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kurinn
ネタバレ
本編では考えていることは分からないから、きちんと言葉で伝える大切さを学んだ2人でした。 こちらのリーフレットでは和が初めて、涼真のためにお昼ごはんにチャーハンを作っていました。 見た目もかなりヤバそうな出来栄えに、家事はほとんど家政婦任せだったと和は告白します。 そんな和に親のような気持ちで、感激する涼真がチャーハンをひと口食べてみます。 正直に次は自分が作るとハッキリ口にする…
相葉キョウコ
他レーベルの「ディレイル」を読んだばかりだったので、どうしてもあちらと比べてしまいました。 でもこちらの作品の方が他レーベル作品より、とても相葉先生らしい魅力があるのも確かなんです。 ユーモアがあるのにちゃんと色気があって、特に涼真を好きだと気が付いてからの和の表情ががとても可愛くてキュンとしました。 脱いだら凄いギャップも最高でした。 涼真に選んで貰った服を着た和はとても嬉し…
しろさと
人の感情が記号になって見える受けの涼真と、心理学を勉強している攻めの青山くんのお話でした。 人の心が見えるお話は何度か読んだことがありますが、人の感情が記号になって見えるといのは初めてだったので新鮮でした。 ハートやお花などの感情に合わせた記号が出てくるのが可愛らしさもあり面白かったです。 感情が見えるからこそ、心理学を学んでいるからこそ、それに頼りすぎてしまいすれ違ってしまうのが切…
丸木文華 相葉キョウコ
renachi
シリーズ六冊目。今までの五冊が嘘のように二人の恋愛がメインで、心情の揺れ動きも大きく、そしてなにより甘かった。 ずっと匂わせてきた映のトラウマ源である蒼井の登場。これがメインディッシュだが、小さな事件を辿っていく過程で蒼井への道筋ができるという、不気味で運命的な演出がとても良かった。 映の心理描写も今までとは打って変わって雪也への気持ちをはっきり語るようになっていて、雪也に負けない強さ…
フェロモン探偵シリーズ五冊目。今回は雪也の御家騒動という、今までとは一風変わった内容。バラエティに富んだ楽しいシリーズだと思わされた。 ヤクザの跡目争いに絡んだ話だが、そこまで痛々しい場面もなく深刻さもないので、気持ち的には今までのシリーズ同様軽い気持ちで気負わず読める。 キャラクターたちは変わらず可愛らしくてとても好き。映は急激に雪也への気持ちを強めている印象で、美少年探しも躊躇するほど…
タイトルから「え!?」となったシリーズ四冊目。彼らは一体いつ恋人に!?前巻でくっついてたってことなのか?まだ形式的にも恋人にはなっていないと思っていたため戸惑いながら読んだ。 “恋人の秘密”はたぶん映の秘密のことで、雪也が探るという意味だと思うが、そこは主題として書かれていなかったと思う。妹が初登場し、普通に浮気調査をしていた。 映のトラウマ源とみられる気になる男も登場したが、序盤にさらっ…
二作目に続き、今作も事件方面に力を入れた感じかな?二人の関係性はまたもあまり進展せず。次巻に波乱の予感を匂わせたところで終わってしまった。 前作から時間はそのまま続いていたため何の発展もない二人。探偵と助手兼セフレ状態で付き合ってないのに、雪也は堂々と嫉妬をあらわにし、映は他の人への気持ちを浮気と認識している節がある。 しかし雪也はいつのまに映に対しそこまでの強い執着心が生まれていたんだろ…
作中時間は前作から一年後とのことだが、一年も肉体関係込みで同棲しておいて、関係性に何の進展もなさそうだった。せめて三カ月くらいの距離感なのでは……。一応映が心を許せない理由は散々作中で語られるのだが、この一冊を通しても何も変わらなかったのは残念だった。 今回はアラサーが学生服に身を包み、コメディ色も強まって楽しかった。相変わらず美少年を物色する映の弾けた明るさが笑えて好き。いいところですかさ…
会話文多めなキャラ先行型の探偵コメディ。三人称多視点で、二人揃った場面でも視点が不意に変わるため、読みにくいのが難点。この書き方で心理描写まで入れ込まれると、視点が変わるたびに集中が解けて残念だった。 メイン二人は両方チート的な能力・権力・財力持ちで面白い。映は身長160、華奢で女装が似合う童顔と、好みのBLキャラとは真逆の設定。だがコメディの主人公として見ると中身・言動と併せて魅力的に思え…
みざき
同作者様の「ディレイル」が面白かったので、感情が見えてしまう受け!こんなの面白そうじゃないか!と購入。 …したのですが、ごめんなさい。私にはちょっと合わなかったかもしれない。 読み終えた今、中立としゅみじゃないの狭間に立っている自分がいます。 人の感情が見える人と、読める人。 特殊な能力や心理学を交えた題材はすごく面白かったんです。 でも、でもですね。 斜め上のぶっ飛んだ金銭感覚を…