野原滋さんのレビュー一覧

「犬、拾うオレ、噛まれる」電子書籍購入特典SS 犬、照れるオレ、蹴られる グッズ

日常

テツロー目線のお話。


歯磨き粉がブドウ味からイチゴ味に変わった紺。
「そろそろ幼児用からジュニア向けのやつ買ってみるか?ほらこれソフトミントとか」と言いながら歯磨き粉を差し出すテツロー。
テツローから受け取った歯磨き粉の説明書きを難しい顔をしながら読む紺。

本編でも歯磨き粉のお話が可愛いなぁと思っていたのですが
こちらのお話もすごく可愛いです(*´▽`*)
歯磨き粉はメイン…

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犬、拾うオレ、噛まれる 小説

野原滋  香坂あきほ 

是非ネタバレ無しで読んでもらいたい

野原先生の作品は『そらの旦那さま』シリーズを初めて読んでググっとハマってこちらを読みました。

旦那さまシリーズとは全然違うテイストのお話になっていて
普段溺愛攻めばかり読んでいるので新鮮な気持ちで読みました。

こちらの作品はネタバレ無しで読んだ方が面白いと思います。
私もネタバレ無しで読んだのですが
すーっとお話に入り込むことが出来てすっごく良かったです!!

元カレをストー…

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そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

空良がますます成長。旦那様よりカッコイイ。

空良がどんどん成長している。
今回改めてシリーズの最初から読み返したけど、最初は名もなく不幸を不幸とも知らずに生きてきた「捨て」(最初は捨てという呼び名でした)。オドオドしていて食事もあまり食べない人でした。家臣たちは「騙された」と空良を処刑しようとしてましたよね。
次郎丸を助けたり、軍師として活躍したり。ここで、ただフレンドリーだと旦那様の伴侶としては足りないと気付きます。ここからの成長が著…

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天色の瞳は千年の恋を抱く 小説

野原滋  八千代ハル 

退廃と恋、タイムリープの醍醐味

初めに退廃的な雰囲気があって、そこから一途な想いや熱さが広がっていくような流れがとても好きでした。

感情も記憶も忘れて岩に座って佇む半妖シンと、彼に優しい言葉をかけられて森に住み着いた葵。
シンの呪いを解く為過去に戻って人間の彼と旅をする葵。言葉を交わし、涙を拭われ、呪術を教わり、嫉妬させられたり同衾したりもする。
(酒を飲むと大体同衾するのだけど、寝相の悪い翌朝の葵とシンの会話が面白か…

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気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

攻めの包容力と受けの気高さが最高!

一気読みでした。最初からグイグイハラハラ。ずっと読まずに寝かせててごめんね!
プレイに凌辱強姦ってあったから勇気がでなくて。

主人公!王として気高く美しく命をかけて国と民のために。
なんか最初から変だな?と思っていたら、そんな立場だったなんて〜。しかも攻めは一緒に受け止めようと知らせる時期を待ってたなんて。

もう攻めの懐の深さ!憎む敵国の王族なのに潔く謝ったり、きちんと暮らせるよう…

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契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

まともに会話が成り立たない無口な受けが…

久しぶりに会った羽鳥(受け)から唐突に「期間限定の恋人契約」を申し込まれて……というお話。
羽鳥とは同じサークル仲間だったとはいえ、挨拶を交わす程度相手からそんな事を言われて困惑するも、仕事で便宜をはかってもらったこともあり断ることもできず腹を括る英介。

「不器用で口下手すぎる羽鳥」とありますが、それにしても喋らない。
せっかく会話の糸口もぶった切る。
こりゃ〜苦労するわ……と同情しち…

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ダブルダディ 小説

野原滋  街子マドカ 

誰の子なのか、DNA鑑定。

再読。
子育てものは好きなので良く読むけれど、必須アイテムである子供をどうやって用意するか?というのがネックだと改めて思いました。
というのも、ちびっこである琢巳の母親・翔子の倫理観が破綻してて胸糞レベルなので。

ただし翔子の登場する率は低いです。
冒頭で、恭介(受け)の元に五年ぶりに元カノづらしてやってきたかと思ったら、「あなたの子です」という置き手紙とともに琢巳を置いて失踪。
そ…

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身代わり花嫁は月下に愛を誓う 小説

野原滋  六芦かえで 

毒草を取り扱って染色する一族の受け。

表紙が完全に女の子なので避けていましたが、これはアリだなと読んで納得。

というのも、大抵の身代わり花嫁モノって、相手国までの道中はベールだの被ってごまかしたり、異様なほどの恥ずかしがり屋と触れ込んでできるだけ周囲と喋らないで済むようにしたりと、できるだけベールに包んで包んで、人々の目から遠ざける傾向があると思うんですね。

ところがこの受けは、各地から集められた花嫁候補達と共に、20日間…

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つま先にキスして 小説

野原滋  鈴倉温 

俺バカだから…。とんでもない!すごい才能と努力の子直樹。

一気読みでした。さすが野原滋さん!とっても面白かったです。

豪徳寺一姫というアイドルを作り上げるために、プロジェクトチームが、一流のプロの大人たちが本気で真面目にやってるのがシュールで。

直樹が親友の貞夫にプロデュースされ、豪徳寺一姫の真似をして納涼大会でステージをしたら東江にスカウトされて。
必死で冷静で色んな表情を見せる東江に、君が必要だと求めてもらえて、つい見捨てられず引き受け…

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そらのいとしい旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

高虎、最高。

一冊目はお話としては嫌いじゃないけれど、どうやっても脳内ボイスがおしとやかなお姫様キャラ(自分の声よりも高めの)になってしまってNLを読んでる気持ちにしかなれないという壁があり、このシリーズの続きに手を出せなかったのだけど、久しぶりに一冊目を再読してみたら、脳内ボイスの呪縛が解けてた!脳内の空良が男の人の声になってた!
というわけで、二冊目買ってみました!

今回は「世継ぎ」」という問題が浮…

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