小中大豆さんのレビュー一覧

秘密のオメガとアルファの貴公子——契りの一夜 小説

小中大豆  兼守美行 

相手のために身を引こうとする切ない感じの話

相手のために身を引こうとする切ない感じの話が好きなので、その点よかったです。

そしてちゃんと最後はハッピーエンドになりますし。

小さい子が出てきますが、その子が3歳にしてはしっかりしてるとは思うけど、しゃべってる言葉の舌足らずさが、ありがちだけど実際はあんまり言わないよっていうのじゃなく、ほんとに言いそうな崩れ方なとこがよかったです。
嘘くさい子供、気になってしまうので。
素直にか…

0

社長と元ヤンの幸せ子連れ生活 小説

小中大豆  金ひかる 

龍基と昂成が幸せならば、それでいい

私の購入基準の、金ひかるイラスト作品は問答無用で内容ノーチェック購入した本。
もう、このカバーイラストの、精悍でガタイのいい攻めに、攻めよりはずっと小柄だけど別に女っぽくはない普通容姿の受けってところからツボです。
って所までがいつものお約束のマクラですが、購入して、そのまま積み本になっていたのを発掘。
急に保育園児の甥っ子を一人で預かることになってしまった龍基。
育児に苦労していた龍基の…

0

S社長と愛されすぎな花彼氏 小説

小中大豆  のあ子 

空回る愛

これは、攻めザマァなんですよね。きっと。
個人的に大好きなんですよ、ザマァ展開。
でも、そこまでスカッとしなかったんですよね……
それは、攻めが浮気をしたわけでも受けを蔑んだわけでもないから。
攻めが受けをすっごく好きなんですよ。好きすぎるの。
で、拗らせてるから(ドSなんだよね)、意地悪しちゃうの。
だから、なんだか可哀想になっちゃった^^;


勇児はずっと秀が好きだったけど…

1

白獣の君と美味しい初恋始めます 小説

小中大豆  陵クミコ 

可愛いもカッコイイも堪能できます

大好きな作家さん+大好きなモフモフ+大好きなファンタジーで、面白くないはずがありません!なので、ワクワクしながら読みました。

と言いながらも和風系はあまり得意ではなかったのですが、そんな自分でも最後まで楽しめました。

だって、ある時は可愛い子犬、ある時は熊よりも大きな迫力のあるカッコイイ大犬、人間姿の時には美丈夫な侍…。そんな人がピンチの際には助けてくれて、いつも傍にいて溺愛していたら…

2

甘えたがりなネコなのに。 小説

小中大豆  金ひかる 

こう見えてネコなんです

小中先生はチェックしてるはずなのになぜか漏れていたみたい。
読めて良かったです。

攻めっぽく見られてネコばかり寄ってくる控えめな受けと、心にキズを抱えている年上攻めとの同居モダモダがとても良かった。

電子限定SSは猫の富蔵さんからの視点で10年後のお話。
ほのぼのとしていて愛しい短編でした。
満足!

2

白獣の君と美味しい初恋始めます 小説

小中大豆  陵クミコ 

スパダリ×健気受け、=最高。

作家買い。

小中作品には珍しく和風テイストはお話だなー。

と思ったら、あとがきで小中先生も「初の和風のお話」と書かれていて納得。個人的に小中作品に感じる大きな魅力の一つが、ストーリーの根底に流れる温かな雰囲気なのですが、今作品もそんなほっこりな空気感は健在。小中先生らしい、と言っていいでしょう、ファンタジー要素も盛り込みつつ、けれど読後は温かい気持ちになれる。そんなお話でした。

7

秘密のオメガとアルファの貴公子——契りの一夜 小説

小中大豆  兼守美行 

リアルな世界に入り込んだオメガバース

現代版オメガバースという作品でしたが、オメガバースが認知されていない世界のお話です。

その中で、自分のバース性のことも知らず、好きな相手との初めてのHで妊娠してしまった優吾。
オメガバースものなのに、Ωの存在も、男性妊娠が可能であることも知られていない……
それなのに、男性でありながら妊娠・出産してしまう事って、とっても不安で孤独だし、すごく怖い事だと思う。
この、オメガバース無認知な…

2

白獣の君と美味しい初恋始めます 小説

小中大豆  陵クミコ 

子犬の可愛い描写がたまらない!

モフモフ和風ファンタジーです。
キャラがとっても可愛い^^
攻めも受けも可愛くて一途で一生懸命なので、読んでいてとても楽しかったです。


悪い輩に絡まれた、「めし屋」を営む睦。
そこを助けてくれた美剣士にほのかな憧れを抱きます。
そんなある夜、熊よりも大きい手負いの妖を見つけーー…!

この熊のように大きい不知火丸は、敵に追われている半人半妖であるということが分かります。
養…

9

十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

心優しい神様と迷える魂の救済に心洗われます

タイトル通り輪廻転生の果ての恋物語です。

父方の故郷に移住した作家の梗介が出会った妖たちとのふれあいや
田舎生活がほのぼのと描かれています。

前世で出会った恋人同士におきた悲劇による別れと再会し恋の成就のためにじれじれする展開は好きです。
そのうえ力をなくして消えてしまいそうな神様と青年という関係でなかなか近づきません。
神様の十六夜は、梗介に前世を思い出すことなく人として幸せに…

0

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

ザマァ…?

個人的にそんなに「攻めザマァ」感を覚えませんでした。確かに哀れっぽい感じの話なんですが、この攻めをザマァと笑うにはなんかちょっと躊躇われてしまって…。

あらすじと「ラプンツェル王子」というふざけたタイトルからして、読む人を地味に選ぶお話だと思います。
32歳の大の大人を捕まえて「ラプンツェル王子」ですからね。嫌な予感がした方は覚悟した方が良いです。

攻めは一言で「子供」です。
良く…

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