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夕映月子 北沢きょう
碧雲
昔風に言うなら、神隠し かな? 異世界へ飛ばされて戻れなくなってしまった普通の高校生が、 母のそばで見様見真似で覚えたハーブの知識を生かして 異世界で色々な人たちを癒していく、 そして、精霊に愛されるようになって、「精霊の愛し子」と呼ばれるまでになる。 王を毒殺から守ったり、国難を回避したり、色々な体験をしていく 死の精霊を守護精霊に持つ王弟の最愛の人になっても恐怖に揺らがないなんて、立…
夕映月子 高峰顕
ふばば
ネタバレ
特に華もなく取り柄もない地味っこにキラめく王子様が現れて… …という少女漫画の普遍的ストーリーだと思いました。 地味っこ・朝霞は地方の鉄道会社始まって以来の東大卒。 頭は良くてもどうも世渡りというか人当たりは良くなくて、人付き合いより鉄道が好きな鉄オタ。寮の部屋には模型を張り巡らせてます。 一方お相手の市川は同じ会社の超イケメン運転士さん。でも隠れゲイ。 そんな2人の恋物語は萌が詰ま…
夕映月子 三池ろむこ
ドラマチック過剰を嫌う私をして、それにしてもドラマがなさすぎるんじゃ?と感じるほどの地味な物語。 勿論、それが悪いわけじゃない。 静かな恋愛の中での誠実な言葉や行動は、じんわりとした暖かさをもたらしてくれる。 本作は二部構成的な作品で、まず主人公の大学生・和音(かずと)視点での恋のはじまりを描く表題作、続いて恋人となった年上の日下部視点からのその後を描く中編が収録されています。 「ての…
夕映月子 みずかねりょう
えすむら
夕映先生は本作で4冊目のビギナーな私にとって山岳BLは新鮮でした(割と発生しやすいシチュなのに個人的にあんまり読んだことがなかったので…)。世界観がいいです。夕映先生の京都BL読んだときも思ったのですが、舞台となっている土地の描写が丁寧で素晴らしいです。雄大な雪山や美しい自然の光景が目に浮かぶようでした。”山?疲れるから行かない”派の私ですが、うっかり、”山行きたいなーー”と思ってしまうほどによか…
夕映月子 まさお三月
京都の土地の雰囲気がしっかり描かれていて楽しかったです。 京オトコのいけず&京都弁ってエロい感じがする(そういう作品だからか…)という個人的なフェチを開花させています。方言フェチの方にお勧めです。 翻弄する側(年上美人受)、される側(年下ワンコ攻)それぞれの気持ちの変化が、両視点で描かれていて読みやすかったです。お隣同士っていうのも、京BLのスタンダートな設定なんでしょうか(といっても、他…
ねこのしん
こちらの作品、表題作だけではなく過去作のキャラクターも登場する話が収録されてるんですね。過去作を知らなかったので、いきなり違うキャラクターが出てきて戸惑いました。そういう過去作との紐付けされているのであれば、情報はしっかり出して欲しいです。過去作読んでからこの作品を手に取りたかった。キャラクターを知ってるかどうかで感情移入に差が出るタイプなので…。なので、表題作の感想のみ書かせて頂きます。 受け…
夕映月子 秋吉しま
fandesu
読んで夕映さんのイメージが大きく変わりました。 以前から綺麗な文章を書く作家さんだとは思っておりましたが…… ある意味『もったいぶった』今作の語り口で、私は一気に平安朝(『なんちゃって』ですが)の世界にドップリと落とされちゃいました。 お上手! お上手でございます、雰囲気のつくり方! オメガバースですが、お話の構造は『後ろ盾のない不遇な姫が、その清らかな美貌と楽や歌詠みの才気によって…
夕映月子 アヒル森下
ぽぽまま
レビューが良かったので、早速読みました。 面白かったです。日和がなかなか流されてくれないんだけど、でも自分の気持ちにはちゃんと向き合ってる。感情もしっかり描かれてて、読んでいて切ない。飽きることなく読めると思います。 でも最後、やっぱりこの展開かあ、と思ってしまった。こういう禁じ手みたいなのがよくある展開になるのはどうかと思う。もやもやしてしまいました。 もっとふたりきりでイチャイチャしたと…
感想。 「Mr. Right(理想の夫)」をもじって、「Mr.α」にしたそう。 変容するβ、というより遅咲きのΩ? 超人気α俳優・清住章吾: 日和の壱学年上の先輩。 日和の香と、日和の観葉系アレンジメントが好きで、交際を申し込む。 日和に出会うまで、公私の区切りが作れず素の自分になれなかった。 実はヘタレなα。日和が居ないとダメな分離不安症。 花問屋の息子・βの日和はしっか…
sayasaya25
せっかく魅力的な本編のロマンティックな恋愛のまま最後まで読みたかったです。 in love の前作は読んでないので、この2人にはあまり感情移入ができず… よくわからず読んでいたので小田切と佐羽のくだりも退屈で、本編の2人が脇役扱いで、梓と穂高に主役を持っていかれた?へんな気分になりました。 やはり最後の最後はもう一度本編の2人のエピローグで締めて欲しかったので、後味はイマイチでした。 …