小中大豆さんのレビュー一覧

愛されたがりなウサギですが。 小説

小中大豆  鈴倉温 

読んで泣いて、洗われてください

電子書籍で読了。挿絵なし。あとがきあり。『電子書籍版おまけ』(多分特典ペーパーだと思うのですが、これは読まないとだめなやつ)と『honto電子書籍版おまけ』(これはまさしく『おまけ』)あり。

思ったより得点が伸びていなくて吃驚。四つ足好きにはたまらない話なのに。

大学一年生の冬くんはイブの夜、高校時代からお付き合いしてきた遠恋の彼氏にデートをドタキャンされるという手ひどい振られ方をしま…

2

S社長と愛されすぎな花彼氏 小説

小中大豆  のあ子 

Sではないかも?

攻めと受けは7歳差の幼馴染で、面倒見の良い兄と弟のような関係でした。
攻めの起業云々で離れていた時期もあったけど再開し、攻めが食事を奢る代わりに花屋に勤める受けは毎回花束をプレゼントしています。
スキンシップの多い攻めが始終受けの腰に手をやったり頬を撫でたりしてるのが良かったですね。
攻めの変態さとナルシストさも良かったです。変態なところは隠して受けにかっこつけてますが最後にはバレます。

2

「皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~」番外編 書き下ろしペーパー グッズ

番の香りはついでも甘い

本品は
『皇子と偽りの花嫁~皇宮オメガバース~』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、州舜視点で
怜藍への思いが語られています。

州舜は紅家との縁談が
避けられないと知った段階で
身代わりの花嫁を探していました。

そんな中、紅家の別荘で初めて
怜藍を見た時に初対面のはずなのに
懐かしいと感じたのです。

その姿に既視感と懐かしさを覚え、

2

皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

散りばめられた伏線が効果的に活きています

今回は皇帝の第三皇子と大商家のの一人息子お話です。

皇家の後継争い絡みの縁談が運命の契りとなるまで。

この世界の人には男と女という性別の他に
男にだけ第二の性が存在します。

第二の性は「之」「几」それ以外の
「なにものでもないただの男」の三種に分かれ
世の中の男のほとんどは「ただの男」ですが
「之」は人口の1割程度、
「几」は1割にも満たない希少種です。

之人は生…

10

皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

起承転結がしっかりとした物語です

中華オメガバースなので、最初α=之人でΩ=几子という事に違和感がありましたが、普通にΩとかの表記では違和感があるような気もするので、言い換えたのは正解だったのかもと思いました。その為、キャラ名も似たような漢字の人もいるので最初は読むのが大変でした。

王族が必ず1人以上几子を嫁にするという決まりがあるというので、どうしても縁談を断ることができない攻めが受けの甥っ子を輿入れさせる予定でした。しか…

8

ランジェリー男子 小説

小中大豆  CJ Michalski 

オトメンでも変態でもそれが自分なのだから

電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきなし。

この表紙ですもの。軽いお色気コメディ(死語だな)だと思いますよね。
確かに分類したらコメディなんでしょう。そういう要素と思われる設定もあちらこちらにちりばめられています。でも、読後感は『真面目ないい話』でした。

主人公のモモ(桃木)は、勤める下着メーカーで新設された男性下着部門に所属するカムアウト済みのゲイ。ガタイの良さとは異なり、弄られ役の…

1

皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

受け様にメロメロになりました

電子書籍で読了(KADOKAWAさんは同時発売で本棚が厳しい私はとても嬉しい)。挿絵、あとがきあり。二駒レイムさんのイラストは初めてでしたが、雰囲気があって、このお話にはピッタリと思います。

老舗の薬舗の跡取りで優秀な薬師でもある怜藍が調合した几(Ω)のための薬(抑制剤ですね)は良く効くと評判です。なぜなら彼自身が几であるから。発情期になってしまえば自分の意志とは関係なく之(α)の劣情を誘っ…

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皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

これぞ純愛!

もともと作家買いしていて好きな作風なのですが、今回は特に良かったです。
ストーリーも良かったのですが、主役二人のキャラクターが、もう好みのど真ん中。二人のやりとりに萌える、萌える!
小中先生の書かれる、芯が強くて健気な受けが絶品なんです。


内容です。
老舗の薬舗の若旦那・玲藍。
彼の家に、几子(Ω)の幼い従弟を妻に迎えたいと、之人(α)の第三皇子から使者が寄越されます。
幼い従…

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呪禁師百鬼静の誘惑 小説

小中大豆  yoshi 

さくさく読めました

胡散臭くとも明るく、さりげなく優しく、福利厚生も厚くいい上司(?)で受けのことも好き好き言ってくれるんだけど愛することはできないと宣言してしまう攻めの根っこの温度の低さと薄暗さが良かったです。そこら辺の描写は少し唐突なように感じますし、バックグラウンドをもっと知りたい…と思ったけど全体的にお話はまとまってるのでがっつりエピソードを入れると蛇足になってしまうのかなあ、とも。なんとなく深めの闇があるこ…

9

意地悪しないでお兄ちゃん 小説

小中大豆  陸裕千景子 

確かに意地悪だ!

親の再婚で義理の兄弟になった千流と唯。
出会った時は16歳と8歳で唯は千流に一目惚れ。ずっと千流は唯の王子様でした。唯も女の子に間違えられるほどの美少年。
ですが唯が中2の時に千流はアメリカの会社に就職するといって離ればなれに。

しばらくして唯の成長期が始まりもう兄が可愛いと言ってくれた容姿ではなくなったことを嘆く唯。

大学2年になった頃兄が帰国するので部屋が見つかるまで一緒に住む…

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