小中大豆さんのレビュー一覧

「行き倒れの黒狼拾いました」コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー「クロのお仕事」 グッズ

クロの幸せな日常。

本編終了後、オロスから帰国した後のお話。

クロの朝は、目覚めるとまず、隣に寝ている夢路の寝顔を見つめることから始まる。

昨夜は、夢路にオロス語と帝国語指南をしていたのに、その内アヤシイ雰囲気となり、情熱的な夜へ。

そんな不埒な事を思い出したら、腰が重くなるクロ。

その後、洗濯をしていて、夢路のはかなげな褌を見ると、またもや劣情が込み上げ。

そんなこんなで、何かにつけて…

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「行き倒れの黒狼拾いました」コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー「クロのお仕事」 グッズ

異国の言葉を覚えるには

異国の言葉を覚えるには、その土地で恋人を見つけるのが一番なんですよね。
夢路もそれを実践してて、クロにオスロ語と帝国後を習ってて、さっそく閨で実践しているのに笑っちゃいました。

それにしてもどんだけクロは夢路の事が好きなのでしょう。出会ったばかりの時に「あなたは、女神だ」と言っていたし、夢路に対して崇拝めいた感情もあるのかもしれません。

でもクロの日課を知ると、余りにも絶倫過ぎるのも…

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行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

雑誌掲載時から好きでした!

実は雑誌に掲載された時から好きだった作品でした。なので書き下ろしの「おおかみ国旅譚」を加えての発刊を楽しみにしていたんです。

雑誌を読んだ時からクロの拾われてからの変わりぶり、着飾らせたクロを夢路が江戸の町中を連れ回す様子、また黒乃屋が番付一番になって皇帝陛下のお墨付きを貰うまでの逆転劇、そして明らかになるクロの出自等…ワクワクが止まらないお話なんです。

夢路はこんなに綺麗でクロだって…

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行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

お江戸ファンタジー。

なんちゃってお江戸ファンタジー。
大陸から獣人が入り始めてる時代の江戸。
開国したばかりの明治初頭の頃を想像しながら読みました。


受け様は、大店黒乃屋の若隠居である夢路。
店は堅実な弟に任せ、天性の商才と勘で商いを拡げてきた自由人。

ある日、興味を持った獣人を助け、行き場のない彼を住まわせることに。
こちらが、攻め様である狼獣人のクロ。
痩せて垢じみて、身なりはボロボロだ…

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「行き倒れの黒狼拾いました」コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー「クロのお仕事」 グッズ

忠犬クロ

本編後日談。忘れないかと言われると自信ないんですけど、ふふっと笑える小編大好きなので萌2にしました。クロ可愛いんだもの。

++

何が可愛いって、夢路に誘われると結局我慢できずに、なだれ込んじゃってるところが可愛い。「心頭滅却、心頭滅却」とか唱えてるんだけど、夢路には全く歯がたってないじゃん。「一緒に入って」とオロス語でささやかれたらイチコロ。

修行足りないな、クロ。とは思うものの…

3

行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

妖怪?商売神?

小中先生だし麻々原先生なのでマストバイ。意地っ張りな印象の江戸っ子受けが好きだし、黒狼はしっぽブンブンわんこで良いのですが、忘れない自信がなかったので萌2に近い萌にしました。雑誌掲載分200Pほど+クロの母国編150P超+あとがき。

芝居を観に行くと役者より注目を浴びるので嫌な顔をされるぐらい美貌の夢路。三十路を過ぎ情夫にフラれるようになってきたある日、無銭飲食を疑われた獣人の男を助けて家に…

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「行き倒れの黒狼拾いました」コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー「クロのお仕事」 グッズ

働き者のクロのある日について

本品は『行き倒れの黒狼拾いました』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

続編後、クロの1日を描いたお話です。

クロは毎朝、
東の空が白み始める頃に自然に目を覚まします。

隣の夢路はまだ眠っていて
しばらくその寝顔を飽かずに眺めるのが
クロの秘かな日課です。

昨晩は晩酌をした後に
夢路にオロス事帝国語の指南をしました。

夢路は先日、オロスに出向いた際に
言…

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行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

袖振り合うも他生の縁

今回はオロス国からきた狼獣人と大店の若大御所のお話です。

2人の出会いから恋人になるまでと
2人が買い付けでオロス国を訪れる続編を収録。

受様は商家の長男として生まれます。

黒乃屋はもとは裏店の小間物屋でしたが
受様の詳細で手広く呉服その他も扱うようになります。
受様は自らも広告塔として新たな販路を広げ
今や日本橋大通りに店を構える大店になります。

両親が早々に隠居…

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嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

ストーリーは面白いのに…

サラッと再読。読み返したらところどころ思い出してきたシーンがありました。

主人公の真は、クズな母親に金蔓にされて常に働き通し。夜はゲイが集まるバーでバイトして、他にも別のバイトをかけ持ちしています。セフレの直人と同棲していましたが恋人ができたと部屋を出ていかれてしまい、折半していた家賃が気にかかってしょうがない。

ある夜、お店の仲間内で「殿下」と呼んでいる紳士で魅力的な男性客が来店し、…

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嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

オヤジ萌?

オヤジ…とは言え、まったくもってオヤジ臭がしません!
お金持ちの40代ですが、イラスト含め、物語での言動も年齢を感じさせてません。まぁ、そういう設定なんですけどね。じゃぁオヤジである必要性はあったのか?と思ったり。

でも、お話は王道ラブストーリー。
嘘をついて攻めに近づくんですが、とっくに見破られてて、でも攻めは受けを好きで最後はラブラブへの道をまっしぐら。
ストレスを感じず、最後まで…

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