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野原滋 鈴倉温
茶鬼
ネタバレ
この作品、新人賞に投稿して小説花丸に参考掲載されたものを加筆修正した作品だそうです。 アイドルの身代わりモノという漠然とした前情報だけで読み始め、きっと頑張っていくうちにマネージャーとの間に愛情が芽生える話なんだろうな~というちょっぴり不安も持ちながら読み進めたのですが・・・ おおー! 一筋縄でいかない展開とクライマックス、そして何より主人公のキャラクターにキュンしてしまった(不覚にも)頑張…
野原滋 雨森ジジ
NKB59
こんな攻め、初めてですね(笑) 最初はねー、なにこいつ!?って、思いましたけど。読み進めてくうちに、なんかもう愉快になっちゃいましたね(笑) 読み終わってから数日たちますが、いまだにアメリカに旅立つときの雄叫びが忘れられません(笑)強烈だったなぁ…。 ひとつだけ、受け入れられなかったのは、祐一が亡くなったときに銀次と恭司がしたことです。 これはちょっと、無いわーって思いました。はっきり…
野原滋 森原八鹿
初めて読んだ作家さんでしたが、とてもよかったです。 レストランでの諒一の態度には、なんて大人気ないんだ!と、イラッとしましたけど…その後はそんなこともなく、心穏やかに(笑)読み進めることができました。 まぁ、多少大人気ない言動はあるんですが、レストランでの言動以外は翠を想うが故のことですから許容範囲です。 可愛いと思ったのは、時間を忘れて梅花空木をスケッチしていた翠に諒一が餌付けをする場面。…
若丸
ちらりとネットの評判を見たところ、贖罪意識を持つ受け主人公って、この作者さんの小説にはよく出て来るみたいですね。 過去に罪を感じる主人公――萌えるけど、読んでてかわいそうだったな。 最初の出会いがとにかく最悪で、たぶん自分が読んできた中で最も険悪な出会いだと思いますw 泣きすぎて目が腫れすぎて土偶状態とか、切なすぎるし。 攻めも受けも、性格設定がすっごく重厚なのが心に残りました。 受けは…
blacksima
表紙の綺麗な青と雨森ジジ先生の可愛らしいイラストに惹かれて購入しました。読んでる最中は何度も泣けてきて、ページを読む手が震えて大変でしたが(笑)たくさんのエールを貰えた気がします。野原滋先生の伝えたい言葉がいっぱい詰まっている本の様に思えました。 キャラクターにクセがあるというか、話が重たい部分も有るので好き・嫌いは分かれそうな作品かなぁとは思いますが、とても素敵な本です。(話は受け視点です…
airi
まずは、あらためて自分がいかに歳の差(年上攻め)大好きかを思い知りました。 いい歳した大人の男が、天然の可愛い男の子に振り回されるのって、いいですね♪ 諒一は、説教たれて威張りながら世話を焼いて甘やかすという、斬新な攻めです。 翠の土偶のような泣き顔を見てからずっと、家に通い続けて好意を示しているのに、激しく鈍い翠からは奇特で親切な人としか思われてなくて、大変不憫でした。受け視点なのに、攻め…
カイ
こういう世話好きキャラ好きです。 お互いが過去に両親を亡くして、兄弟(姉弟)だけで頑張ってきてる。 そしてその2人の弟と姉が婚約。 初顔合わせの時にちょっとした喧嘩になるんだけれど 諒一が相手の性格を勝手に決め付けた台詞ばかりで 凄く嫌なキャラだと思ってたんですが 後々のストーリーを読んでいくと結構世話好きのいい人だった。 そして翠の方も過去両親の死になにやら重い罪悪感を持ってる…
marun
個人的には思わず涙してしまうツボがあったり、受け様のアンバランスな心が 妙に切なく哀しかったり、そうかと思えば狂気に近いような陶酔でもって、 一心に絵を書く姿に惹きつけられたり、思わず攻め様視点で読み込んでしまった。 簡単に言えばトラウマものなんだと思うけど、この手のトラウマは受けた時期が 幼い子供だと払拭するのはなかなか無理なんだろうなぁ、なんて感じる。 だからこそ、年の離れたオッサン…
最悪の出会いをした主人公と、姉の婚約者の兄。 意地張って強がってる主人公が見せた本音の顔にヤられてしまったその兄が、かいがいしく面倒を見て餌付けして、主人公が初めて得たその気持ちを絵にぶつけながら彼によって抱えていたモノを吐き出し克服して、明るい未来を得るお話。 題名はまさにそうですね♪ 話の展開は主人公視点なのに、何故か題名は攻め視点w きっと恋愛的には、年上には「放っておけない存在…
野原滋 樹要
galoo
文庫なのに新書なみのお値段なので、どうして? と思ったらとっても厚い本でした。普通の本の1.5倍くらいあります。 野原滋 さん、初めて読みました。 これは2作品目とご本人があとがきで書かれていましたが、 文章読みやすく他の作品もいけるのではないかと今から期待しています。 攻視点と受視点が交互に混ざり合います。 いきなり始まるので、攻視点かと思いきや、途中で受視点だったのね、という事…