだ子供な部分が見え隠れして、そんなギャップがたまらなく愛おしかったです。 攻めくんは読み手として安心して読めるような、とても安定感のある青年でした。受けくんと同じく持っている側の人間として、…
『春淫狩り ―パブリックスクールの獣―』がとても面白かったので、他の高月作品も読んでみようと探していたところ、この作品を発見。 電子版、同人誌含めると数えきれないほど多くの作品が出版されている『仁義なき嫁』シリーズ。 この作品はこの『仁義なき嫁』シリーズの1作目にあたるようですが、旧版は未読。旧版はすでに絶版になっているようですが、ノベルズ版だった旧版に書き下ろしの「赤い糸」を収録し、文庫…
高月紅葉 小路龍流
M+M
里見慎也(受・愛称「サト」)が主人公ですが、武彦(攻)の視点もありますので、二人の心情が分かりやすく読みやすいです。特に、武彦の苛立ちや戸惑いが書かれているのは良いなぁと思いました。 肝心の武彦は、里見をやや邪見に扱いますが冷酷になりきれませんし、その他の白鶴組のメンバーには最初から可愛がられていて、二人をくっつけようとします。微笑ましいですが、その分、里見の不憫さは薄れたように感じましたの…