total review:278236today:53
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
70/114(合計:1134件)
小中大豆 みずかねりょう
chikakumaco
ネタバレ
もうね、写真家の紹惟の情緒不安定っぷりったら無い。彼に振り回される永利が不憫過ぎて。芸術家の面倒臭さを遺憾無く発揮していて。目も当てられ無い。 物語的には。今一つ伸び悩んでいた売れないアイドルの永利が、著名な写真家に見出され、スター街道を駆け上っていく、いわゆるシンデレラ・ストーリーなんだけど。シンデレラの様な、スカッと感は無い。なにせ、タイトルは「白雪姫」ですからね。 さらに、さらに、ス…
kurinn
小中大豆先生の作品は作家買いしてるんですが、こちらの作品は自分の中では久々に性癖に刺さる内容でした。 長い片想いをやはり長い年月を掛けて隠す事を覚えた受けの永利、そして天才で撮影の為ならどんな事でも平気でする美貌の攻めの紹惟。 新しい寵愛を受ける存在が現れてって、もうドキドキしながら夢中になって読みましたよ。 もう小中先生の心理描写の見事な事!永利の心が痛い時はこちらまでキリキリ…
てんてん
今回は俺様な天才写真家とモデル兼俳優のお話です。 攻様に見出された受様が攻様との新しい関係を築くまで。 受様はゼロ歳からモデルを始め、年齢ほどの芸歴があります。 幼い頃から母に言われるままに仕事をし、 中学に上がる直前に有名なアイドル事務所に入所、 高校生でアイドルとしてグループデビューするも目が出ず メンバーが細々とソロ活動を続ける開店休業状態となります。 受様は子…
小中大豆 麻々原絵里依
有浬
小中さんの書くちょっと駄目な大人のBLは読後感が悪くないので大好きです。 売れっ子画家x学生->新米社会人カプで、すれ違い…というと一見スパダリものっぽい設定ですが、攻めが良い感じに駄目な人ですw だけどそこが良い。 この攻の駄目さの具合の匙加減が見事で、イイ男として登場したはずが駄目な所がボロボロ出てくるのに、何か憎めない。攻も受側もお互いに愛情あるのがきちんと書かれてるからか…
みざき
小中先生の現代ものが読めて嬉しい。 もう、すごく面白かった。 文章も読みやすいので、あっという間に一気読み。 今作は、主となる登場人物達がモデル兼俳優・写真家…と、どちらかというと華やかな職業設定なのですけれど、お話全体のトーンはあくまでもシリアスベース。 小中先生といえば心理描写が丁寧な作家様という印象があるのですが、今回も主人公・永利の10年に渡る心情が本当に人間臭くて、人の心の描…
窓月
作者のまるっと現代もの、昨今では貴重なのですごく楽しみにしていました。 今作は、カメラマン×元アイドルだったモデル。気鋭の天才カメラマンが、造形は整っているが凡庸なタレントのポテンシャルを見出して開花させていくという、いわばマイフェアレディ型のラブストーリーでした。 カメラマンと被写体の関係って、とってもヤラシイ関係なのでBL的に好物の設定です笑 攻めに恋する受け視点で進むので、…
はるのさくら
小中先生のお話にみずかねりょう先生のイラストがつく、となったら、買わずにはいられません。 受け様は、0才からモデルとして芸能界で生きてきた永利。 売れなくなり事務所をクビ寸前の時に、攻め様である天才写真家紹惟に見出だされ、一躍時の人に。 紹惟のモデルは、代々『ミューズ』と呼ばれ、紹惟のモデルをやめた後ものしあがって売れっ子になっているのだから。 自分が納得する作品の為なら…
甘食
小中さんの作品はBLを読んだ!という満足感を得られます。途中はちょっとドロドロするけど最後はハッピーエンド。主人公の受けは元売れないアイドルだったけど有名写真家の攻めのミューズとして見出されモデル・俳優として売れるようになります。華やかな芸能界の話なのでみずかねりょうさんのきらびやかで美しい挿絵がピッタリでした。表紙のアンティークっぽい鏡とかイバラのデザインも素敵で力入ってる感じです。 俳優…
あーちゃん2016
小中先生&みずかね先生ホイホイで購入。受けの「強くなる、目覚める様」が小気味よかったので萌2にしました。本編280P超+あとがき。天才写真家×モデル・俳優の長いお話。ある種の才能に目覚めるお話がお好きな方でしたらおススメしたいです。 子役から始まり芸能界歴は長い永利(えいり)。22才でじり貧だった頃に、天才写真家紹惟(しょうい)に見いだされ、4代目ミューズとして売り出した写真集がバカ売れし、…
ぷれぱーる
タイトルからしてファンタジーなのかな?と思ったら、めちゃめちゃ現実的なお話でした。 人気写真家・紹惟にモデルとして抜擢された、崖っぷちアイドル・永利。 紹惟と同居して撮影を重ねるうち、永利は紹惟に恋心を抱くようになります。 必要ならば仕事相手とも平気で寝る紹惟。 自分もその中の一人だと自覚しながら、せめて身体だけでも──と、気持ちを隠して求める永利。 そして、別れを恐れながら紹惟…