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11/16(合計:160件)
糸井のぞ
yoshiaki
ネタバレ
いかにもBLキャラっぽい長髪美人・ゴロウと、BLには無縁、どちらかと言えば4コマ漫画仕様の、素朴顔でちっこいリーマン・ジロ。 表紙絵のとおり、見た目はなんとも不釣合いなでこぼこコンビ。 帯コピーも「凹凸コンビの癒しの同居生活」だし、当然、とーぜんHなしだよね??と思ってたら・・・なななんと!!ちゃんと掛け算が成立してるじゃないですか。それも、長髪美人が攻めですよ。 でも、読み始めは「ま・さ・…
木原音瀬 糸井のぞ
hinahina
丸ごと一冊ひとつのストーリーでした。 真面目な受け様が、ずーっと1人の人を思って どうしてもその人のことが忘れられない・・・って 確かにあると思いますー。 しかも、一緒に遊んでいた頃の憧れによるキラキラな人なら尚更。 何年も経ってから、あまりにもヒドイ状態のその人と再会して それでも嫌いになれないって・・・・。 いやまぁ、それも100歩譲って「ある」としまして。 ・・・最後…
雀影
置いて行かれた子どもが、自分の居場所を確認する話。 「宝物はぜんぶここにある」と。 タイトルとあらすじで、ここにあるのは全部だ。 と、言い切っちゃうと終わっちゃう。 あ、あと、そうだ、裏表紙のカバー絵! いいお話でした。 信太郎と旬之介がそれぞれ迷いながら自分の居場所を模索するお話は、読んでいる最中はとっても惹き込まれて、この結末に至ってよかったねと思えた。 そこで、改めてこ…
イサヲ
なんでこの作品見逃してたのか! 書生視点なんだけど、途中からシンタローが主役なこのに気づく。 あくまでも書生は語り部といったところか。 その書生、旬之助と春威の大人になってからの話が読みたい!って思いながらあとがき読んでびっくり。自分の記憶力のなさに。 『コイノヒ』に載ってたとは。でもきっとそれは子供の頃の話かな。どっちにしろ覚えてない・・・。 無責任な父親と身勝手な母親のせいで、誰…
ポッチ
木原さん作品は初読みです。痛い作風の作家さまだと聞いていたのであえて読んでいませんでした。 ごめんなさい、タイトルは作品自体のことを指しているのではありません。村上くんの、どこが良いのかさっぱりわからなかった。自分とは真逆の、太陽のような男。学生時代、宇野くんが村上くんに惹かれたのはよく分かります。でも宇野くんが落ちぶれたあとの村上くんを好きでい続けたのは本当に愛情なのか、と疑問に思いました…
もこ
非常にかわいい|●´∀`)ノ)ナンダコレw 表題作「泣いたカラスが~」のほうが後半に収録されているわけですな。 なるほどなるほど。 惚れっぽい上に、かなわないノンケにばかり恋してしまうオカマ。 毎度毎度、好きだと浮かれては泣きつかれて恋バナを聞かされる主人公。 この二人の掛け合いがかわいくて好き。 いつの間にか日常になっていたこの関係。 ノンケで、しゅっとした男前が好きならなんでお前…
キリヱ
家族がテーマでありながら、家族の繋がりが希薄な不思議な話だなあと思いました。 そもそも、一番世間の常識に添って生きている旬之介が自分の母親を名前で呼んでいる事でも伺えるような。 春威とチャコさんは分からないけれど、他の人たちには家族の何かが欠けている。 そんな人たちが寄り集まって終わるラストは、とてもほんわかしました。 先生みたいな貞操観念が薄い人はちょっと不得手ですが、淋しかったから仕方…
ぴえぴえ3号
「泣けるBL」も、小説の単行本も読んだ後にこのコミックスを読みました。 コミックスに収録されてるのはちょうど、「泣けるBL」掲載時の部分までのストーリーです。 あっさりした絵柄が木原さんの切なくて淡々と日常を描く作風にあっているなーと思いました。 元が小説だからか、ややモノローグが多くポエム感のある感傷的な作品になっている気がします。 小説では、宇野の村上に対する静かな執着がいわば…
nekonyanko
遂に読んでしまった。 遂にというのは、意図して読まないでいたためです。 木原さんなかなか自分には厳しい為進んで読むことはありません。 ただ、この作品はいつか読みたいなと思い発売時に購入したものの 読まずに今日までおりました。 読んだ感想はやはり後味悪く、 読まなくて良かったかなと思ってしまう自分もいましたが 今回は糸井さんのイラストいいやされました。 村上はきっと将来女…
初恋の男に再会してみたら、なんと彼はパチンコ狂いの借金まみれ、歩く生ゴミ状態になっていた・・・ そんな姿を見たら、普通ならそれまでくすぶり続けてた恋愛感情もソッコーで冷えきるところですが、この作品の受け・宇野は生ゴミになった村上さえ、突き放すことができません。 そのくらい、絶対値として村上が好きなのかも。あるいは、相手を受け入れるのはうまいけど、自分に自信がなく、強引になれない宇野の弱さでもあ…