テクノサマタさんのレビュー一覧

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

タイトルの意味

正直な感想は、もう一つ。もう一歩。あと一つの何かが・・・
と、想う部分が大半だったんですが、
なににしても、最後の最後、結局のところ「あめちゃん」は・・というのが
切なくて、しこりが残ってしまい増し亜t。
かといって、もういちど頭をぶつけてもとに戻るというご都合主義じゃなかったのだけが救いなのかなと思ってみたり。

少し前、大いに話題に上っていた作品。
一度は読んでみたいとずっと思っ…

3

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

可愛いと言うべきか?

就職活動中の茅原は、高校時代の一年上の先輩と同棲している。
話は彼が先輩と喧嘩をしたところから始まり、二人が出会った高校時代への回想へと進む。

制服の白いシャツ、自転車、ドキドキする思い、軽いスキンシップに動揺する様、
そんな初々しい情景が、茅原の視点で綴られる。
先輩が茅原をいじったり可愛がったりする様子も微笑ましい。

あ~、しかし。
私はこれは好きになれませんでした。
何…

5

憂える姫の恋のとまどい 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

かぐや姫ですか・・・

黒崎さんらしい作品でした。ただし、私のあまり好みじゃないタイプの。決して悪くはなかったんですが、ストレートに『よかった!』というのもなぁ、という感じでしょうか。

黒崎さん、基本的には好き作家さんなんですが、ときどき『う~ん・・・』というのがあるんです。大抵はキャラクターなんですが。

スピンオフ元の『悩める秘書の夜のお仕事』が、私は攻のキャラクターがまるっきりダメだったので(ストーリーや…

1

憂える姫の恋のとまどい 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

かぐや姫が月に帰った時にホントの恋が始まる

前作の「悩める秘書の夜のお仕事」のスピンオフ作で、書下ろし短編には前作の二人の
甘々な休日も読める2倍のお楽しみ作品です。

前作の受け様を誘っていたヴィクトルが攻め様で登場しているのですが、攻め様が
可愛そうな日本人の子供を助ける事からお話は始まります。
相手役が14歳の朔で、とても複雑な家庭環境で育っている男の子なのです。
祖父からは多情で淫乱な母親が誰の子供か分からない受け様を身…

5

悩める秘書の夜のお仕事 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

ダメ男、ここにあり・・・

仁志(攻)がダメダメすぎました。『悪い(酷い)男』っていうよりもただ『ダメ(アホ)な男』だとしか思えません。幼稚で自分勝手で、コイツのどこがいいんだか全く理解不能です。思いこみ激しすぎて引きましたよ。
『初恋のあの子』が聡巳だってわかった途端に手のひら返すところが、秘書として接する中で見て来た聡巳を、『初恋のあの子』で綺麗に上書きしちゃった感じで、ホントの聡巳を見てるのか!?見る気あるのか!?と…

2

水色ステディ 小説

松前侑里  テクノサマタ 

なんとも言えない感じが・・・

三角関係ですね。私は、三角そのものはあまり好みじゃないんですが。

キャラクターはそれほど好きじゃないです。嫌いってほどでもないんだけど。でも作品としては結構好きなんですよ、なぜか。

皆実(受)がフラフラ揺れすぎだよな~というのがまず来ますね。成行(攻・その1?)はホントにわけわからんキャラクターですし。でも誠一(攻・その2?)とどっちが?と言われれば、私は(ちょっと悩んで)成行なんです…

6

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

・・・ダメでした。

巷であまりにも好評なので、一応読んでみるか、と思い手に取りましたが・・・なんというか、ダメだこれはと思ってしまいました。すごいつまらないとか、下手だとかじゃなくて、とにかく私とは合わない作家さんなんだろうな、と言う感じでした

念のため、私は『ほのぼの』も『ちょっと不思議なキャラクター』も、それ自体は好きな方です。『記憶喪失もの』そのものにもまったく抵抗ないですし。

この作品はキャラクタ…

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悩める秘書の夜のお仕事 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

バカ上司と秘書

何回読んでも面白い。要は、初恋物語です。

大企業社長の3男坊で、専務の風間は、
仕事はサボるし、若い男を買ってくる困った上司。
そして、その上司の秘書の聡巳は、
厳しくそんな上司の首根っこを捕まえて仕事をさせる
ぴっしり秘書。

実はこの2人、幼いころに会ってるんです。
聡巳は、身寄りがないことから、
風間興産が運営する施設で育ちます。
そこで、2人はお互いに初恋をします。…

1

悩める秘書の夜のお仕事 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

焦れったいのが好きな私。

無自覚な長い片想いからのハッピーエンド、大好きなストーリーです。イラストが可愛いかったので衝動買いしたのですが、お話も楽しませて頂きました。普段インテリ眼鏡の辛口・敏腕秘書なのに、眼鏡と髪型で童顔・別人に…うーんツボです。何冊この手の作品読んでるかしら…。
ただ個人的にはもう少し焦らして欲しかった。受けが自分の気持ちを自覚してからの苦悩がヌルイような…、攻めが思い出の少年の正体を知るまでに もう一…

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夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

これぞ青春もの!!

学生特有の雰囲気がとても出ていて素敵な作品です。
読みながら、これが青春か!と叫んでください。
初めて同人誌に手を出したくらいお気に入りの1冊です。

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