夕映月子さんのレビュー一覧

おうちとごはんと愛をください 小説

夕映月子  佐倉ハイジ 

ピュアっピュアな猫受けに悶絶…!

猫みたい、ではなく、正真正銘、猫の受け・ユキが健気でピュアピュアで可愛すぎて、読んでる間中脳内ゴロゴロが止まらなかったーー…!!

夕映先生の猫ちゃんもの(?)。先生の「山岳シリーズ」も大好きなんですが、こちらのモフモフ猫ちゃんのお話もめちゃくめちゃ刺さった…何度も言うけど受けのユキが可愛すぎて。

おじいちゃんと暮らしていた猫のユキ。
倒れたおじいちゃんを助けて!と神様に祈った結果、家…

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本気の恋をお借りします 小説

夕映月子  すずくらはる 

年上・理想のレンタル彼氏に本気の恋をしてしまったら…

昨日までやっていたクロスノベルスさんの半額セールにつられ、今まで読みたいなと思いつつ読めていなかったものをせっせと買った中の、こちら。

夕映月子先生大好きなので、未読作品をまた一つ読む機会ができて嬉しい!

お見合いを避けるためについた「恋人がいる」という嘘のため、偽彼氏を祖父に紹介しなければならなくなった美大生の朔(受)。仕方なく祖父の付き人経由で紹介されたレンタル彼氏・奈生(攻)と偽…

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お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

No Title

溺愛だぁ東京からど田舎に1ヶ月移住体験をしにきた世古と地元で育った壱の物語。世古は壱がかわいくてかわいくて仕方ないんだなぁっていうのが伝わってきてニコニコしてしまったけど壱はいつか帰る世古への思いをセーブしなくちゃって耐えてて切ないのなんの。先生があとがきで人生の楽園的あこがれの田舎暮らしについて書かれたとあったけどまさにそんな感じ。女子にとっては暮らしにくそうだが、2人にとっては楽園になるのかな…

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ハイスペックな彼の矜持と恋 小説

夕映月子  香咲 

No Title

元々はタチだったけど抱かれたい願望を持ち、そんな自分を受け入れられない槙が出会ったのはめちゃくちゃ色気があってまさに抱かれたい男の代表格みたいな三隅。彼に抱かれて新しい世界を開くけど今までとはまったく違ってしまった自分の葛藤と、合理的で恋愛関係を求めない三隅に惹かれていき段々辛くなってくる…。体格も大きく仕事も出来て、エスコートもうまい槙が三隅に翻弄されていく様が読み応えあったなぁ。ラスト付近での…

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Mr.α 小説

夕映月子  アヒル森下 

No Title

ベータで自分は彼とは番ないから、と再会しても常に一歩引いている日和だけど章吾の想いが一途で強くて最高。強く強く求めているのがすごく伝わってくる。 ブレない男好きだわ…。ホワイトキングプロテアとセルリアのブーケとかカッコ良すぎるんだけど 作中、日和がお花屋さんで章吾が観葉植物が好きだということもあってグリーンを常に感じたのでアヒル森下先生のこの表紙がまた最高ーにフィットしてるんですよ!!!素晴らしい…

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バズる男と営業の彼 小説

夕映月子  小椋ムク 

No Title

但野はSNSでゲイの寂しい気持ちを吐露してる。妄想も書き込んでる☺️ 会社で片想いしている津久井には気持ちを打ち明けられないから彼に関しての妄想もたくさん書いてるんだよね。フォロワーは沢山いるけど寂しい。 そんな中ある中傷コメントがついたことから物語は動き出す。途中但野があることで傷ついてしまうのが切なくて苦しくて胸が痛くなっちゃった。 津久井くんはもっと反省しろ!!と思ってるけどねいいお友達が…

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天国に手が届く 小説

夕映月子  木下けい子 

正真正銘の”バディ”

夕映月子先生のデビュー作にして、山岳シリーズ第一弾。
本来はここから読み始めるのが正解だろうと思うのですが、山岳シリーズの別作品を色々読んだ後の感想レビューとなります。(順番が違っていても全く問題なく読めます)

木下けい子先生のイラストが嬉しい、山岳バディもの。

読んでいるだけで、夕映先生が本当に山とがお好きなんだということ、山への愛が、びしびし伝わってきました。

読んでいると…

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初恋ゆき 小説

夕映月子  金ひかる 

初恋ゆきのバス

夕映月子先生の作品がとにかくどれも好きで、読めるものが少なくなってきて手を出した、こちらの電子短編。

やっぱり、良かった…!でも、ちるちるさんでの評価は低いんだなあ。。( ; ; )

短い中にも初恋の甘さや切なさがあって、自分の好きな歳の差要素もあって、個人的にはとても好きです。

バスの運転手 × 寺の一人息子の高校生。

「こうあるべき」という姿に縛られ息苦しく生きている…

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てのひらにひとつ 小説

夕映月子  三池ろむこ 

年下受け君と年上攻め様の魅力がギュッ!と凝縮されたお話

夕映月子先生の現代もの!

このところ立て続けにファンタジーものを読んでいたので、現代もの、沁みました。
一人称(「僕」)で地の文が進むお話って久しぶり…というか、実は初めてだったかも。

凡庸に見えるけれど芯のしっかりした大人の男性、日下部 × 友人に片想い中の大学生、和音というカプ。
32歳×19歳。年上攻めに年齢差、いい…(ღ*ˇᴗˇ*)。o

ある日、和音のバイト先の塾に、…

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東宮御所の稀なる妃 ~比翼のつがい、連理の運命~ 小説

夕映月子  秋吉しま 

優美な和歌のやりとりに心奪われる、中華×平安風オメガバース

夕映月子先生の文章と世界観が大好きで、ここ数日次々に読み漁っています。

平安時代好き、古典好きにはたまらない、雅な世界観に、我を忘れて一気に読んでしまいました。

こちら、夕映先生初のオメガバースとのこと。一般的なアルファ・ベータ・オメガという呼称ではなく、それぞれ「尊・凡・卑」という言葉で表されています。

母国で卑しい存在として忌み嫌われ、母親を殺された第5皇子のウー(「五”の中…

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