湖水きよさんのレビュー一覧

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

ここまで引っ張ってそう終わるの!?

シリーズもついにクライマックス。
前巻の盛り上がりから、一体どんな風にこの大風呂敷をたたむのか非常に楽しみにしていましたが……。

え? あれ? それで終わりですか??

的な肩すかし感。
結局のところ蟲って何だったの……?
という中途半端な感じというか、説明してもらったけど、でも根本の部分は何も解決してないよねというモヤモヤ。
受とバグの血縁関係の複雑さも、それを伏線に色々と展開…

6

nez[ネ] Sweet Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

コンビ愛

前作では、お互いフェロモンでメロメロになっていた二人。事件も二人でかっこよく解決で、一段落していたところ、今作はどんな展開がと楽しみに手に取りました。

二人のカラダの関係はもっと進展して、相変わらずのエロさ。ゴムとってと言われてかなぐりすてる、その切羽詰まった感じ。そして、ついに相手のことを尊重し、Hしようと打診してじっと待つ鷹目。千里が諾の瞬間、激しく求め合う二人。いや、Hシーンは何がどう…

0

nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

えー、まじですか、ここで終わりですか!!

シリーズ3作目。てっきりここで完結と勘違いしていた私。奥付が出た瞬間、”なに~!!続くなんて聞いてないよ、続巻続巻っ!”となりました。

このシリーズ、面白くてツボで大好きです。続きが気になって眠れないので、続巻買ってから読みたい。

今作は、相変わらずメロメロエッチがあるものの、二人の意識が変わってきます。どうしても逆らえないくらい、官能的な香りでお互い致してしまう、そのことに加えて、仕…

2

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

面白かっただけに、続きが読めないのが残念

きっと少数派だと思うんですが、
1,2巻は虫たちの蠢く描写は平気でしたが、
攻めの水雲が躊躇なく生きてる虫を殺すのが気持ちよくなくて、
ちょっとトキメキづらい…と感じていました(^_^;)

でも、やっぱり話は面白いし続きが気になるので、
また虫が可哀想なめにいっぱい遭っているのかなぁ…と、
ちょっとビクつきながら3巻を読んでみると…
虫も沢山殺されていたけれど、
それよりも虫に…

4

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

耐えて耐えて読了

大の虫嫌いのワタシが、虫に耐え虫に耐え虫に耐え…読み続けたのは、もちろん面白かったからです。
そして、最終巻。楽しみにしていました!

が、期待したあまりか?つまらなくはなかったのですが、それほどドラマチックに感じられず展開にもわくわくすることができませんでした。
いつものような、ぞくぞくわくわくどきどきが薄くて。

ラストは確かに映画のようなエンディングで、ぞくぞくしましたが、その前…

4

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

終わり方にえぇーーー??!

作者様曰く、映画のような終わり方にされたとのことですが、えぇーーー?!っとなりました。。
続きを匂わせながら、これが最終巻だということなので、なんだか釈然としないものも感じました。。
受けの謎も回収されてしない部分もありましたが、きっと攻めもいるので大丈夫なんでしょう。。
虫嫌いの私にはゾゾゾっとなる場面が多数でしたが、作者様お得意のダークでディープなお話で、伏線の張り方や飽きさせない展開等…

3

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

王子様と目覚めたいばら姫

親から放置されて育ち与えられる無償の愛を知らない美山。
365+1で大変共感した登場人物で高貴な美貌と毒舌家な彼が、過去の辛い恋愛で一層の人間不信から救ってくれる人はいないのかと、密かに心配していたのですが、スピンオフの今作で眠っていたいばらひめが目覚めるように、美山の恋が始まりました。

お相手は前作でもけっこう絡んでいた新進デザイナーの久保田。
『365+1』で賞をとり、紺&綾野カップ…

3

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

夢を描いた二人の別れと恋の再生

『365ー1』 綾野視点

母親が倒れ決まっていた一流サロンへの就職をやめ田舎の母親の美容院を手伝うことにした綾野。
親孝行ないい子だけど、有望な将来も恋人と描いていた夢も捨てても守りたいものには思えず遠恋を強いてやがて心が離れていくという状況から、親が子供を解放してあげないから幸せになれないのでは?と思ってしまいました。
けれど読んでいてそれが本当の理由ではなく、仕事にも紺への想いも将来…

4

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

虫キライな私でも面白かったです

「バグ」3冊目にして最終巻の今巻。バグの正体がついに明かされます。

幼いころの記憶がない七生ですが、その理由が徐々にわかってきます。記憶はないだけで失われたわけではないので少しずつ思い出す過去と、七生の祖母から聞かされた話、育ててくれた叔父の話、そして「バグ」を追いかけモズと訪れた「バグ」の育った家を調べるうちに、自分ももしかして…?と思う七生のパニックが手に取るようにわかり、ドキドキしなが…

3

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

ラスト5ページまで油断できない最終巻

シリーズ最終巻。
前回ラストで明かされた衝撃の真相から更に話が二転三転し、最後まで目が離せない展開となっています。
蟲描写のグロッキーさもパワーアップしているので、苦手な方はご注意を。

前巻で明かされた「バグ」の正体。
七生はバグを止めるため、たった一人で相手に会いに行く。
そして、父親の真の正体、父と蟲を殺す一族との因縁を知ってしまう。
更に、自身の体内にも蟲が潜んでいる可能性に…

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