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小中大豆 笠井あゆみ
てんてん
ネタバレ
今回は七侯の末席メルシア家の三男と 正妃を母に持ち薔薇の印をもつ王太子のお話です。 我儘に育った受様が覗いた不幸な未来を変えるために、 生き方を変え、攻様とともに国を変える王となるまで。 受様はルスキニア国王の第三子にして 七侯家の筆頭ゴドウィン公爵家出の正妃が産んだ 唯一の子でもあります。 この国では政治の決議は国と七つの公爵家による 「円卓会議」で決しますが、七侯…
小中大豆 石田惠美
ちろこ
宗教的な理由で結婚をすることになった紅玉国のヴィハーンと、蒼玉国のシャウーリャ。シャウーリャは銀髪碧眼で白い肌をもつ、数年に一度しか現れないという「白き神の子」。(シャウーリャはアルビノなのかな?) 神子を娶ることで神の加護を得られるという理由から、ヴィハーンの元へ嫁ぐことになりますが、レビュータイトルに付けたように攻めのヴィハーンは無類の女好きで、流した浮名は数知れず。そのうえ昔の風習や宗…
kurinn
小中大豆先生の作品は、最近他レーベルの「旦那様と甘やか子守り浪漫譚」を読んだばかりでした。 あちらも面白かったですが、こちらの作品の方が断然面白かったです。 なんと言っても本の厚さに驚きました。でも、面白くて厚さはむしろご褒美とさえ思えてしまいました。読み終わりたくないという気持ちと、早く結末が知りたいと思うジレンマに陥ってしまいました。 小中大豆先生があとがきに書いていらっしゃる通…
165
(努力+友情+勝利)×BL 本の厚さと序盤の王子エセルや、オズワルドとのやり取りに、最後まで読めるかしら…と心配でしたが一気読みでした! すごいです!主人公たちと共にこちらまで国を立て直した気持ちになります。 もう読んでてエセルに泣けて泣けて。 詳しくは他のレビューに書いてあると思うので、自分の思ったことなど…。 エセルが霊廟の銅鏡を覗くところからは、もう本から離れられず、涙…
小中大豆 六芦かえで
fandesu
小中さんのキャラクターへの愛を感じたんですよね。 『本当の大正時代だと、それ以降が暗い時代になってしまうので』という様な事があとがきにありまして、作中人物をも大切にしていくんだなぁ、と激しく好感を持っちゃいました。 恋愛と言うよりは、家族愛に近いもののお話なのだと思います。 主要登場人物の4人すべてが両親を亡くしています。 子ども組(龍郎と凛太、珠希)は周りの大人にも恵まれない。 大…
井谷ゆう
伝説の王の生まれ変わりの証といわれる薔薇の聖痕を持つダメ王太子・エセル。 そんなダメ王太子が、国と自分自身を起死回生させる物語。 起死回生するという主軸のお話がめちゃくちゃ面白かったですし、エセルとオズワルドの恋も、すれ違いながら進展するところも同時に描かれています。 正直、最初ダメ王太子エセルの狼藉っぷりに引き気味でした、、、。 え、この主人公を私は好きになれるの? この感じで…
小中大豆 問
碧雲
家族愛が溢れていて、良かった。 冒頭から、寂しい ・・両親の事故死、祖父母の死、あっけなく天涯孤独になった主人公の和喜。 そんな主人公和喜に、恋人ができる。恋人は、実は妖狐。 一度の交渉で妊娠した和喜。 男原から生まれる妖狐の力は絶大で、母体の気を消耗しながら育つ。 出産を無事終える為には、条件がある、それについて悩む二人。 そして無事生まれてきた、3人の子狐たちが物凄く可愛…
本編でも凛太と珠希の二人が可愛くて、ほっこりさせて貰うシーンが何度もありました。 この二人が成長した続編を書いて欲しいと思った程です。 そして、こちらのコミコミさんの特典ペーパーでは、恋人同士になった政隆と龍郎の逢瀬に子どもたちが勘付いてしまうという、何ともハラハラするお話でした。 二人は龍郎が部屋を抜け出すのは、政隆とこっそり美味しいものを食べていると思い込んでしまうんです。そして…
小中大豆先生の作品が大好きなので迷わず購入です。 こんなに短期間に何冊も出しているのに、ひとつひとつの作品が違っていて面白いのは流石でした。 今回はファンタジー要素が無く、なんちゃって大正時代風のお話になっていました。 受けの龍郎と弟の凛太の境遇は悲しいものがありましたが、二人の逞しく生きる姿が眩しくもありました。 珠希が住んでいた隠居屋の女中問題、珠希と伯父である政隆の交…
あーちゃん2016
小中先生だし笠井先生だしマストバイ。たまらんかった。王たるものとはと泣きそうになるシリアスお話、本編440Pほど。仮想の中世ヨーロッパ、カタカナ名前が大丈夫で国の興亡話が好きな方はぜひぜひ。どっぷり浸れます。こういうの大好きなんで神にしました。電子、番外編付きだったら、絶対買おう。 ルスキニアの王太子エセルはいつも不機嫌。侍女たちに大概ひどいことをしていますが、建国王の生まれ変わりと言われる…