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トジツキハジメ
ふばば
ネタバレ
乱暴に言っちゃえば。 「双子の両片想い」。 普段は仲良しグループでワイワイの弟・千乃介は、寡黙でストイックな高校球児の兄・一乃介が(心の中で)好きで好きで。 本当は友達よりも一だけでいい。一だけが絶対。そんな風に思ってる。 でも一は全然。 千は自分だけがそんなだ、と思ってる。やましくて浅ましくて。 一人でもがいてるんだけど。 だがしかし。 一だって千だけでいいのだ。 一は言わ…
2021年電子発売と共に、本編発表時の全プレ小冊子に収録されていた「番外編」も配信となりました。 「神隠し寮奇譚」 本編後。 神隠し寮に戻ってきた蛇ノ目は、何か吹っ切れたような態度。 食事の時秀吉が話しかけたら、腕に噛み付いたり。 蛇ノ目「僕が本気を出したら ちやきさんなんてあーしてこーして もみくちゃなんだから」 ほー ちやき「蛇ノ目」こいこい(←プロレスの組技のような…
2021年8月、酷暑につき。 少しゾーッとするお話を再読。 はいいけど、昔に評価だけ入れてしまっていて萌確定になってしまった… 今読んでみると「萌x2」。 B系ボーイズ、ラッパー、スケーター男子などなど、が抜群にうまいトジツキ先生の面目躍如。 そんなボーイズが住んでいる裏原宿の「社員寮」が舞台。 何の会社?実は「祓い屋」なんです。 独特なバイブスと日常に溶け込むオカルト。 …
銀次郎
結構軽い気持ちで読み始めたのですが、読後の衝撃が凄まじく、これはよく考えてから読むべき作品だと思いました。 恋愛をしていないので、厳密にいえばBLではないと思います。 でも完全には否定できず... 弟から兄への執着は、血が目的だとしても度が過ぎて、別の感情が含まれているようにも思えました。 過程がきつくて、ここから幸せに向かうのかと思えばそうではない。 どこにも救いがなくて、でも…
atyanmama
読み終わって私は今何を読んだんだと思わせる力を持つ作家様だと思ってはおりましたが 今作は特に人を選ぶ作品です BLとは何か 男が希求せずにはいられない相手が男ならBLと呼ぶならこの本はまさにそうだろう 弟は兄しか欲していない それも細胞のレベルで求めてるのだ 多分アジアの南国戦場で曽祖父が経験した余りに強い記憶がDNAも書き換えたんだろう この家族のもしかして男にしか…
タテ
小説読んでるような感覚になりました。 ホラーのような、喪失感もあって、飢餓、も。 BLっていう感じしないです。 主人公は大学生。これといった覚えはないけれど、肉が食べられなくて菓子パンなどの甘いものを食べています。大量に。 大学にリスカ癖のある同級生がいて、血に反応したことをきっかけに交流がはじまります。 目の前でリスカしてもらい、衝動的に血をなめます。 この時点でおわかり…
wororo
こ、これは… えらい問題作ですね。。 帯の「兄貴を食べたい」も衝撃的ですが 衝撃の展開でした。 BL?BLといえば兄弟の執着モノですが OPERAとかでやりそうな雰囲気でもありますが 神とか萌えとかどう評価をつけたらいいのか難しいですね。 ですが確かに面白い作品です。とても。 人は選ぶと思いますが極上だと思います。 ざわざわしてぞっとする オカルト?なんだろとにかく他にない感じ…
まふにょ
分かりやすいキュンはないけどめちゃくちゃ面白い!っていう漫画でした。サイコスリラーみたいに心理的恐怖をあおってきます。飲血がダメな方にはおすすめできません。 BL的カプはガチ兄弟の栖と桂。主人公は桂で、静かな狂気を秘めながら栖に執着してます。栖は恐ろしいほど健全。彼女がいて常識を持ち合わせていて、家族思いで何も知らない。オカシイのは明らかに桂の方なんですが、栖の方が見ていて不安が募りました。 …
ノブタン
BL以外でも通用する内容です。 大まかにはタイトルから予想できる内容ですが、読んでいる最中も読後感もゾワゾワする感覚。 「もうどうでもいいや」というモノローグと予感のはかどる絵で終わるところがなんとも言えない読後感。 単話の感想にも書いたけどCoCに似ている気がします。 ああいうのがお好きならぜひどうぞ。 個人的には「どうでもよくないぞ!!!」とお兄ちゃんが頑張るルー…
トジツキハジメ先生の新作だ… もうBL描いてくださらない?と思ってたので嬉しい。 …と思って読んでみたら。 どうも普通のBLじゃない。 非常にミステリアスで、奇妙で、恐ろしくて、かなり?ホラーっぽい。 心がザワつくストーリーだった。 主人公は大学生の桂(けい)。 ベジタリアン。と言いつつ菓子パンばっかり食べてる。 なぜ肉を食べないのか。 それは。 血の味を妄想で思い出すから…