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雪舟えま ヤマシタトモコ
kaya。
ネタバレ
本書はあの有名な「竹取物語」と「伊勢物語」2つの古典のBL訳である。 【竹取物語】 主人公は絶世の美女のかぐや姫ならぬ、絶世の美男のかぐや彦(♂)。 彼は竹取の翁(♂)と爺(♂)に拾われた後、蝶よ花よと大事に育てられ、 長じた暁にはその美しさゆえに5人の貴公子たちから求婚を受けることとなる。 しかし、翁と爺との3人での暮らしに幸せを見出し、 結婚願望の欠片もないかぐや彦はそれぞ…
ヤマシタトモコ
maipo
BL的にもサスペンス的にも面白くなくて残念でした。
あさだ2枚
ヤマシタトモコ先生の作品の中で、おそらく一番好きな1冊です。 会話のテンポがヤマシタトモコ節バリバリで、BL漫画でこんなに特徴ある人も珍しいってぐらいヤマシタトモコ。流れでレビュー書くと影響されちゃう。 ◾︎表題 ◾︎真川(ノンケ 年下)×美成(インテリアショップ店員) 久々に読み返したのですが、邑崎(美成の友人)のことがとにかく記憶に残っていまして、記憶ではラストシーン泣いていたと思…
ぷれぱーる
もー、最高ですよね! ヤマシタトモコ先生にはいつも泣かされます。 表題作ももちろんいいのですが、 短編がホント最高‼︎ とくに、女子の描き方がお上手で、 女子を描かせたら右に出るものはいないとさえ思っています。 【イルミナシオン】 スペイン語で照明の意味でしょうか? 登場人物3人にそれぞれ焦点を当てていく手法で描かれています。 心は身体を裏切るし、心も心を裏切る…… 気持ち…
フランク
旧版は持ってます。 新装版は「10年ぶりの表題作の3人!!」というので期待して読んでみたけど、あぁそうなの……やっぱり決着ついてないのね……というオチで正直、ガックリ。 しかもたったの3P。 旧版を読んでる人が、これ目当てに新装版を買ったら多分がっくり来ると思う……。 しかも私は勘違いしてたんだけど、「表題作の3人の10年後」ではないんです。 10年も経ってりゃ決着ついてるよね、…
あーすごい! すごい感性‼︎ 優しくて切なくて苦しくて…… いろんな感情が引き出されるし、共感もできる。 ヤマシタ先生すごいなぁー 【ラ・カンパネラ】 賢くて暗くて偏屈な友人を好きなタカイチのお話です。 恋に落ちる時の様子を〝心で鐘が鳴った〟と表現されています。 好きな子の着メロが鐘の音なので、 むやみやたらにメールしては鐘を鳴らすタカイチ。 本当は両思い?と匂わせるだ…
ヤムシタトモコ先生の作品は、台詞回しがどれもヤマシタ先生ですね。たまーに違うのもあるけど、テンポと話し方が同じ。先生もこんな人なんだろうなってのがキャラに滲み出まくってる。 一番最初に収録されている「目蓋の裏にて恋は語りき」(現実的劣等感強め眼鏡美大生×才気あふれる童貞ピュア少年系美大生)や、「minun musiikki」(オケのチェロ×ピアノ)も、「夢は夜ひらく」(これはほぼレディコミ)…
Sakura0904
◆彼女は行方不明 短いし終わり方も呆気なかったけれど、意外と余韻が残るというか、妙に心に引っかかるような作品でした。行方不明と噂の女子を探す旅に出た古林と八名木。古林にひっそり懸想している八名木は、そんな女子のことなんかどうでもよく、頭の中では酷い扱いをしていて、彼女と会った時には人として最低な言葉すら吐いてしまう。いくら恋敵といえ、そんな言葉を投げつけられる筋合いはないですよね。彼女が返した…
「BL作家の心に残る一冊」という本でためこうさんが推してるのは、この「ジュテーム、カフェ・ノワール」に収録されている【ONCE UPON A TIME IN TOKYO】で、この本何度も読んでるくせに思い出せなくて、いつか読み直そうと思いつついつも後回しに……。 で、久しぶりに再読してみたら、あ〜!この話か!と。 地方から上京し、京急の車掌になった男が主人公。 勤務中の電車に、大…
日記形式で綴られる、 ヤマシタトモコ先生による日常BLです。 綴り手は誰なのか? 目線は客観的であるからこそ、 二人の日常を覗き見しているような気持ちになります。 タイプの違う友人として知り合った峰と安城が、 友人から恋人の様な関係に進展していくまでが描かれています。 出会いから恋人になるまでが流れるように描かれるのではなく、 時系列が前後しながらなので分かりにくい部分…