宮緒葵さんのレビュー一覧

華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

タイトルの素晴らしさに、最後の最後でやられました

作家買い。

『華は褥に咲き狂う』→『華は褥に咲き狂う~鬼と剣~』→『華は褥に咲き狂う~悪華と純華~』→『華は褥に咲き狂う~火華と刃~』に続くシリーズ5作目。

『華は褥に咲き狂う』シリーズはガッシュ文庫で刊行されていましたが、まさかのガッシュ文庫廃刊。続編がどうなることかと心配しましたが、レーベルをディアプラス文庫に変更して刊行されました。

レーベルは変われども、絵師さんは今まで通…

7

悪食 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

受けが光属性じゃなかったら、果てしなく闇堕ちしてたと思います

強烈なタイトルに死者の姿を視る主人公と、闇が深めの作品に見えそうですが。
実際は、包容力がある溺愛攻めに純真で真っ直ぐな主人公と、そこまでダークじゃないです。
後半の書き下ろしに至っては、かなり甘めで可愛く仕上がってたりします。

宮緒作品の凄まじい執着攻めも好きなんですけど、個人的には今作くらいのマイルドな「執着ぶり」が一番好みなんですよね。
とても良い執着溺愛攻めだと思います。
い…

12

沼底から 小説

宮緒葵  藤村綾生 

義母攻めが増えることを願って

三行感想
> 喪服義母攻め
> 嫁姑バトル
> 単巻向きの話じゃない


普通に感想
他にも言及されてる方がいらっしゃいますが、なんか色んな要素が盛り込まれすぎて、一冊にまとめようとして色々中途半端な印象だったり、
受けも幼い頃に離れた母親が自分を性的にも求めてるから流されてしまったのでは?と思ってみたり、
あと義兄の存在が必要なんだ無いんだかよくわからず(義兄…

1

華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~  ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

魔性の上様♡

本品は『華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~』のフェア書店限定特典
ペーパーです。

本編後、光彬に心を奪われた牝馬のお話です。

小谷掃部頭と言えば、上様の信認厚い寵臣にて江渡庶民の人気を
集める南町奉行です。当然、厩舎には選りすぐりの名馬ばかりが
揃えられていますが、中でも鹿毛の牝馬は優美な馬体に俊敏な脚
を併せ持つ駿馬です。

気性も穏やかで人には従順、世話をする馬丁の手を煩…

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華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

新レーベルでも爽快活劇と濃厚エロは健在です

本シリーズは公家の出身で裏の顔を持つ美貌の御台所と
文武に優れ清廉な名君である八代目将軍のお話です。

外様大名が保護した前将軍の御落胤の真贋騒動の顛末について。

受様は陽ノ本の八代目将軍です。 受様は恵渡を襲った凶悪な流行病に
より、前将軍の7番目の男子でありながらも八代目将軍の座に就きます。

そんな受様の正室は公家の出で男性ながらも美貌の麗人である攻様です。
先代将軍の…

5

掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

やっぱりイケメン無罪

三行感想
> 攻めの心がない
> 受けが終始息切れしてる
> イケメン無罪✌三✌('ω')✌三✌大勝利✌三✌('ω')✌三✌


普通に感想
前作「掌の檻」が良かったのでそのまま買って読んでみました。
試し読みの感じでもポロッと京都弁が出てくる美人攻め最高だな!って感じだったので期待もありました。
が、あんまり前作攻めより…

3

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

イケメン無罪

三行感想
> 受けが終始攻めの顔の良さによろめいてる
> 攻めが人としてカス
> イケメン無罪✌三✌('ω')✌三✌大勝利✌三✌('ω')✌三✌


普通に感想
最初にも書きましたがイケメンだから何でも許されたんやろうな…みたいな話です。
受けが色々な意味で人生詰んでます。というか攻めさえいなければ適当に可愛い子と結婚して普…

1

華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

大きな物語が始まることを高らかに宣言した一冊

「ディアプラスさん、このシリーズを引き受けてくれて本当にありがとう」と叫びましたよ。
面白い!
巻を重ねても実に面白いです、このシリーズ。
今回も一本調子の話ではなく、笑いと涙、活劇と人情、エロもてんこ盛り。
そして何より、色っぽいんですよね。
宮緒さんのお話はデビュー作からずっと追いかけておりますが、私の中では最高傑作でございます。
ああ、既に続きが読みたい。読みたくて堪らない。

8

掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

赤い爪で白い花を愛でる男

「掌の檻」のスピンオフ。
椿雪也と数馬CPにお節介した宇都木さんのターンです。「掌の檻」から順番に読むことをお勧めします。

レビューも多いので感想だけ。
攻めの菖蒲(あやめ)が「掌の檻」の攻め・雪也のキャラとかぶってる。
そこが既視感につながって、惜しくてたまらない。
菖蒲の妖しい魅力や、宇都木を絡め取っていく手管はとても面白いはずだったのに、「掌の檻」が先にあるお陰でインパクトが薄…

0

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

たまのこし、ですよね

超執着・超ヤンデレの有名作なので読む前から構えてたんですけど…
だけど、読んでる最中からこの感想しかない。

これ、ラッキーでしょ。
羨ましいでしょ。
玉の輿でしょ。

そんで、数馬の影がうっすーい。
これは雪也の存在感が圧倒的すぎるせいなんだけど。

食事の後睡魔に襲われ淫夢を見続ける…という序盤辺りから、雪也の企みというか、雪也が何をしているのかはわかっちゃう。
コーヒー…

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