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3/8(合計:77件)
柳沢ゆきお
atyanmama
ネタバレ
雑誌で飛び飛びで読んでいたので余計に読むのを避けていた本をふと今なら読めると思って読みました 内臓が圧迫される様な気がしましたが最後まで読めてよかったと思います 愛は一瞬で細胞から人を変えることがあると思います だからこそ刹那で永遠なのだと思わずにはいられない 昨今のリアリティショーは興味ないので見ていないのですがジムキャリーの映画トゥルーマンショーを思い出しました 世界観はあれ…
碧雲
コメディタッチで描く「人生ドラマ」は、柳沢先生の得意なジャンル。 面白いけれど、笑い泣きしたくなるような哀愁を感じる。 誰でも成長=老化していくし、いつかは死が訪れる。 一生懸命働いて退職、明日から早起きしなくてもいいわね・・と笑って話しかける妻は、退職した翌日、天に召されてしまう。 汚部屋化した家を子供達が来て、片づけていく。 二人の実子の他に一人混ざる桃田(53)との関わりが…
うっぴー
ちるライブで、アンリさんが白米さんにオススメしていたのを見て、面白そう!と思い、すぐに購入しました! ストーリーの構成に捻りがあったり、BLとしてのクセがわりと強めであったり、100点満点のハッピーエンドではないお話を読みたい人には超絶オススメしたいです。 絵は、かなり青年誌っぽい感じで、なんならストーリーも刑事事件を扱う青年漫画のような雰囲気……ただ、その中にしっっっかりBL=愛は存…
おぶもいもい
どんな結末になるのか予想できないお話ではあったけれど、こんなに重いラストになるなんて…。 "傍観者"としてはとても悲しくて苦しくて、力を持たないものは真実を伝えることすら出来ないのかと憤りも感じました。 でも。織田はどうだったのだろうか? 最期まで抗わず諦めではなくそれを受け入れた。 そんな彼の気持ちを考えるとこの作品の見方も変わってくるのだろうなと思いました。 …
死刑制度が「人を故意に殺したら必ず死刑」というように改変された世界でのお話。 "一殺一死"だなんて上手いこと言うなぁ、と軽い気持ちで読み進めたものの、重たい展開にちょっと苦しくなった上巻でした。 被害者と同じように殺される再現執行だったり、24時間生放送で死刑囚の生活を中継していたり。 現実味のない設定に戸惑いつつ、水谷(渡瀬)と織田のやり取りは先が読めずドキドキする…
まぉ
読み終わった後の喪失感とてつもないです。 ふらっと立ち寄った本屋で何気なく買った2冊がとてつもなさ過ぎて、ほんとに……大事にします、、、この本……
もこ
評価のしように困る。 トータルの作品としての完成度は高く 「作品」としては素晴らしいと思うのだが どうしても心がついていけないのである なぜなら救いがなさすぎるから(´;ω;`) 鬼畜も暴力もなんでも個人的にはアリなのよ ショタでも老人でも複数でもグロでもなんでもありなんだけど 死ネタだけはしばらく立ち直れないんだよ・・・・ だって失ってしまったら何ものこらない・・ まる…
あまりに酷い犯罪をみたときに 「同じ方法で殺してやればいいのに」なんて思うことがありますが 現実になったら~なお話がございました。 1人殺したら同じ設定で同じように殺される そんな死刑方式が現実に採用され、24時間監視の上 全国民にライブ放送されるという人権無視なトンデモ設定。 刑事の主人公は背格好が似ているからという理由で 一人の死刑囚の執行人に指名される 殺された相手の顔に…
Sakura0904
◆神とペン(表題作) セーラー服を着た綺麗な男を拾ったら、神らしい、という王道なようなそうでもないような展開から始まる物語。主人公の岸は、神と大分打ち解けたところでやはり、いつか天界に帰らなければならないということを明かされるわけですが、そこからシリアスな空気になるかと思いきや、なんだかんだ最後までのほほんとした雰囲気を貫いてくれました。短編なので、ちょっとパンチが足りなかったかも。 ◆…
corocoro
上下巻通しての感想ですが、とにかく良かった。 愛と狂気の物語でした。 死刑囚である織田薫が死刑を執行されるまでの間、24時間ライブ放送され、自分の犯した犯罪と同じ手口で死刑執行が行われる世界。 彼が殺したのは元恋人の渡瀬で、渡瀬と身長が同じという理由だけで死刑執行人に抜擢された水谷、任務として渡瀬の顔に整形し織田に近づき、渡瀬として接する内に織田が渡瀬を本当に愛していた事を知り、殺した動…