梶ヶ谷ミチルさんのレビュー一覧

忘れた夏まで会いにいく コミック

梶ヶ谷ミチル 

さくさく進むのがいい

高校教師とDKは禁断の香りが先に立ちあまり萌えないのですが、本作は卒業してから進展したので大丈夫でした。

それに、梶ヶ谷先生が「田舎と少年というモチーフが大好き」と書かれていることもあり、のどかな風景がマッチしていて、禁断な感じがあまりしなかったのもよかったです。

梶ヶ谷先生は少年を描かれるのがお好きなだけあって、思春期の心の揺れの描写がほんとお上手。

中学生の大河が、最初は親友…

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夜まで待てない コミック

梶ヶ谷ミチル 

王道ですね

「放課後の不純」のスピンオフ。脩ちゃん気になっていたのでうれしいです。
コマや文字が大きくなって見やすくなりましたかね。
表紙のコマ割り好きです。同じ幅のコマが並んで、同じ構図で、動きを見せてくれる。このコマ割り、手法の名前ってあるんですかね。

ストーリーとしては、ワンナイトのつもりがハマってセフレになり、本気になっていく…という王道ですね。
特に意外性なく、予想通りの展開でした。

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成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

いい!好き!

良いです。好きです。
なんてこたぁない会話や出来事が続くお話なんだけど、何がいいんだろうと考えるに、表情、セリフ、独白が噛み合っていて、心情がつぶさに伝わってくるし、それがみずみずしくて萌えるんですよね(でいて、ポエミーじゃなとこが好き)

チャリ2ケツした時、急ブレーキかけたら後ろの夏目が前によりかかって、ドキドキそれがいいとなったすばるがもっかいわざと急ブレーキかけるとことか。

浴…

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放課後の不純 コミック

梶ヶ谷ミチル 

思ってたんと違う〜♡

梶ヶ谷先生初読みです。この後3作読みます。
デビュー作なんですね。BLを初めて描かれたとは思えないいいお話でした。

DKならではの、つい周りが見えない沢木と、気持ちが揺れる水谷の心情がとてもうまく評価されていると思います(偉そうにすみません)

や、表紙と絵柄からここまで突っ込んだエロまでのお話だと思わなかったので(浅はか)

絵柄ではそんななのに(すみません)絡みの絵が色っぽいん…

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成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

素朴男子たちが良い!

作者さんの作品は初めて読みました。

高校生男子のひと夏の出会いから、文通をする仲になって…というとってもエモい私好みの作品でした。
読んで良かった!

部活の合宿で訪れた田舎の高校、早朝の図書室で2人は出会います。
普通なら合宿が終わればそれきりの2人だったはずが、お互いに何か惹かれるものがあったのでしょう。
文通したり、夏まつりにまた田舎を訪れたり…。
田舎の高校生・夏目は携帯…

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若手俳優と脚本家 コミック

梶ヶ谷ミチル 

熱しやすく冷めやすい、にならないことを祈る

 『小説家と家政夫』のスピンオフ作品ですが、あちらのメインカップルである仙石原と尚樹の登場シーンも多いので、前作が好きな方も十分楽しめる作品だと思います。こちらでは尚樹にちょっかいをかけていた仁科が受け。脚本家としてオーディションをする中で、モデルから俳優に成り上がろうとしている千葉に出会います。前作に負けず劣らず、こちらも結構トントン拍子で展開は速いです。もうちょっとお互いに惹かれ合う心情描写が…

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小説家と家政夫 コミック

梶ヶ谷ミチル 

さくさく読めて適度にエロい作家攻

 売れっ子作家の仙石原と、縁あってその家政夫として働くことになった大学生・尚樹。設定はありがちですが、尚樹の流されやすさが絶妙に可愛らしく、その反面言う時は言うはっきりした性格でもあり、そのギャップがたまらないなぁと思いました。なんだかんだ尚樹の素直さを見ていると癒されてしまう仙石原に共感します。手を出すのも早いですが、尚樹がやり返す時もあったり、一方的過ぎると感じることはありませんでした。気持ち…

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成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

青春の一コマが未来に続くv

タイトル通り、
青春期の変化していく身体と心の物語。

特に大きな事件が起こるわけでもなく、
田舎と都会の遠距離恋愛(⁉︎)が続いていく。
もどかしさと同時に微笑ましさが重なるのは、
きっと二人のキャラクター故。

嫌味のない優しい絵柄と、
穏やかなストーリー展開に癒されます。

欲を言うなら、
もう少し長くこの先も読んでみたいなと。
都会に出てきた夏目くんと、
拙いな…

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夜まで待てない コミック

梶ヶ谷ミチル 

割り切っているようで、可愛い主人公v

主人公の向井君は、
割り切った大人のようで、
それでいて寂しがり。
複雑な感情を抱えつつも、
素知らぬ顔で一夜の関係を重ねていますが、
どこか満たされない。

そんな彼の前に現れた桐原君。
二人の恋の駆け引きが始まり、
お互いに惹かれているはずなのに、
素直になれない!

もどかしさが後押しになって、
ついつい夢中で読破。
どんなふうにまとまるのかと心配しましたが、

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放課後の不純 コミック

梶ヶ谷ミチル 

タイトルぴったりv

まさにその通り!という、
男子高校生の不純にときめくお話v

ツッコミどころは多々あれど、
これが梶ヶ谷さんの初BLと聞けば納得。
主人公の二人同様、
この初々しさと辿々しさがなんとも眩しい魅力に。

腐女子歴長めのおばさまには
いまいち物足りないのですが、
この初々しい感じは好感が持てます。

特に大きな事件が起こったりはしないのですが
(しかし本人達には充分大事件な事…

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