小中大豆さんのレビュー一覧

探偵はバーで恋に堕ちる 小説

小中大豆  幸村佳苗 

ダメツボ連発

すみません。
まったく全然、ちっとも趣味じゃありませんでした。

初めて読む作家さんで、表紙がきれいだったので手に取りました。
ですが、冒頭で、ちょっと思っていたのと違うような、と気がついて、どうやら表紙から考えていた受け攻めが逆であることがわかって、さらに探偵というか、刑事とかヤクザがからんでくる裏社会ものだとわかって、ダメつぼ連発で玉砕。
一応、最初の話は読みましたが、同時収録の話は…

2

新婚さんはスパダリ同士! 小説

小中大豆  せら 

表紙にピンときた方はぜひ

高校で出会い、現在は恋人同士として同棲している35歳のカップルです。
属性は攻め×攻めで、恋人同士だけれど本当の気持ちは通じていない、典型的な両片想いです。

受けは親の会社を継いだ若き社長。真性のゲイで、攻め以外に対してはバリタチです。高校の時から攻めのことが好きなのですが、束縛されるのが嫌いな攻めには気持ちを告げられずにいます。
攻めは世界的な造形芸術家。バイで、相手は男女問わず取っ替…

11

伯爵と囚われの華 小説

小中大豆  小路龍流 

切なさ最高潮

受けは攻めの養い子で、しかも攻めが想っていたのは受けの亡き父……というあらすじを読んで、倒錯的すぎて生理的な嫌悪感を感じるのではと心配しましたが、そんなことはありませんでした。
状況に翻弄されて、それでも健気にがんばる受けが可愛い。
その素直さと純粋さ、でも馬鹿ではないところがグッときました。

攻めも、色々と浮き名を流す人物ではあるのに、クズさを感じさせない。
攻めの数いる恋人の一人さ…

4

新婚さんはスパダリ同士! 小説

小中大豆  せら 

攻め×攻めだけど

攻め×攻めは個人的にあまり好きではないのですが
あらすじを読むかぎり、
見た目は攻め×攻めだけど中身はそうでもなさそう
と思ったのと、
どこで見たのか忘れましたが、
冬人がボンキュッキュッのナイスバディだと
紹介されていたので俄然興味が湧いて(笑)
購入しました。

冬人視点で話が進むので
冬人がどれだけ馨のことが大好きなのかは
もちろんよくわかるんですが、
けっこう早い段…

7

新婚さんはスパダリ同士! 小説

小中大豆  せら 

スパダリ×スパダリ

表紙の左、黒髪が攻めで、右が受けでした。
社長で見た目も美形というスパダリの受けと、世界的に有名でカリスマ性を持つ彫刻家というこちらもスパダリの攻めです。

一見、いかにも都会的でスマートなカップルの新婚生活なのですが、元々高校生で出会い、その後20年も親友をやっていて、35歳でやっと恋人になった二人なので、かなり拗らせてます。
お互いに長年両片想いなのに、二人とも相手は軽い付き合いを望ん…

13

箱入り息子は悪い男を誑かす 小説

小中大豆  猫の助 

ヤリチンゲイとウブウブゲイ

ゲイバーのオーナー攻めと、叔父が攻めに振られたことに腹を立て、攻めをその気にさせて振ってやる、と決意した大学生受けの話です。

男はゲイしか出てこないお話で、受け攻めもゲイだし叔父もゲイです。ただ受けは奥手で彼氏がいたことはなく、いまだ童貞の19歳。攻めはイケメンながら相手を食っては捨てているクズなゲイ。年齢は32歳です。
受けの叔父がバイトしているゲイバーが攻めの経営する店で、最初はどうに…

7

伯爵と囚われの華 小説

小中大豆  小路龍流 

銀髪ロング美形伯爵様×黒髪やんちゃ目美人侯爵様 歳の差20歳!

当作好きだわー。神でもいいかもと思いつつ出し惜しみ、萌2.
じわじわじわって後から嬉しさと切なさがこみあげてきますです。

国王がいて、歴然たる貴族階級がある設定。架空の国かな。移動が馬車 や
女子が大学教育を受けられるなんて話が出てくるんだけど 
18世紀ぐらいを想定すればよいのか?
貴族がサロンでお茶話で貿易の調整したりする世界での、貴族同士の
攻防戦も少々あります。

登場…

2

黒王子はいじわるに溺愛中 小説

小中大豆  カワイチハル 

フラレ方が半端ではない

「BOOK」データベースのあらすじの方が詳しいので貼っておきます。

──────
カレシにフラれた大学生の伍夏は、ダメな自分を鍛え直そうと泊まりこみのバイトへ。オシャレなカフェ、美味しいパンケーキ、可愛いわんこ―素敵な職場なのに同室になった和臣が怖い。誰もが振り向くイケメンなのに仕事に厳しいし、伍夏が同類なのを見抜いて「でもお前には興味ないから」と最低な一言。これから一ヶ月、同じ部屋で耐え…

6

狗神サマにお仕えします!  小説

小中大豆  鈴倉温 

リーマンパロ的な神社モノ

「山奥の神社に勤めることになった主人公が、主祭神に見込まれて奥ノ院で働く」というあらすじから想像していたのとはかなりイメージの違うお話でした。
もちろん、いい意味で!

社長(主祭神、すなわち攻め)に仕えることになった社長秘書(神職、すなわち受け)。
新しく配属になった職場(奥ノ院)には、先輩秘書ズ(神使)もいて、他部署(摂社)のお偉いさん(摂社の祭神)や、その秘書さんたち(神使)もいる……

5

お稲荷様は伴侶修業中 小説

小中大豆  鈴倉温 

ほんわか

嫌われ役が現れて、ラブラブの二人の間を掻き回す話。前作と同じく、すれ違い・勘違いからの〜という感じです。

前作の二人はラストかなりラブ度が高かったのに、冒頭あからさまに減少してて「おぅっ?!」と思いましたが、なるほどそういうことかと納得。
愛が深いっていいねえ、としみじみするホンワカ話。
クリスマス〜お正月あたりの話なので、歳神様とか出てきます。

おまけ短編が密かにお気に入り。今回…

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