宮緒葵さんのレビュー一覧

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

犬と言うのかちょっと首を傾げてしまう

渇仰と渇命まで読みました。
ヤンデレなら萌えも生まれるかもしれませんが
カニバリズム(渇命の方ですが)となってしまうと
萌えではなく恐怖が勝る。
という訳で「中立」にしましたが
トンデモ設定なのに破綻することなく書き上げてらっしゃることに
平伏したい気持ちです。
攻に関して「犬」という表現が前面に押し出されていますが
飼い主の愛情を求めているというよりは
欠如した自己を受で埋めた…

2

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30作品の番外編を収録

小説11編、コミック19編が収録されていますが、ページ数としては半々といった感じです。本編を読んでいなくても、二人の雰囲気がそれなりに楽しめます。

コミックは1作品だけ1ページですが、あとは2ページか4ページで4コマ作品もありました。

小説のあらすじを少しだけ紹介します。以下、敬称略です。

凪良ゆう「蟹の宿」
「お菓子の家~un petit nid~」番外編。阿木の目線で進む、…

2

ラスト 小説

宮緒葵  乃一ミクロ 

私には合わなかったです

宮緒葵さん、初読みです。
一度読んでみたいと読んでみたのですが、
うーん…私にはダメでした…
合わなかったです。

出てくる人達が、よく解らなかった。
断トツ1位は、空閑。
口調もやってる事も気持ち悪い。
そこは狙いだと思うからいいと思うんですけど、
なんかその人の生きてきた人生とか考えとか不器用さに共感出来たりする部分があれば、
気持ち悪いながらに人間の怖さを感じて「面白いな…

1

蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

何ですかこれは・・・

秀才だと・・・「パパ、お兄ちゃん」って何? 壊れた?
ともかくシュミじゃないですね途中で読むのやめました。

0

蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

エロ満載

帯つきを購入したので、最初は気がつかなかったのですが、エロい表紙ですね…!

表題作と続編の中編2作品が収録されています。
主人公視点というより、3人ぞれぞれの視点で語られるので、それぞれの心情が分かるぶん迫力が増してます。

とにかく勝将(攻め1)がスゴイです。
息子の同級生である暁生(受け)に手を出してある意味壊してしまったのも、息子の勝将(攻め2)を試すのも、彼なりに二人を愛して…

2

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

史上最高ライドな濡れ場

まず、単純に面白かったです。いきなりヤクザに追われているところから始まり、どんどん数馬が追い詰められていく…という目が離せない展開が楽しかったです。完全無欠な雪也が数馬を世間から遠ざけていく様はヤンデレ好きとしてはたまらなかったです。
私は結構最初の方でオチが読めたので、「え?数馬素直すぎない?ていうか雪也に見とれすぎじゃない?」という激しいツッコミの中で読んでいました。それもまた、私としては面…

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甘い目覚め

本編のあれやこれやがあっての、ようやく二人の気持ちが通じ合い、落ち着いて一緒に暮らすようになった二人の、あるオフの日の朝のお話です。
いつもなら、達幸の作る朝食の香りで目を覚ます明良だが、珍しく達幸より先に目覚めて、そっとベッドから降りようとしますが、腕の中から明良がいなくなるとたちまち哀しげにうなされ始める達幸を見て、明良は達幸に母性とも言える愛しさを感じます。
ベッドから抜け出るのをあきら…

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蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

意地っ張り→庇護される者への変化

愛犬志願が面白かったので、作家買いしました。
冒頭ではツンツン気味で自分の足で踏ん張って生きてる感のあった受が
養父と義兄の尋常じゃない執着により
誰かに愛され守られないと生きて行けないような
愛玩動物になっていく様を見て
人間って弱い生き物というべきか順応性高いというべきか
と考えてしまい後味が悪い。
養父はサスペンスかホラー作品の登場人物でもいいくらいです。
怖いというかキモい…

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掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

女々しい攻めが、ちょっとうーん...

んー...ごめんなさい!!私は趣味じゃなかったです!ただそれに尽きます。何かついこの前読んだmotherという作品にそっくりのオチで、そのせいでこの本を何ページか巡った段階でどういうオチなのか分かってしまいました。
さらに、攻めの雪也が終始受けの数馬に綺麗とか美しいとか言いまくってるのも好きなカップリングではありませんでした。攻めが受けに執着しすぎるのは以外と苦手なのかも....
エッ…

3

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

寄り添いあう二人

毎夜の悪夢によりトラウマを抱えた祐一は、呉葉の傍に安らぎを覚えて共に暮らし始めます。
一方の呉葉は、祐一の傍に居ればいるほど自分ではない誰かを己の中に感じ、祐一に対して制御できないほどの執着を覚えます。そしてそんな自分に苦しみながらも止めることができず、次第に過度な嫉妬を露わにしていきます。

ホラー、シリアステイストのお話で、
主人公たちの追い詰められた心理がにじみ出たような、どこか糸が…

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