宮緒葵さんのレビュー一覧

覇狼王の后 上 小説

宮緒葵  yoshi 

張り倒したくなる攻め

上下巻の上で、下巻発売時期不明。攻めに対する怒りがあり、宮緒先生大好きなのに本当に申し訳ありませんが中立とさせていただきました。どうなるのか気になるので、下巻も絶対読みます。受けさんは純粋健気さん、シリアスせつない路線一直線のお話と感じました。書き下ろし300p弱、あとがき無し。地雷は「無理やりが複数回」です。他にもあるけど盛大なネタバレになるかもと思うので下の方に書きます。変態っぽさ、犬!らしさ…

11

乳親 小説

宮緒葵  朱月とまと 

そういう意味か

父親でありながら乳親

字面で見るとギャグみたいですが、そのままの内容です。
個人的に息子(攻)×(受)よりも元々のカップリングである菫親×(受)が萌えました。
執着が濃いです。濃い二人から迫られる純粋な受け。定番ですがなかなか楽しめる3Pでした。

乳首責めもあるので好きな方にオススメします。
番外編もあるんですね。
買おうかな。

0

川 ―乳親番外編 ― 小説

宮緒葵  朱月とまと 

幼馴染みの執着ってやっぱいい。

幼馴染みで、年上×年下で、ハイスペック×美人な二人の過去編。
ただ、過去編と言いつつ、二人はもうお互い人の親なので注意です。

前巻の時に謎だった、娘ちゃんの行動理由が明確になる本作。
なるほど、そういう過去があったからああなったんだな〜と非常に納得しました。
とはいえ、過去編と言ってもそんなに驚くような過去が明かされるわけではなく。
前巻で語られてた部分を非常に具体的に描いてくれた、…

4

乳親 小説

宮緒葵  朱月とまと 

「ちちうえの乳かぁ…」って思ってたけど

宮緒先生の作品は好きでほとんど読んでいるのですが、本作はちょっと食指が動かなくて敬遠してました。
というのも私には乳首萌えがなく、女装萌えもなく。
兄弟レベルでの近親相姦は好物だけど、親子の近親相姦は苦手で。そして3P(受けの共有)は好きじゃないから。
そんな私なので本作は、私の地雷を余すところなく踏み抜いている気しかしなかったのです。

ところが。
これが結構……いや、かなりおもしろ…

9

川 ―乳親番外編 ― 小説

宮緒葵  朱月とまと 

昔からそうだったのね

電子書籍で読了。挿絵はありませんが扉絵でちっちゃい幸董が見られます。可愛いです。

「乳親」の番外編です。十年くらい前の話で、本編を読んでいないと「意味が解らない」と言うほどではありませんが、あまり楽しめないかと思います。
董親と幸董がどれだけ朝幸が大好きで、独占したいと思っているかが主として書かれていて、ドラマチックな出来事が起きるというお話ではありません。
いや、事件は起きるのかな?主…

2

乳親 小説

宮緒葵  朱月とまと 

まさしく『乳親』なんです

電子書籍で読了。挿絵有り(お武家様が月代でないのがちょっとがっかり)。

いかにも宮尾さんらしい執着責めと、絡め取られちゃう薄幸美人受けです。
今回の攻めは『犬』と言うより『蛇』ですね。それも二匹で親子蛇。子蛇の方はちょっとだけ犬の匂いがしますが、その本質はやっぱり蛇でしょう。
蛇系のお話だった「悪夢のように幸せな」と、構造は似ている様に思います。私は『犬派』なので「大好き―っ」とまでは行…

4

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

地雷だけど、地雷じゃなかった

すべてが攻めの計画通りで、掌の上で踊らされていただけだった、という宮緒先生お得意の腹黒攻めのお話ですが。
あとがきで書いておられた、「さびれた北の宿で、着てはもらえないセーターを一目一目怨念をこめて何枚も編み上げているような攻の話」というまとめが実に言い得て妙だなと感じました。
本作の攻めは、実に怨念こもってる。
そしてラスト、その怨念ごと攻めを受け止めた受けは実に懐が深いなと感嘆しました。…

2

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

人外モノで合わなかったのは、初めて

宮緒先生の作品は大好きで、読み尽くしてしまわないように大事に一つずつ読んでいるのですが。
本作はちょっと好みじゃなかった……残念。

どうしても萌えられなかった点は、受けが人間じゃないこと。
“人間じゃないから決して手に入らない存在。でもそれをどうしても欲しいと無理矢理奪おうとする攻め”っていうのは大好物なので、もう絶対萌える!と期待して読み始めたので、自分でもちょっと意外でした。
でも…

3

泥舟 小説

宮緒葵  minato.Bob 

ツンデレ受け

8年間全くデレてくれなかった最高にツンドラな受けが、復讐のためにツンデレになってくれた話。
簡単にまとめると、そんな感じのお話でした。

復讐のために甘えて可愛い恋人を演じる、という展開は比較的好きなので楽しく読みましたが、宮緒先生の攻めは相変わらず気合い入ってるな……というのが最後まで読み終わった時に出てきた感想。
尽くし攻めという言葉では表現しきれないほどの奴隷根性。受けに搾取されるの…

3

忘却の月に聞け 小説

宮緒葵  水名瀬雅良 

羽衣伝説的なあれ

好き嫌いはあると思うのですが。
私は昔から、“天使に恋をしてしまった男が、愛されない悲しみを抱えつつ、それでもそばにいて欲しくて、天に帰れないように天使の羽を毟ってしまう” 系の攻めが好きなので。
本作の前半は、そんな私には垂涎モノの展開でした。
受けが好きで好きで仕方ない攻めが、身分差に物を言わせて受けを力付くで犯して束縛する。
愛されないのならいっそ……というやつが好きなのです。個人的…

6
PAGE TOP