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70/120(合計:1196件)
小中大豆 みずかねりょう
ポッチ
ネタバレ
作家買い。 小中先生はコミカルなものからドシリアスなものまで書かれる引き出しの多い作家さまですが、今作品はコミカル寄りなお話。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公はしがないリーマンの青年。 ゲイではあるが腐男子ではないその青年だが、とあるBLゲームをクリアしたばかり。挿絵は神、でも肝心の中身は非常に面白くないと言われているBLゲーム「SAINT」。彼がそのゲ…
小中大豆 タカツキノボル
あたまゆ
健気な受が酷い目に遭うけど最終的に幸せになるといった作品は大好きでよく読むのですが、今作の受は身長も高く見た目もイケメンでモテて、定職につかず人の心を利用して生きているいわゆるろくでなしで新鮮でした。 自分の男性性を利用して生きている受がさらに男らしい攻に翻弄されて変わっていきます。 その中でひどい目にあって心を打ち砕かれる様は見ていて辛かったです。 幼い頃に家族に見捨てられ愛を、そして愛し…
小中大豆 yoco
碧雲
「鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰?」と、違うパターンの 「パトロンが、支援者の虜になる」恋物語。 エリアスにとって、凛は、最初は支援を求める一人にしか過ぎなかった。 凛が、淋しさを耐え忍ぶ過程を辿る粗筋になってますが、 物が溢れる中で情愛だけ受けず育った歪で無機質な心の持ち主;エリアスが、 本当の愛と愛を育む関わり方を、失ってから気づく話。 印象深い場面。 最初は、一夜の恋人…
あーちゃん2016
二重螺旋が全部持って行ったペーパーセレクションでした。 以下印象に強く残ったもののコメント。 1.恋をするなら二度目が上等番外編「好みの話」木下けい子先生 カレー作るべく材料getに2人でスーパーにお出かけするお話。 セレブ先輩だと米沢牛でカレーするんですね・・・ 2.二重螺旋(小説)番外編「クリストファー・ナイブスの密やかな野望」 本編でショウが遅れていた時の1シーン、ユアン…
kurinn
ネタバレしない程度の感想です。 まず櫛野ゆい先生の『しのぶれど色に出でにけり輪廻の恋』より「輪廻の恋」ですが、このペーパーセレクションを読む為に本編を購入して読みました。 こちらのお話は本編から更に10年後のお話で、兄の伊月の結婚式の為に神社に帰って来ている昴と伊織の様子でした。 そして菅野彰先生の『毎日晴天!』より「うちのお兄ちゃんと彼氏んちのこたつ」ですが、私は申し訳ないですが菅…
小中大豆 北沢きょう
ももよ
騎士や魔術が出てくるBLを読むのが初めてでしたが、こちらの作品はとても読みやすく、一気に物語に引き込まれました。 騎士を目指すリュトは、騎士になるための推薦状を書いてもらうため、街から離れた城に住むセフィラスの元に行く。 セフィラスは魔術が使いたくて必死に訓練するが全くへっぽこ。 剣の腕はイマイチなのに魔術の才能があるリュトと、魔術はへっぽこだが剣を持たせたら天才的なセフィラス。二人共無いも…
小中大豆 鈴倉温
あとがきで小中大豆先生が、数年前から異世界転移や異世界転生ものにハマっていると書いてあった通り、ここ最近読んだ3作品はまさにそうでした。 その中でもこちらの作品が1番好きでした。 ルビー文庫さんらしい作品で、エロは少なくて最後にちょこっとくらいです。 でもそれが良いのです。 何故なら留依がセアルトランドに飛ばされてからの頑張りや、アリンとヴァジルとの関係が丁寧に書かれていて好きでし…
てんてん
今回はセアルトランド領主と界渡りした料理人のお話です。 異世界トリップした受様が攻様の恋人になるまで。 受様の実家は祖父の代から続く洋食屋で やがては三代目になりたいと専門学校に通いますが 在学中に父が、続いて母も他界して店は閉店、 いつかもう一度店を開く事が受様の夢となります。 専門学校を卒業後はフレンチレストラン、 イタリアンバルで働き、一通り何でもできた受様は …
小中大豆 二駒レイム
葛葉狐
作家買い ルビー文庫なので それほどの文字数がない そんな中 オメガバース、 中華設定と 説明することは多いはずなのに それを いかにもな説明されてる感を抱かさず 状況なりを すんなり理解できた しかも随所に伏線まであり 無駄がない文章だなという印象を受けました 攻め、受け共に 賢い者同士の会話が 小気味よく それが切なさも生むんですが とてもよかった …
小中大豆 麻々原絵里依
ぽぽまま
小中作品の中でもバランスがすごく良い作品ではないかと思います。スパダリっぽいけどダメ人間の攻めと健気な受け。受け目線で語られていてせつない。攻めざまあの展開以降では、やり直せない受けの気持ちも丁寧に書かれていて、説得力があります。別れた後の攻めの落ち方もなかなかすごい。そして、よりを戻した二人の描写が良かった。 似たような作品がありますが、これが一番展開が自然に感じられました。 何度でも読んで…