テクノサマタさんのレビュー一覧

いちご牛乳純情奇譚 小説

さとむら緑  テクノサマタ 

優しすぎて血を吸えない吸血鬼

関連作の「月夜ぎんいろ・・」を先に読んで好きだったので、こちらも手に取ってみました。
純情でいい奴だなあと思うお医者さんと、すんごく可愛いくて弱く優しい吸血鬼さんが愛しくて愛しくて(ほぼ母視点ですが)、神に近い萌2でお願いします。吸血鬼ものの必須要素と思う、「せつない」、「孤独」に、「弱っちい」が加わった優しい可愛いお話、書き下ろし280Pほど+先生のあとがき です。月夜ぎんいろ に当作のアキちゃ…

1

純愛スイーツ 小説

間之あまの  テクノサマタ 

寒い季節に読むと心が温まります~ ただし激甘注意

表紙の攻めが超好きで購入したものの、一度読んだ時は今一つ作品にピントが合わせられずレビューできなかった作品。
2~3日前に凍えるようなきびしーい本を読んで耐えられなくなり、あまあまQUEEN 間之先生の当作を思い出し読み返し。テクノ先生の挿絵とあいまって、まー癒される癒される、糖分補給ばっちり。やはり読むタイミングってとっても重要だわと改めて思いました。ああ幸せ。ほっこり暖かな本編180Pほど+続…

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honey 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

甘く切なく

何故か積んでいた今作、可愛い表紙からあまあま溺愛系なのかと思ってたらどっこい、それだけでなく切なくて涙ぐみそうなところもあるお話でした。
先の方が詳しくレビューされてるので、思いつくままの感想で失礼します。

記憶喪失が無ければ知る事が無かった本当の史緒。
貴志が知ろうとしなかっただけでなく、史緒が隠していたから仕方ないのですが、それまでの貴志の鈍感さが少々腹立たしくも思えます。
慣れな…

1

白虎さまの守り神 小説

雨月夜道  テクノサマタ 

戦神の相棒

傷を負い四方を敵に囲まれ死の淵にいた雪直(受け)は気がつくと見知らぬ部屋で寝ていました。そこは干支の里と言われるところで、神獣たちの住む里でした。一族に捨て駒にされたこと以外何も覚えていない雪直は、治療してくれる兎の神獣・美々太から、手負いの雪直を助けてくれたのは、虎の神獣・銀(攻め)だと聞かされます。その銀もお勤めの最中に大怪我をしてしまっていて療養中だと聞かされます。
雪直は銀の従僕コマに世…

2

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

純愛

ちるちるの記事の「不朽の名作2017」小説部門15作の中から未読の作品を選びました。
朝丘戻。さんは初読みです。

はじめ、新規開拓みたいな気分で読み始めましたが、前半の「先生へ」で挫折しそう…
私、この能登先生ダメかも。自分は30代で高校生にちゅうちゅうしたいとか。…コワい。
あめちゃんの方も「ぴゅあ」すぎて。
その上後半の先生視点の「きみの中、飴がなく」では。
…キタ!記○喪失展…

6

白虎さまの守り神 小説

雨月夜道  テクノサマタ 

記憶喪失もふもふファンタジー

もふもふファンタジーBLです。

神獣が住まう神域で目覚めた雪直(受け)。怪我をして手厚い庇護を受けていたが、記憶を失っていてなぜこの状況なのか分からない。それでもお世話をしてくれるコマや屋敷の主人・銀(攻め)が優しく、和やかに過ごしていたが、失われた記憶が戻った自分が優しい人たちを害するのではと不安になり…。


記憶を失った少年受けと、受けを匿う神獣の攻めのお話です。
受けは記憶は…

3

honey 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

健気受けに心打たれる

雪代さんの健気受けは泣かせてきますね。
この本は読み返すたびに同じ場面でホロっときます。

幼いなりに精一杯虚勢を張り、秘めた恋心。
奇しくも記憶喪失をキッカケにベールが少しずつ剥がれて…。
キャンキャン吠えてる顔の下に隠した健気さにヤられます(;ω;)

薄皮一枚一枚剥ぐように見えてくる受けの本当の性格。
その展開が攻め視点で追われるので、攻めの感情がよくわかりグッときました。

4

戀のいろは 小説

御堂なな子  テクノサマタ 

健気〜〜〜〜〜〜!!

とにかく受けが健気で愛おしいです。。
あまりの過酷な環境に思わずホロリときてしまいます。
あんなに粗末に扱われたのに身を挺して前のご主人達を庇おうとする純真さには、攻めが絆されてしまうのも納得です。。
鬼と呼ばれる攻めがなぜ最初から受けに情けをかけたのかも、理由が分かるとまた切ない。。
攻めには二度と同じ悲しみを繰り返さないように受けを大事にしてほしいです。。
それにしてもイラストを見る…

1

白虎さまの守り神 小説

雨月夜道  テクノサマタ 

純愛

硬派な戦神と記憶喪失の少年の純愛です。
攻めの男前っぷりや、もふもふとかはとても良かったのですが、疑問に思う点もいくつか。

まず、雪直が強い剣士に見えない・・・。
記憶喪失であったことを差し引いても、テクノサマタさんの愛らしいイラストもあって、“イヤイヤイヤこの子絶対剣とか振れないやん”と思ったのです。精神的にもまだ幼いというか。
あと、後半で裏切ったあの人の目的がちょっと拍子抜けな気…

4

白虎さまの守り神 小説

雨月夜道  テクノサマタ 

戦神の神獣と戦の申し子

テクノサマタ先生の表紙に惚れて購入。雨月先生は手に取るのが三作目です。
てっきり、あまあまほわほわお話かと思いきや、
私には違って感じられました・・・
融通の利かない頑固者な私が悪いのですが、最後までなじめず、
すいません中立でお願いします。

舞台は、干支神獣が用事ない時にのんびり過ごす「干支の里」という集落。
傷だらけで記憶を失った状態で保護された雪直は、
その里で大切にされ傷…

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