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17/36(合計:357件)
夕映月子 高峰顕
みざき
ネタバレ
普通ってなんなんでしょうね。 読み返す度に、ふとそんなことを考えてしまう。 人によって、見る角度によって、「普通」というものの感覚とはそれぞれ異なるもので。 それでも、いわゆる世間一般的なふんわりとした基準は存在する。 そんな、時として息苦しさや重さを感じる「普通」について考える事柄を上手く織り交ぜながら、どこにでも居そうな人達の成長と恋愛を真面目に描いた、地に足の着いた素敵な作品だと思い…
夕映月子 北沢きょう
むむりる
転生ものですが穏やかな内容で読みやすかったです。冒頭に受けが攻めに対して足湯やハンドマッサージをする描写があるのですが、その描写で読んでいるこちらまでリラックスができる程丁寧に書かれているのが好感でした。こういった描写が最初の方にあるのが、二人の心の通わせているのが分かりやすくてよかったです。中盤以降も攻めが受けのことを大事に思っているのがわかるし、受けが周りの人に変な意味でなく愛されているのもと…
夕映月子 みずかねりょう
ぷれぱーる
『天国に手が届く』『恋してる、生きていく』に続く山岳ものです。 民間航空会社のヘリ操縦士・加賀×山岳遭難救助隊員・真理谷 同時収録作の【in love】は、『恋してる、生きていく』のスピンオフです。 天国に〜の小田切・佐和CPもチョロっと登場します。 ゲイである事に気付きながらも、目を逸らし続けてきた真理谷。 女性と結婚もできるのでは……という希望的観測は、加賀という運命…
ぴれーね
民間航空会社のヘリ操縦士と山岳遭難救助隊員の、しっかりとした心情描写で読ませるラブストーリーです。 実はデビュー作が大好きなんですけど、そこから繋がる物語って感じで、とにかくめちゃくちゃ良かった。 山で命を燃やす男達って、それこそ萌えすぎるな! ちなみに、表題作+書き下ろしで二人のその後。 そして「恋してる、生きている」の続編で「in love」が収録されています。 なんと、佐和達ま…
ポッチ
作家買い。 夕映先生×みずかねさん、そしてみずかねさんの描かれた美麗表紙から山岳救助隊ものかなと思いつつ手に取りました。 夕映先生の山岳救助隊もので、ディアプラスで、そしてみずかねさん。 ということで夕映作品の『恋してる、生きていく』のスピンオフかなと思いましたが、スピンオフものではなく完全に独立しているお話です。が、終盤に『恋してる、生きていく』の主人公が登場してくるので、そちらも…
夕映月子 エヌオカヨチ
あーちゃん2016
夕映先生の過去作品探索中でget。2019年作。攻め受けともめちゃくちゃ好きなタイプという訳ではなかったので萌にしました。高校生じゃないけど「ああ若い・・」という感じのお話、本編180Pほど(受け視点)+攻め視点の後日談38P+あとがき。 大学入って恋がしたくてSNSで知り合った男に会いにいったはいいけど、いきなりホテルに連れ込まれそうになった好文(よしふみ)。高校時代からの友人由利(ゆり)…
夕映月子 日塔てい
ねこのしん
この作品は恋愛小説を読みたいという人には合わないと思います。タイトルからして倦怠期ですので。ですが、パートナーがいる(いた)人や絶賛倦怠期を感じている人には絶対刺さると思うし、なぜ相手を選んだのかを見つめ直すきっかけになる小説です(まさに私もその一人です) 両思いでハッピーエンドを迎えても実際はその先があって、そうなるとずっとドキドキしているわけにはいかないんですよね。生活とか価値観とか諸々…
コミコミスタジオさんの特典小冊子。 12ページの小冊子ですが、上下段組で萌えがたっぷりと詰まっています。 本編終了後のお話。 これは…本編に同時収録されていたお話がお好きだった方には、もうぜひ1度読んでいただきたい。 描かれているのは本編同様、2人の何気ない日常の1ページなのです。 なのですが、明らかに本編とは温度と甘さが!違う!! はーー、なんだこれは。可愛いったらないですよ。 …
多種多様なカップルの恋愛が描かれている、昨今の商業BL小説界隈。どの作品も、どのテーマも非常に魅力的ですよね。 そんな中で、こんなテーマの作品が読んでみたかったという作品に出逢えました。 ハッピーエンドを迎えたカップルのその後が読みたくなってしまうたちなので、このお話はまさにその「読みたい」が詰まった1冊。 ハッピーエンドの向こう側を読んでみたい方、心理描写が丁寧な作品を読みたい方におすすめ…
夕映月子 小椋ムク
100ページ強の電子限定作品なのですが、さすが夕映先生!という感じで、非常に高品質で素晴らしかったです。 幼馴染の終わりと新しく始まる関係、それぞれの答えがしっかりと描かれているので、短いながらも読み応えを感じました。 高校の同級生である奏と広務。 二人は幼馴染でありながら入学後2年間は交流がなく、主に奏が広務を避けている状態でした。 そんな二人が、年に一度の『第九』演奏に向けた…