野原滋さんのレビュー一覧

空の蒼 小説

野原滋  雨森ジジ 

ずっと大切にしたい本です。

表紙の綺麗な青と雨森ジジ先生の可愛らしいイラストに惹かれて購入しました。読んでる最中は何度も泣けてきて、ページを読む手が震えて大変でしたが(笑)たくさんのエールを貰えた気がします。野原滋先生の伝えたい言葉がいっぱい詰まっている本の様に思えました。

キャラクターにクセがあるというか、話が重たい部分も有るので好き・嫌いは分かれそうな作品かなぁとは思いますが、とても素敵な本です。(話は受け視点です…

12

泣きっ面にキス 小説

野原滋  森原八鹿 

帯のセリフが泣ける

まずは、あらためて自分がいかに歳の差(年上攻め)大好きかを思い知りました。
いい歳した大人の男が、天然の可愛い男の子に振り回されるのって、いいですね♪
諒一は、説教たれて威張りながら世話を焼いて甘やかすという、斬新な攻めです。
翠の土偶のような泣き顔を見てからずっと、家に通い続けて好意を示しているのに、激しく鈍い翠からは奇特で親切な人としか思われてなくて、大変不憫でした。受け視点なのに、攻め…

7

泣きっ面にキス 小説

野原滋  森原八鹿 

歳の差大好きvv

こういう世話好きキャラ好きです。

お互いが過去に両親を亡くして、兄弟(姉弟)だけで頑張ってきてる。
そしてその2人の弟と姉が婚約。
初顔合わせの時にちょっとした喧嘩になるんだけれど
諒一が相手の性格を勝手に決め付けた台詞ばかりで
凄く嫌なキャラだと思ってたんですが
後々のストーリーを読んでいくと結構世話好きのいい人だった。
そして翠の方も過去両親の死になにやら重い罪悪感を持ってる…

2

泣きっ面にキス 小説

野原滋  森原八鹿 

オヤジ・・・ねちっこい(笑)

個人的には思わず涙してしまうツボがあったり、受け様のアンバランスな心が
妙に切なく哀しかったり、そうかと思えば狂気に近いような陶酔でもって、
一心に絵を書く姿に惹きつけられたり、思わず攻め様視点で読み込んでしまった。
簡単に言えばトラウマものなんだと思うけど、この手のトラウマは受けた時期が
幼い子供だと払拭するのはなかなか無理なんだろうなぁ、なんて感じる。
だからこそ、年の離れたオッサン…

5

泣きっ面にキス 小説

野原滋  森原八鹿 

父であり、母であり、兄であり、そして恋人

最悪の出会いをした主人公と、姉の婚約者の兄。
意地張って強がってる主人公が見せた本音の顔にヤられてしまったその兄が、かいがいしく面倒を見て餌付けして、主人公が初めて得たその気持ちを絵にぶつけながら彼によって抱えていたモノを吐き出し克服して、明るい未来を得るお話。
題名はまさにそうですね♪
話の展開は主人公視点なのに、何故か題名は攻め視点w

きっと恋愛的には、年上には「放っておけない存在…

5

日向の猫 小説

野原滋  樹要 

野原滋 さん初読み♪

文庫なのに新書なみのお値段なので、どうして?
と思ったらとっても厚い本でした。普通の本の1.5倍くらいあります。
野原滋 さん、初めて読みました。
これは2作品目とご本人があとがきで書かれていましたが、
文章読みやすく他の作品もいけるのではないかと今から期待しています。

攻視点と受視点が交互に混ざり合います。
いきなり始まるので、攻視点かと思いきや、途中で受視点だったのね、という事…

1

日向の猫 小説

野原滋  樹要 

愛を信じきれない生い立ちが切ない

あとがきまで入れれば344Pとかなり分厚い文庫書籍、内容も同じ会社の同期で
同僚の二人の友人としてのコミカルめいた付き合いから、ふとしたきっかけで
自慰の延長みたいな事をして、一緒にいて楽しいだけだった友人から気になる存在に
そして、気持ちを自覚してからは苦悩と戸惑い、恋人関係と思えるような付き合いに
なってからのどこかで微妙に縮まらない関係からの疑心暗鬼や擦れ違い、それに付随して
明か…

4

日向の猫 小説

野原滋  樹要 

コミカルかと思いきや

初読み作者さんなのですが、あらすじに惹かれて購入。
あらすじからしても、コミカルなものを予想していました。
最初はコミカルだし、2人のやりとりが結構コミカルが、
途中から、シリアスに・・・。ちょっと私には重いな~と。
家族のトラウマものは、切なくなってしまいます。

ノンケな祖父江は、気が合うなと思っていた同僚を家に泊めたところ、
酔いもあって、泊めた同僚高梨にお口でされてしまい、ガ…

3

空の蒼 小説

野原滋  雨森ジジ 

優しくて可愛いお話

表紙イラストと虚弱設定主人公に惹かれて購入。内容もふわっとして可愛らしい作品でした。

主役2人とも、実年齢にそぐわぬ、高校生ものを読んでいるような純真さでとても可愛かったです。やだやだやだやだ、なんて駄々こねる24歳なんて初めて見た(笑)

作中ではとんとんと時間が流れていくのですが、それが日常の穏やかさを感じて、読んでいて心地よかったです。恋に落ちるのに時間の経過は重要だと思っているの…

3

空の蒼 小説

野原滋  雨森ジジ 

もっと早くに読めばよかった!

先月出ていた新人さんの本なのですが、最初に読む時、冒頭に登場するどうにも攻めとなる男子の何か病気なんだろうか?と思うほどの、悪意はないんだけどずけずけと人の心を踏み躙る、まるで子供の様な24歳の描写が不愉快に思い、そして雨森ジジさんの幼いイラストに違和感を感じて、読む順番を後回しにしておりました。
やっと、腰を落ち着けて受け入れる体制ができてもう一度開いた時、このお話に釘付けになり、最初不愉快に…

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