バーバラ片桐さんのレビュー一覧

恋獄の囚人 小説

バーバラ片桐  水名瀬雅良 

檻の中でえっち!

 二〇〇×年の首都直下型地震で、日本は壊滅状態に陥ってしまう。
 社会は荒廃し、犯罪が多発する中作られた少年刑務所「特U施設」。
 それは、日本で始めての民間刑務所であった。

 罪を犯した駿也が送られたのは、更正とは名ばかりのそんな無法地帯だった。
 入所初日、恒例のリンチに遭いかけた駿也を、通称『ディンゴ』なる男が救った。
 ディンゴは、少年刑務所の中でも、看守にさえも恐れられてい…

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極道の花嫁―ニューヨークへ行く― 小説

バーバラ片桐  みろくことこ 

脇のCPをもっと…

シリーズ4作目となりました。
極道ものですが、かなりアマアマなお話となっております。

今回は、尚弥(受様)が、伊織(攻様)の甥っ子の誕生日を祝う為に会うためにニューヨークへ行きたい…というころから話が始まります。

しかし、伊織はニューヨークの会社とM&Aを控えており、時期的に危険が伴うという事で大反対です。跳ねっ返りの尚弥は、素直に言う事を聞くはずもなく、こっそりとニューヨークへ…

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プラチナBOOK 01 プラチナフェア2012 グッズ

優れものの番外編

「移り香」と「下僕には極上ミルクを」の番外編はショートなのに読者のハートを
擽る内容でかなりいい感じでしたね。
「移り香」の禁忌兄弟篇は、不遜な弟が、風邪で熱を出して、折角2週間ぶりでの
兄とのデートが出来なくなってしまった哀れな様子&思いがけない胸キュンラブ。
意地っ張りで素直になれない弟が弱ってるせいで、本音をポロリ、受ける兄は
頬を染める・・・う~ん甘い雰囲気でしたね。
「下僕に…

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プラチナBOOK 01 プラチナフェア2012 グッズ

綿棒は万能なんです♪

プラチナフェア2012の01は、陥没乳首とミルクの番外編と、禁忌兄弟モノの番外編の2本が収録。
バーバラさんの下僕ミルク目当てです♪
いやぁ~、笑いました、ニヤニヤしました、吹き出しました!!
勤務先の化粧品メーカーの御曹司で恋人の裕貴と一緒に暮らしている営業の坪井。
裕貴の乳首には秘密があるんですが(本編参照)それが陥没乳首でもあるんですw
化粧品メーカーに勤めている裕貴ですから、もち…

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ジェラシーの囁き 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

ちょっと厳し目ですが

多分エロシーンを抜いたら、本は半分くらいの厚みになります。
ちょっと評価が厳し目なのは、エロエロ展開なのはいいのですが、結末としては甘いのはいいのですが、何げに回収にもやもやしたものが残ってしまったため。
この主人公達の抱えた過去とか、人間関係、気持ちなどなど、とっても設定はいいと思うのです。
引き込まれるものがあるのです。
それが、軽くなってしまったことが実にもったいなかも?と思ったから…

9

ストーカーはじめました。 小説

バーバラ片桐  桜城やや 

よくよく考えると恐い

タイトル通り、ストーカーものです。
受が本当にストーカーなのですよ!

刑事である上江田は、事件の捜査協力をしてもらうため、
大学研究者である佐倉に会います。
だが、その佐倉は、高校時代上江田をストーカーした
相手だったのです。

バーバラさんらしいエロと事件が進んでいくのですが、
この佐倉のストーカーのお話が結構恐い。
佐倉の執着具合が半端ない・・・。
普通に考えると、恐い…

2

ジェラシーの囁き 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

愛し方も愛され方も知らない二人

過去を封印して今を生きる事に徹している受け様と受け様が忘れ去った過去からの
亡霊のように現れた攻め様との悲しくて切ない不器用すぎる恋のお話でした。
受け様は施設育ちで5歳の時に養父母に引き取られ、これから幸せな未来が待ってると
幼心に期待していたが、現実は残酷で自分が来る前に施設から引き取られた年上の
お兄さんと二人、養父母に虐げられこき使われる日々が始まる。
それでも先に養子になってい…

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ジェラシーの囁き 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

バーバラさん×ラヴァーズ文庫

バーバラさんで、ラヴァーズ文庫ということで、
「らしい」1冊なように思います。
今までバーバラさんがラヴァーズ文庫で出していらっしゃる作品と
立場や環境は違えど、同じ匂いとでもいいますか。

ただ、今までもエロっぷりはすごかったですが、
今回エロに走りすぎて、ストーリーが?だったようにも
思います。

一流商社で働く孝幸のもとに、新人社員として育士が入社してきた。
この育士は、…

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恋惑う外交官の動揺 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

貸し借りなしの慰めて

外務省のキャリアなんですけど、アクション満載でまるで警察みたい。
テンポはかなり良く、軽妙に進んでいく。
主人公二人の姿は、何だか往年のコンビの探偵ものを連想させるような雰囲気も感じる。
結構、シリアスもありだけど重くなりすぎないように愉快なやりとりもあったりして、その作りはうまいな~と思うけど、印象に残るかというと・・・
実際この本を読んだのは4月だが、うっすらとあらすじは覚えていたが、…

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オオカミを食らう赤ずきん 小説

バーバラ片桐  周防佑未 

再会モノ

タイトルが「オオカミを食らう赤ずきん」と
ファンシーなものでなかったら、もっと早く読んでいたのにな~
と思いつつ読み始めました。

天使のようにかわいかった幼馴染の工藤が、
でっかくなって、再会。そして、迫られるというものなのですが、
特別な展開も無く、終わってしまったように思い、
個人的には、不完全燃焼でした。
どっちが攻めをやるのかという、攻の攻防って、
好きなはずなのですが…

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