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8/53(合計:521件)
ヤマシタトモコ
nanao77
ネタバレ
dialogue ただ恋をする日常を描いた作品だけど、その普通の恋をすることのときめきや切なさをぎゅっと凝縮したような幸福感溢れる作品。読むと頭の中でスピッツの歌が鳴り響きます。 割と低音な登場人物が多いけど、その低音動物の心が動く瞬間を描くのが上手いなあって。 まっ正面からまっさらな恋愛がしたくなるような佳作。大好きです。 Re:hello 短編なのだけど、ものすごく心に残る作品。…
誰
うん やっとこ読み終わった 表紙がやたら豪華で あぁ終わるのね と 3巻の途中 非浦 英莉可ががっつり絡みだした辺りから読み方を間違えたんです 1巻2巻の見える見えないを期待していたので 呪いだなんだに話が変わっても『怪奇』もの読みの意識が変えられなくて おいてけぼりになったんだと思います 人の中にいても 常に孤独だった人達の寂しさや不安 それを恨みに変えた人 それ…
ポッチ
『さんかく窓の外側は夜』の10巻にして完結編。 完結編、ということで、いよいよ「先生」との決着に焦点が当たった巻でした。 ネタバレ含んでいます。苦手な方はご注意ください。 三角くんたちが追ってきた「先生」。 先生、その人物は、三角くんの―。 以下壮大なネタバレがありますのでちょっと下げます。ネタバレ厳禁な方はここで回れ右でお願いします。 **************…
木原音瀬 ヤマシタトモコ
あさだ2枚
読後も百田が完全なる善ではないということは忘れたくないなと思う。人間は変われる、を強く信じていますけれど、百田に人生狂わされた人絶対いるだろうに。そういう人に殺されたって同情したくないなと思ってしまう。曲がらない小指のくだりを胸に刻む。 創作物の登場人物としての百田はとても好きです。涙脆くて情が深くて頭は弱いロンちゃん至上主義。 持ち金全部でクスリを買ったり、老人を襲ったり、そういう男…
まぎぃ
いよいよ先生登場。 以下盛大にネタバレしていますのでご注意下さい。 ここへきて、先生も大きなトラウマを抱え、それをただひたすら悪事に利用している人間だと分かる。空恐ろしい人外ではなく、小さく卑劣な人間だったというわけです。 で、三角くんと顔が似ていたり、彼が何故能力があるのか親子関係にあると匂わされます。 三角くんは、この物語の中で、絶対的な善、希望という存在として先生と対比に…
Sakura0904
◆ストロボスコープ(表題作) やっぱりこの作品が一番お気に入りかな。人に期待すること、自分が満たされることを完全に諦めてしまっている、顔に皺も刻まれた草臥れた喫茶店店主の和が、本当に同情を誘うんですよね。尾ひれを付けた噂がすぐに蔓延する田舎で長年過ごしてきた彼は、今更客に何を言われようが微塵も響かなくて。それは果たして生きていると言えるのでしょうか? 死にたいけれど死ぬ勇気もないから、ただ仕方…
renachi
冷川に惚れた一冊。理不尽傲慢イケメン(陰付き)みたいなキャラで最高だった。好き放題やりたい放題だが、セリフや行動から見える考え方で、何か深く辛い事情を持っていそう。そこが勝手に気になり、惹かれていく。常にうさんくさい笑顔で、表情が崩れるのは三角に対する独占欲が満たされないシーンばかりというのも良い。 三角は相変わらずの巻き込まれ主人公、だんだん可哀想な扱いが似合うように思えてくる不憫キャラ。そう…
ホラー系に耐性が無いのに面白すぎて止められず、全身鳥肌状態で震えながら読んだ。元々の絵柄的なものもあり、人でない何かが視覚的に怖すぎる! テンポよく進む展開と次々出てくる新情報、冷川のどこか壊れた魅力、三角との関係性と、全てにおいて目が離せない。 三角は能力持ちだが感性は普通っぽく、巻き込まれタイプなのですごく追いやすい主人公。すんなり物語世界に没頭でき、一瞬で読み終えた感覚に陥った。…
藻とカレー
ヤマシタ先生初読みです。 市川◯い先生の某作品が、本作に似ているとのレビューを見て確認したくて読みました。 結論として、似ている、と思いました。 一部でも丸ごとというより、設定、キャラの関係性、セリフのやりとりがまんまその通り、と言われても仕方ないという印象。 だからパ◯リというより、まあよくある設定よね、ということで、市川先生の方は編集が通り、作品の良さはあるので人気が出たの…
ももよたん
作者さんの作品は、「さんかく窓のー」と「違国日記」を読んでいます。 ちゃんとした(?)BLっていうのはこちらが初読みです。 まずどれを読もうかなと思った時に、好きな作家さんが影響を受けた作品としてこちらを挙げていたことを思い出し、こちらにしました。 レビューもあらすじも確認せずに読んだのですが、どのお話も余韻を残すような、読者に判断を委ねるようなエンディングになっています。 表題作…