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夕映月子 日塔てい
yumyumyum
ネタバレ
出会って20年、付き合って15年。付き合ったその後が読めるとは。 ストーリーに引き込まれて、一気に読み終わりました。 とても、とても面白かった。 当時家庭教師だった藤島に、グイグイせまり、5年間粘って藤島を落とした一心。 やっと一心の気持ちを受け入れて付き合うも、一心は自由気ままな放浪を繰り返し、藤島の不安を煽る。 藤島の一心に対するイライラや、やるせなさ、自分とは全く違うタイプ…
夕映月子 サマミヤアカザ
おぶもいもい
気心知れた友人だからといってそんな物言いはないのでは…?と思うほど、 俺様気質全開な多岐川のキャラがあまり好きじゃないかも…。と、最初は思っていたのだけど。 お話が進むと見えてくる不器用な一面がとにかく可愛くて、そのギャップに萌え。 どんどん印象が変わっていくのがたまらなく良かった…! 東元に対しての上から目線も視点を変えれば好きな人に甘えきっているようにしか見えないので 威勢良く吠…
パートナーとの付き合いが長くなると ぶち当たる人も多いであろう"倦怠期"。 いくら悩んでも答えは出なくて、 ぐるぐるしているうちにスッと気持ちが冷めたり 考えていることすらバカバカしく思えたり… そんな言い表しようのないモヤモヤが すごくリアルに描かれていたお話でした。 最初は堂々巡りを繰り返す藤島の思考を 同情半分呆れ半分な気持ちで 眺めていたところがあ…
夕映月子 香咲
格好良い大人たちの、格好良い部分だけではない恋愛。とても読み応えがありました。 これまでプライドを持ってタチをしてきたけれど、ふと自分の中に芽生えた迷いにぐるぐると悩み続けている槙を 出会ってすぐにあっさり組み敷いていくような 三隅の圧倒的な雄みが本当にすごかった…! ちょっと鼻につくぐらい自信家で、高圧的で。 でも槙にはそのくらい『強いタチ』でなければ 踏ん切りのつかない葛藤があ…
夕映月子 木下けい子
こずまる
好きなんです、この2人がすごく登山が趣味の佐和が憧れている登山愛好家の小田切に仕事先で出会ったことから声をかける。 心を閉ざしている小田切には冷たく対応されるんだけど……。 途中の佐和の自覚しきれていないけど小田切へ抱える気持ちも、気付いてしまった時の切なさ苦しさもたくさん伝わってきて泣ける 山に魅入られている2人のお話らしく色々な山の表情も感じられる物語。この物語を執筆後先生も奥穂…
夕映月子 みずかねりょう
再読。山岳遭難救助隊員の真里谷と民間航空会社の加賀の物語。現場では物凄く厳しい表情を見せるのに山を降りるとチャラいギャップのある男加賀さん。強烈な印象と抗えられない魅力に惹き付けられていく真里谷くん。 好きになりたくない!でも目で追ってしまう!自分の事は放っておいてほしいのに……と恋に悩んでしまう彼が可愛らしくて。危険な現場、山の男達の物語はドキドキさせられます。気の緩みが事故に繋がるかもし…
15年付き合っている藤島と一心、6歳下の一心はふらふらとしていて数日で帰るはずが1ヶ月も帰ってこない。そういえばキスもも……みたいな。藤島の年上ならではの悩み、アラフォーだしもう自分には魅力はないのかも……とぐるぐるしてしまうの切ない。 一心はワンコ!って感じの年下攻めでしたねぇ。彼の自由さ、おおらかさもいいんだけどだからこそ不安になるのわかる気がするなぁ特にふたりの始まりを考えると余計…
夕映月子 秋吉しま
165
雅すぎて意味を考えるのに時間を要しました。そういう言い方や表現もあるんだなあと率直に感心しました。 皇子なのに卑(Ω)に生まれついてしまい人生のほとんどを蔑まれいないものとされてきたウーさん。トドメに蛮族の住む島国へ行け、惨めに生きながらえるより自決せよみたいな…。 それはそれはウーさんの心に刻まれて、いきなり環境が変わっても適応しかねて。 東宮の英明さん、尊の人で。ようはαです…
magubo
平安朝BL、ここまで雅やかな世界が紡げるものかと驚きました。 古典的な言葉遣いや口調を織り込みつつ、私達の読みやすい現代文として成り立たせている夕映先生の力量たるや。さぞかしご苦労があったのだろうと思いきや、後書きによると古典オタクゆえ得意な世界観だとか…。アッパレです。この世界観の構築ぶり、素直に感動しました! 物語としては後書きで先生もおっしゃっていたようにオメガバースの王道の展開で安…
夕映月子 まさお三月
ふばば
夕映月子先生の作品ならばハズレなしと思って読み出しました。が。 うーーん… どうもこの攻めにも受けにも共感できず萌えも…無いです… あづま女である私に、京男のいけずを理解したり共感したりが難しいんだと思う。 攻めの爽やかなイケメンは「何でも苦労なく手に入る、それが当たり前という鼻持ちならない若者」に見えるし。 受けのしとやかな古書店主は「皮肉と嫌味ばかりの寂しい男」のよう。 父親ほど歳…