宮緒葵さんのレビュー一覧

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

松尾さんが気になる

◾︎青沼達幸(あおぬまたつゆき)×嶋谷明良(しぎたにあきら)
ここまで評価が高いのが驚きでした。煽っているわけではなく、クセが強いと思うのでニッチな作品なのかな〜と思ったのです。結構広く読まれてるのは宮緒葵先生が人気作家さんだからなのかな?小説界隈はこれぐらいが普通なのかな?それぐらい小説に疎くて、申し訳ない気持ち。

面白くてサラっと読めましたが、良くも悪くもそんな感じです。達幸のことも明…

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鳥籠の扉は閉じた ご購入特典書き下ろしペーパー  グッズ

ホラーな世界を超える現実の貴方

本品は『鳥籠の扉は閉じた』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、帷が雪加にホラーゲームをプレゼントするお話です。

また2人が学生で帷が必死に親友の皮をかぶっていた頃、雪加はよくゲー
ムをプレイしていました。実家では買ってらえなかったため、帷の家で
ゲームをプレイし、すっかり嵌ってしまったようで、帷が容赦なく貢い
だ結果、立派なゲーマーに成長したのです。

しかし鳥籠に閉じ込…

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鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

執着攻に囚われるだけの受様では物足りない

今回はヤクザの組長が芸妓に産ませた妾腹の三男と
実父と義母に虐げられて育つ長男のお話です。

2人の出会いから受様が攻様の籠の鳥となるまでと
受様が両親の真の姿を知り攻様と新しい関係を築くまでを収録。

受様の両親は受様が小学生の頃に離婚し、浮気相手と再婚することが
決まっていて、受様はお互いに押し付け合った挙句に父に引き取られ
ます。

義母はあからさまに受様を嫌い、父も義…

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鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

つかまったのはどっちだったのか、というね。

 きました、宮緒先生の執着攻め。
一度は受け様である雪加を鳥籠に閉じ込めたけれど、手放さざるを得なくなったら次は自分が全てお世話する箱庭で見守る。
もちろん、その間にもっと強固な鳥籠を作る為に地位やら権力やら、がっちり力をつけてる攻め様である帳。
 鳥籠での帳もたいがいだと思ってましたが、箱庭での徹底振りは怖かったです。
受け様の全てを自分で満たしたい、と隙なく一挙手一動を見守り(見張り)…

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鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

この攻め、犬に非ず

宮緒さんのお話、好きなんですよね。
『犬攻め』が好きなんです。でも『蛇』はそれほどでもなくて。
そんでね、今回の攻めくんは『蛇のふりをした犬っぽい何か(犬に非ず)』だった様な気がします。
うーん……これはちょっと苦手かも。

お話の始まりはとても魅力的なんですね。
1人で暮らしているはずなのに、朝起きると準備されている食事、帰宅すると部屋に置かれているディスプレイを見て「いいな」と思っ…

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鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

並の容姿

先生買い。これまでいくつか宮緒先生のご本を読ませていただきましたが、今一つ波長が合わなかったので中立より萌にしました。先生らしいお話だと思うので、「渇仰」お好きだった方だったら、いいんじゃないでしょうか。雑誌掲載分140P弱+その続き100Pほど+あとがき。

取り立てて整っている訳でもないが醜くもない、平凡な容姿の雪加(せつか)。2DKのマンションに住み、用意されていた湯気のたっている朝食を…

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鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

スケールが桁違い!箱庭監禁執着攻め

今回も宮緒先生ならではの執着攻め。
監禁のスケールが違います!
部屋ではなく社会を巻き込んでの箱庭監禁。
自宅から会社まで 全てが管理され
決められた箱庭の中で 息の詰まるような生活

雪加の自宅で食事の世話から
着替え 家事の全てを
姿を見せずに遂行する帷
淡々とした日常が却って底知れぬ狂気を感じます。

忍者のような早業で 同じ空間にいるはずなのに
姿はなく残り香だけが…

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鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

最強クラスの執着攻め


著者の宮緒さんといえば掌シリーズを思い出すのですが、どうしていつもこんなにもご飯が美味しそうなのでしょうか。
受けの体内に入る譲れない構成ポイントですもんね(笑)とてもお腹が空きました。


執着は言わずもがな雪のつく名前だったり植物だったり、やはり攻めが逞しいモノをもっているのがお好きなのでしょうか。
掌シリーズが浮かびますが、似ている…というわけではなく、確かな描写で幅広く展開し…

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鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

単なる執着ものに非ず。

作家買い。
宮緒ワールドへようこそ!と言いたくなってしまう、宮緒さんらしい執着もの。好みが分かれそうな内容ですが、個人的にはめっちゃツボでした。


主人公は雪加。
雪加がまだ子どもだった時に両親が離婚。その後、父親に引き取られた。
がしかし、父親と再婚した継母は雪加に辛辣に当たり、実の父親ですら雪加を邪険に扱う。継母が生んだ腹違いの弟と雪加は、両親からの待遇があまりに違う。

孤…

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鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

正しいとか間違ってるとか、そんなのは死ぬほどどうでも良いです

宮緒先生の、常軌を逸した執着攻めが大好きだったりしますが、今回もとにかく面白かったです。

単純に執着攻めの監禁ものかと思いきや、その裏にある真実に萌える萌える。
攻めの愛し方と言うのは完全に間違ってるんですけど、私個人の意見としましては、そんな事死ぬほどどうでもいいですね。
これほど深い愛に、ただただ読んでいて圧倒されてしまう。
まぁ、強いて言うならアホだなぁとは思うけど。
ラストも…

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