夕映月子さんのレビュー一覧

倦怠期は犬も食わない 小説

夕映月子  日塔てい 

BLでこんなの読めるとは!

夕映先生初読みです。
ハピエンものしか読まないので、相手への熱が冷める展開も関係解消の展開も全く目にしないのですが、あらすじから恋愛成就のその後の先、について興味を惹かれて読みました。

10時代のお預け期間を経て15年もののカップルの受けが、攻めの自由奔放な生き方(恋愛的に、ではありません。)を受けとめかねて、自分達の今の関係が恋愛していると言えるのか迷い、攻めに突きつけます。

攻め…

5

倦怠期は犬も食わない 小説

夕映月子  日塔てい 

おだやかなラブストーリー

タイトルとイラストのインパクト、ハピエンのその先という切り口に惹かれました。初・夕映先生でしたが、心理描写がとても丁寧でわかりやすくて読みやすかったです。

亮(受)の性格のめんどくささや悩みが、アラフォーのリアリティすぎて
うっかりBL小説ということを忘れそうになる重厚感でした(笑)
いや~、めんどくさい(笑)、でもわかりみ…。
個人的には、年下の攻め(一心)に同情しながら読んじゃいま…

4

倦怠期は犬も食わない 小説

夕映月子  日塔てい 

ていさんのイラストで読まずにいられませんでした

アラフォー受け、さらにていさんのイラスト!
久々に文庫の“絶対読みたい新刊”リストに入れさせていただいておりました。

冒頭は一心があまりにも自由人過ぎた印象で
亮に同情というか気の毒に思ったりしたのですが
過去の事柄からもトータルで言ったら一心は亮のことが好き過ぎでは…??
確かに亮が二人の関係を考え直すような出来事もありましたけども。
一心は充分に愛を表現してくれているし
亮の…

3

てのひらにひとつ 小説

夕映月子  三池ろむこ 

とても好きです

やっぱり好きです。
お気に入りの作家様がまたひとり増えました。
嬉しいー

優しい文章と優しいキャラクター。
なんてことないラブストーリーかもしれませんが、お互いを愛しく思う気持ちが溢れていて、心がほこほこします。

家庭の事情で色んなことを諦めながら生きてきた和音。
そこに現れた大人で努力家の拓道。
お互いが影響し合い、成長していく姿に感動しました。

真面目で地味な拓道さ…

2

天国に手が届く 小説

夕映月子  木下けい子 

山を愛する男たち

これ、好きです!
こういう世界もあるんだなぁ、男同士の楽しみ方だなぁ……と、登山という未知の世界に引き込まれました。
景色やシチュエーションの描写が素敵。
ご来光や星空、明け方の空、夕焼けの空。
どの描写にも心躍りました。

男が男に惹かれる。
ノンケ同士なのに、それを当たり前のように感じさせてくれた所が素晴らしかった。
小田切と叔父の叶、佐和と小田切、叶と佐和。
それぞれの関係…

3

倦怠期は犬も食わない 小説

夕映月子  日塔てい 

いるいる、こういう人

先生買い。攻めの母と受けの母にめっちゃシンクロしたし、受けの気持ちが超沁みましたので萌2にしました。攻め受けとも好きなタイプではないが萌2にしたくなるってこともあるんだと自分でびっくり。本編190Pほど+その続き60Pほど+あとがき。

日曜から月曜へ日付が変わる寸前に、誰か訪問者が来た藤島。インターフォンを押していたのは、付き合って15年、同棲して8年になる一心。1か月半前に旅行添乗員として…

5

倦怠期は犬も食わない 小説

夕映月子  日塔てい 

わかるなぁ…。

読んでいる間中、ずっとハタハタと涙出てました。

というのも、自分の中でも抱えていた感情をそのままキャラクターが吐き出していたから。リアルで身近なテーマでした。ゆえに創作の世界を楽しむ刺激とは少し違ったかな…。それをどう捉えるか。現時点で神評価と趣味じゃない評価が同等でパックリ分かれている理由も分かる気がします。

けれど、身近な話だからこそ考え方のヒントをもらえたような気がしました。答え…

6

倦怠期は犬も食わない 小説

夕映月子  日塔てい 

アラフォー男性の悶々

初読み作家さん。
「倦怠期は犬も食わない」
すみません、最初は野暮ったい文章だなと感じました。
でもこれが亮の後ろ後ろへ考える性格を表しているのかなと考えたら腑に落ちました。
読み終えてすぐよりも、ちょっと経った時にじわじわと良さが伝わってくる感じです。
もう一度よく読むと、この二人って熟練の新婚さんだなあと。
出会って20年、付き合って15年、同棲を始めて8年。
でも一心の放浪癖で…

5

お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

田舎に住みたくなる

CROSS NOVELSで購入した「お兄ちゃんはお嫁さま!」
スパダリなのかと思いきや、お金持ちでイケメンだけど生活能力のない攻め様でした。
田舎に住もう!という企画の話だけど旦那の実家がこんな感じの田舎。都会の人は本当に田舎に魅力感じるのかな、そうだといいなと思いつつ読みました。
田舎を背景に優しく時が流れるような話。大きなドラマティックな展開はなかったけど、田舎に住んでみたいなと思わせて…

1

倦怠期は犬も食わない 小説

夕映月子  日塔てい 

倦怠期の、その先にあるもの。

甘かったぁ。
普段読まないベクトルの甘さというか、、馬鹿ップルの痴話げんか覗いちゃったというか(*´◒`*)
馴染みのある甘々は、年上攻めが年下受けを可愛がっていたり、付き合うまでだったり付き合い始めだったり。
こちらのカップル、受けが攻めの6歳年上。付き合ってから15年。出会ってからは20年。
シリーズ物ならいざ知らず、付き合ってから15年経過している2人にスポットライトを当てるとは、な…

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