高原いちかさんのレビュー一覧

愛されうさぎととろけるクリームティー 小説

高原いちか  金ひかる 

ちょっぴり切なくて、けれど心温まるストーリー

初読みの作家さまでしたが、金さんの描かれた可愛らしい表紙につられて購入。

タイトル、そして金さんの描かれた優しい表紙。
ということでほのぼのなお話をイメージして読み始めましたが、うん。ちょいシリアスベースです。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





人間と獣人がともに住まう世界が舞台。
人と獣人は平等。そう叫ばれてはいるが、けれど人の中に獣人に対する根深い差別が存在…

5

白銀の獅子王と祝福のショコラティエ 小説

高原いちか  サマミヤアカザ 

ショコラの歴史に唸り、ライオンもふもふに癒された

初読み作家さんです。
「タイトルが『白銀の獅子王』ってことはもふもふものなのだろうけれど『ショコラティエ』って……?」と思ったのが購入の理由。
チョコレートだけに甘いお話でしたけれど、単に甘いだけのお話ではありませんでした。そうか、カカオ豆が発見されてから世界に広まっていくまでにはそんな歴史があったのね。

確かに歴史を紐解けば、大紛争のきっかけが紅茶とか胡椒とか嗜好品だったことが沢山ある…

3

白銀の獅子王と祝福のショコラティエ 小説

高原いちか  サマミヤアカザ 

異世界で宮廷ショコラティエ始めました

ひょんな事から異世界で宮廷ショコラティエをする事になった主人公が、ショコラで周囲の人々を笑顔にして行くお話であり、初恋再会ものでもあります。
ちなみに、前作の「黒猫紳士と癒しのハーブ使い」とは特に関係ありません。
タイトルが似てるけど。

ザックリした内容です。
菓子職人だった父親を亡くし、ひとまず祖父の元に身を寄せる事になった湊。
祖父が所有する古都のビルで、不思議な少年・アルトリー…

5

白銀の獅子王と祝福のショコラティエ 小説

高原いちか  サマミヤアカザ 

ショコラティエが活躍する、童話のような物語

完全にジャケ買いです!
表紙の二人……美形〜♡
表紙をめくるとモフモフのホワイトライオンが⁉︎
何度も見てしまいました^^

獣人あり異世界トリップあり、
そしてなんと言ってもショコラあり!のお話です。

世界的に有名なショコラティエである湊は、
訳あって幼少期を過ごした祖父の家に帰郷します。
祖父の家は古びた雑居ビルで、
ビル内には壊れたエレベーターがあるのですが、
この…

7

蝕みの月 ~深淵~ 小説

高原いちか  小山田あみ 

呪いの血が巡る汐月家の深淵に触れる

「蝕みの月」続編。
内容的には前作を踏襲しさらに掘り下げた感じです。
まさに~深淵~と言える一冊だなと思いました。

いや~~…面白かったです!
先祖の悲恋が絡んでオカルト現象の薄気味悪さもありながら、三兄弟の関係も前作とは違う視点のアプローチで見られて萌えながら一気に読みました。"呪われた一族"というキーワードに反応される方は是非どうぞヾ(*´∀`*)ノ


6

蝕みの月 小説

高原いちか  小山田あみ 

大正~昭和初期が漂う別荘で繰り広げられる三兄弟の愛憎劇

表紙やタイトルをみただけで内容がスッと思い出せる、
個人的にはそんな位置付けの印象的な一冊です♪

小山田あみさんの挿絵の美しさは言わずもがな。
三兄弟の愛憎劇と美麗さが非常にマッチしていて素晴らしい。

ストーリーの見所はと執着兄弟愛でしょうか。
○中々見ることが少ない執着実兄攻め×実弟受け
○王道中の王道(?)なワンコ義弟攻め×義兄受け
○実兄と義弟に攻められる兄弟サンドーー…

2

黒猫紳士と癒しのハーブ使い 小説

高原いちか  古澤エノ 

香り高いお茶のご用意を。

エノ先生挿絵狙いで購入。登場する飲食物がどれもこれも好物すぎて、うっとり涎じゅる・・・だったのですが、私には攻め受けとも今一つアピールしてこなかったので萌にしました。読むにあたって香り高いお茶のご用意をされることをお勧めします♡あと、幸せたっぷりながらも獣姦があるので、どうしても苦手という方はご注意ください。

舞台はロンドン。日本からはるばるやってきたエリヤが、途方に暮れてメインから一本外れ…

3

黒猫紳士と癒しのハーブ使い 小説

高原いちか  古澤エノ 

実は主役二人のやりとりが一番楽しかったりして(*´▽`*)

こちら、ちょっと不思議でワクワクするような世界観が素敵な作品でした。
個人的な印象では、ハ○ー・ポッターみたいな世界観と申しますか。

黒猫に変身する攻めに、ロンドンの一角にある不思議な世界への通り道。
そして人に仇なす魔物と、主人公の持つ不思議な力「神のさじ加減」-。
ちょい失礼ながら、意外と深みのあったストーリーにもグッと来たりして。
まぁそんな部分を差し置いて一番楽しかったのは、…

6

旗と翼 小説

高原いちか  御園えりい 

中華ファンタジー

ファンタジーとはいえ、とてもリアリティがあって本当にあったんじゃないか?と思わされる骨太ストーリーです。

攻めの受けに対する執着の強さが色々な悲劇を巻き起こします。攻めは残虐で自分の親兄弟も殺してしまうような人ですが、彼の生い立ちや立場を考えたら仕方ないとも思います。そういう時代の話、ということで。

攻めは幼い頃から一途に愛していた自分の師であった受けを後宮へとさらってきて本懐を遂げま…

2

海の鳥籠 小説

高原いちか  亜樹良のりかず 

監禁・執着、最高!!

執着監禁ものが好きな私は表紙の首輪・鎖・キスマークに惹かれて購入しました。

あぁ、買って良かった...!
とにかくイザイアのリエトに対する執着が凄い。リエトはイザイアのためを想い、イザイアを拒み続けますが、体を重ねるうちにドンドンとイザイアに依存(?)していきます。最後の方でイザイアが「拒み続けてたのは自分(イザイア)の為を想い嫌われようとしてたんでしょ、知ってたよ」的なことを暴露し、赤面…

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